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ゼロから始める伊賀の米づくり44:代掻きを行うトラクターの運転席から観えるもの
いよいよ田植えシーズンが始まり、前回は田んぼに水を引き始めるところまでのプロセスを追いました。
今回は、田んぼに水が入った後、水と土を耕しながら馴染ませる代掻きについてのまとめです。
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水の入った田んぼにトラクターで入り、代掻きを行うことで凹凸の目立つ土は水平に均され、後の田植えを行いやすくなります。
また、土と水が耕され、砕かれて馴染むことにより田植えをした苗の根つきもよくする効果があります。
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気持ちの良い天気に恵まれ、早速トラクターで田んぼへと乗り出したいと思います。
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トラクターに乗って田んぼを進むことで、実際の田んぼの土の様子がよく観えてきます。
トラクターの爪が土を掻く音の違いで土の硬さや深さが、甲高いカァン!という音が聞こえたら土の中の石が掘り出されたことがありありと観えてきて、後々の田植え作業やその後の圃場の手入れのイメージもつきやすくなります。
父から継いで4年目。1年目の時は、とにかく運転に集中するだけで精一杯だったのですが、4回目の作業となると、ひとつの作業から得られる情報量もだいぶ増えてきました。
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さて、まずは神社前の田んぼの代掻きが終わりました。地面の凹凸もだいぶなくなり、より水平に近づけられた気がします。
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続いての田んぼも代掻き作業は終了です。やや水が少ないため少し栓を開けて水量を増やす必要がありますね。
田植えの際の田んぼの水量は、底を見渡せる程度かつ土が浸る浅さをキープするのが理想です。
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代掻きを終えた後は、一旦土と水を落ち着ける必要があり、1日ほどインターバルを空けます。
さぁ、いよいよ4年目の田植えが始まります!
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