柘榴ユカ

2008年増田セバスチャン主催の舞台でステージデビュー。同年から6%DOKIDOKIシ…

柘榴ユカ

2008年増田セバスチャン主催の舞台でステージデビュー。同年から6%DOKIDOKIショップガールとして活動し、2015年以降フリーランスのパフォーマーに。エロティックアート・カルチャーが持つファンタジー性に魅了され、自身と向き合いながら表現を研究。独学で舞台作品を制作している。

最近の記事

数年振り、久々の告知です。

こちらのイベントに出演させていただきます! ご興味ある方ぜひ以下アカウントDMまでお問い合わせください。 ☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩ 桜の咲く鎌倉で 影の園遊会へようこそ! 正に令和の額縁ショウの如く 今の東京を代表する ショウガールたちが 鎌倉のヴンダーカンマー(驚異の部屋)酔鯨館に集います。 塵のような世で 美に溢れた御伽の時間を。 皆様それぞれのお洒落でお越し下さいませ。 3/30(土) Salon de 酔鯨館 "美

    • 本当に雑な雑記 (+美しさとか

      みなさん元気ですか? 私はなんと来月久しぶりにショーの予定が入りました。8月末の日程なのですが、きちんと告知できるようになってから改めてお知らせしますので、ぜひ見に来てくださると嬉しいです。 活動を少しお休みしていた間、snsもほとんど手をつけていなかったのですがそろそろ何か再開してみようかなと思い久しぶりにキーボードをバチバチたたいています。 キーボードといえば私はここ4年くらいずっとmacのノートパソコンを使っていたので薄くてタイピングもスムーズなこのmacキーボー

      • 最近気づいた重要なこと (ー「カワイイ」「スゴい」「ヤバイ」の3語であらゆる感情を表現する現代人へ文化施設やアート作品がもたらしてくれるものー)

        何かに気付く。ということは 人が生きていく上でとても重要な出来事のように思います。 私はここ数ヶ月、人とのコミュニケーションや自分から何か発する事についてもストレスを感じやすい状態になっておりSNSをお休みしていましたが、今回あることをきっかけに好きな物や素敵な事をシェアする素晴らしさを思い出したのでひっそりとここに書いておきます。 私は"古い物"が大好きです。記憶を遡ると、小学生の頃から市内の図書館を何軒も回ってたくさんの本を借りていた気がするし、(図書館というのは街

        • 少しつぶやき

          みなさん、こんにちは! 色々と困難の多かった2020年もあと数日で終わりますね。 私は今まで続けていたエンターテイメントの仕事を続けられなくなりましたが、そのおかげで(?)自分の作るものや表現したいこと、何をして己の生を全うするかなどについて深く考えるきっかけにもなったように思います。 年が明けたとて、何かが解決したり良い方向に向く保証なんてどこにもありませんが、この地球に生きている人間一人一人が都度よく考え、倫理に基づいた選択をしていくことが大事なのかなと思います。 私

        数年振り、久々の告知です。

        • 本当に雑な雑記 (+美しさとか

        • 最近気づいた重要なこと (ー「カワイイ」「スゴい」「ヤバイ」の3語であらゆる感情を表現する現代人へ文化施設やアート作品がもたらしてくれるものー)

        • 少しつぶやき

          Decay#2 公演写真、フル動画公開

          2020年12月3日にDecay#2という主催公演を行いました。当日会場に来られなかった方々からもご要望をいただき、公演写真全30枚+演目のフル動画(ノーカット版19分42秒)をこちらの記事にまとめて掲載しました。少しでも当日の演目の様子や雰囲気を感じていただければ幸いです。

          有料
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          Decay#2 公演写真、フル動画公開

          舞台作品「Decay」を通して伝えたいこと

          2020年12月3日に再演が決定した「Decay」。この演目に込めた想い、制作に至った経緯を記録的に綴ります。柘榴ユカって誰?という方はぜひ過去のエントリーも一緒にご覧ください。 突然、存在理由が無くなった自分私、柘榴ユカ(ざくろゆか、と読みます)は、2020年3月に緊急事態宣言が発令された影響で今までやっていたショーが全て中止となり、パフォーマーとしての仕事が全てなくなり、お金を稼ぐことが出来なくなりました。 宣言が解除された後も、様々な要因から娯楽業界は再開することが

