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ゼロから始める実家の米づくり番外編:手作業で籾を玄米にしてみよう🌾

兼業農家として機械を使った乾燥、籾摺りもみすり、精米を行っていると、どうしても機械の途中に詰まったりした籾が出てきてしまいます。

機械の掃除を行なっていると出てくるこうしたもみをどうしたものかいつも悩んでいたのですが、今回は、この籾を手作業で玄米にしていきたいと思います🌱

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収穫した籾が、玄米、白米となり、私たちの口に入るまで

稲穂の実った田んぼに刈り取り用の機械・コンバインで入り、稲刈りを行なっていくと、このような籾となります。

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この籾を、まずは乾燥させて水分量を減らし、保存がきくようにします。

その後、籾摺りといって籾殻もみがらを取っていくと、玄米となります。

さらに、精米をすることで私たちが普段口にしている白米となります。

今回は、籾を手作業で籾摺りし、玄米にしていく過程を紹介します🌾

手作業の籾摺り(玄米づくり)の準備物

今回、手作業での籾摺りに準備するのは、以下のものです。

・籾(玄米にしたい分だけ)
・計量カップ
・ザル(小)
・ザル(大)
・軟式野球ボール
・新聞紙

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手作業の籾摺りの手順

まず初めに、ザルに籾を入れ、軟式野球ボールを持ってっていきます。

ここで軟式野球ボールを使っているのは、籾を摺るために程よい力をかけやすくなるためです。よく、すり鉢についてくる「すりこぎ」を使うと、力が強すぎて玄米が割れてしまう場合もあります。

ボールを使っている時も、摺る時の程よい力加減は、やりながら随時調整していきましょう。

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しばらく摺っていると、ザルの中身がこのように籾と籾殻、そして玄米が混じり合ったような状態になってきました。

ここで、ザル(小)の中身をザル(大)に入れ、玄米と籾の選別を行なっていきます。ザルを軽く揺すってみると、細かくなった籾はザルから落ちて選別もしやすくなります。

今回私がやったときは、一粒一粒手で選り分けていきました。

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籾をザルに入れる→ボールで摺る→選り分ける

この時、ボールで摺っている途中に籾がポロポロとザルから飛び出してしまったりしたのですが、次回以降はもう少し大きめのザル(小)を準備できたら良いかもしれません。

さて、上記のプロセスを何回も繰り返し、出来上がった様子がこれです!

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きれいに、籾殻と玄米に選り分けることができました。一部、力が強すぎて米が割れてしまったものもありましたが、これはご愛敬。

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摺り上がったばかりの玄米は、このように白く光沢を放つものなのですね。

以上、手作業で籾摺りを行い、玄米をつくる手順でした。

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私たちが普段、口にしているお米がどのようなプロセスを経てやってくるのか、体験できるとても良い機会になるかと思います。

籾摺りの途中の、一粒一粒を選り分けているときに、お米一粒のありがたみも真に感じることができました🌱

ぜひ、機会がありましたら皆さんもトライしてみてください🌾


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