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経験を光に

フィッシュ、というのが彼女の「英語名」でした。こちらの小学校には、毎年中国から、10名弱の子供たちが春先の2か月ほど、留学に来ています。
我が家も3年間、その子たちのホストファミリーとして生徒を預かりました。フィッシュは2年目の春、生徒たちの付き添いとしてやってきた先生です。
彼女はとても好奇心旺盛で、いろいろな経験をしたいと言っていたので、家族で出かける際などに声を掛け、一緒に多くの時間を過ごしました。

上の写真は、フィッシュ含めみんなで近くの海辺に行った時、娘が撮ってくれたワンショット。
カナダで出会った日本人と中国人女子が、お互い女性として、社会人として、妻として、母として、人間として、いろんなことを語り合った記念の一枚です。

今回この記事を書くにあたって、ふさわしい画像を探していた時、この写真が目に留まりました。

ほんのわずかな時間だったけれど、彼女との関りは、貴重な思い出です。わたしにとって、この写真は、人生における「ご縁のインパクト」を象徴するもの。
フィッシュ本人は、今頃どう思っているのかも分からないですが。


あなたの人生にも、たくさんの出会いがあったと思います。
そこから、どんな経験をされたでしょうか。

長い時間を共にした人、一期一会のふれあいだった人。
たくさんの思い出が、あると思います。
それらを、あなたはどんな思いで振り返るでしょうか。

わたしたちの経験のほぼ全ては、誰かとの関り、ご縁に起因しています。

あなたはなぜ、そうしたご縁をいただいてきたのでしょうか。

今時間を共有する人、これからも共有するであろう人。
その人たちと、これからどんな風になりたいでしょうか。


「経験を光に」

わたしができること、すべきことは何だろう?と考えていた時、この言葉が浮かびました。
どこかで聞いたことがあるような、ありふれたフレーズです。
しかし、それを「実現・体現していくこと」は、簡単ではありません。

わたしが出会った人たち、そして出会った「手法」「ツール」は、これまでの経験をこれからの人生にいかに活かしていくか、という一点に向けて、わたしに与えられてきたように思います。
そんなわたしなりの世界観を踏まえて、あなたがこれまでの経験を光に変え、これからの人生をさらに充実したものにしていくお手伝いができれば、という思いで、今回のプロジェクトを始めました。

具体的には、人生、ご縁についての基本的な情報をお伝えしながら、世界中でご活躍されている方々のお話もインタビュー形式でお聞きし、織り交ぜて行きたいと考えています。

結局のところ、人生に成功している方というのは100%、これまでの経験を学びに変え、ご自分の人生に納得しながら、生きておられます。
いえ、成功しているように見える方もまた、日々迷ったり悩んだり、落ち込んだりすることもあるのが実情です。

それこそが「人間は、学び成長するために生まれてきている」ということの証ではないか。
そのように、わたしは捉えています。

あなたの人生と、大切な誰かの人生が、ますます輝いていきますように。
 

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