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国語を馬鹿にしている皆さんへ

こんにちは。ゆこです。


この記事に関連して、今回は国語の重要性を説いていきたいなと思います。


国語という科目、東大の二次なら理系ですと80/440点、文系でも120/440点です。だいたい5割から6割が目安になってくる科目です。
東大の2次試験に限ると、悪い人でも30点強、いい人でも50点弱とせいぜい15点差です。それに、勉強しても、特に現代文は点数が上がらないし、変わりません。むしろ、下がることもありました。

そんな経験からか、国語は捨てて他の科目を集中的にやるという方が多いと思います。実際、私も一昨年東大受験生を教えていた時には、他の科目を優先して全体の底上げを図っていました。

ただ、大学に入って、他の大学の人や家庭教師の生徒とお話してたりして、高校生までの最も重要な科目、勉強は国語なのではないのかなと感じました。
国語は確かに受験勉強においてのコスパは最悪ですが、一番有意義な科目なのかなと感じます。不要な科目なのに、数学、英語と並ぶ主要3科目なわけがないはずです。

東大の試験を見たことある人は分かると思いますが、分量が多いです。どの科目も長い日本語を読まなければなりません。この文章を読み切ってかつ、的確な情報を探して得ることが求められます。これって、実質国語じゃないですか?


国語を舐めて、一切やらなくても確かに受かるかもしれません。国語がないと、落ちるわけなんてないです。
でも、大学に入っても大量のレジュメや、参考文献など読む文章量は多いわけです。理系だったら、論文も読まないといけない。
大学受験の先にも、国語は関わってきます。
私には分かりませんが、社会に出ても文章を読む機会は非常に多いでしょう。加えて、資料を作る機会も多いでしょう。そういった時にも国語が必要なわけです。


国語という科目はやっても、点数が上がるわけじゃないし、個人的には勉強法なんてないと思ってすらいます。
むしろ、いかに勉強しなくて済むかです。

本を読んだり、いろいろ考えることが必要なのかなと思います。本を読んで、何を思うか?だから、小学校から読書感想文があるんでしょう。
こういった作業は高校生になってからやるもんではなくて、小学校から、下手したら幼稚園からの積み重ねです。
私は、国語を小学校の方には頑張っていただきたいなと思います
そして、親だったらぜひ本を好きなだけ買ってあげてほしいなと思います。
日本の英語教育なんて、どうでもよくないですか?教室に長時間いたら話せるようになるわけないじゃないですか?
英語教育よりも、日本語、国語の方に力を入れたほうがいいんじゃないでしょうか。


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