          舞台作品「Decay」を通して伝えたいこと

          柘榴ユカ公演「Decay #2」開催情報

          2020年12月3日に主催公演「Decay」の再演が決定致しました。 前回から更にブラッシュアップしたDecay本編のほか、皆様に楽しんでいただける内容を準備中ですので、多くの方に見ていただけたら嬉しいです。 <開催概要> タイトル:柘榴ユカ公演「Decay」 日程:2020年12月3日(木) 20:00-22:00 出演:柘榴ユカ ゲスト:Coco、Rina 料金:¥2,000 場所:KAWAII MONSTER CAFE https://goo.gl/maps/dZ

          柘榴ユカ公演「Decay #2」開催情報

          演目を見てもらって起きた事

          "Decay"という演目は、美しいものが簡単に消費されていく世の中の流れとか、女性の表現に対する社会の反応とか、自分が今までやってきた事から感じた色々な感情を他者に伝えたら面白いかなと思って作ったので、今までよりも詩的な部分が多い作品になりました。(あまり自分が作るものを作品と呼びたくないんだけど今回は他の単語を探すのが面倒なのでこの問題はスルーします。)実際、詩も書きました。 今までの演目との違いを具体的に書くと、まず、そんなに笑わないし(多分、苦痛の表情とか怒りの表現の

          演目を見てもらって起きた事

          それから、、女性の表現について感じた事

          そうしてバーレスク 風のジャンル分けしづらい(とよく言われる)オリジナルのパフォーマンスを都内のナイトクラブやバーなど色々な場所で少しずつ行っていくうちに、今までいた世界とは違う価値観で回っている現場に触れることになりました。 以前、私がよく聞くお気に入りのラジオでパーソナリティの人がこの事をわかりやすく発言してたのですが、「女性の職業には大きく分けて2つの種類があって、キャリアを重ねるとそこに価値と需要が生まれて収入が増えるパターン、もう一つはキャリアを重ねると価値と需要

          それから、、女性の表現について感じた事

          何故パフォーマンスをしているのですか?

          私は10代後半の頃から原宿にあるお店で店員、ショップアイコンとして約10年くらい働いたのち、今はパフォーマンスをしています。なぜ今パフォーマンスをしているのか、何を目指してやってるのかなどを聞かれることが多いので一度ここに書いてみようと思います。 まず、私が働いていたこのお店は原宿独自のファッションや文化を表現し続ける唯一無二の存在で、このショップを目指して日本全国、世界各国からやってくるたくさんのお客様がいます。私はそこに来てくださる方々と出会い交流したり、世界各地の都市

          何故パフォーマンスをしているのですか?

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          「Decay」ダイジェストムービーを公開しました。

          2020年9月18日に開催した「Decay」というタイトルのパフォーマンス映像のダイジェスト版を公開しました。自分で編集して、最後の部分が一番のこだわりポイントなのでぜひ最後まで見てください〜。

          「Decay」ダイジェストムービーを公開しました。

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          『Decay』というタイトルの新作公演を行いました。

          こちらのnoteで告知をすることが出来ていませんでしたが、2020年9月18日に『Decay』というタイトルの新作公演を行いました。公開第一回目のこの日は15分程度のパフォーマンス作品でした。コロナウイルスの影響でなかなか大々的なイベントを開催することが難しくなっている状況にもかかわらずたくさんのお客様にご来場いただき、感謝すると同時に、その場にいる人たちは皆自分の公演のために来てくれていたはずなのですが、どうしてもそんな事が信じられずに不思議な感覚でした。私は今まで生きてこ

          『Decay』というタイトルの新作公演を行いました。

          エロスの雫 EROTIC PHOTOGRAPH/DRAWING COLLECTIONS BY THE deep

          大類信さんの展覧会へ!終了前に!行けた! 古書店でFetish・Bondage・Erotic系の日本語で書かれた本を買うとだいたいいつも最後に大類さんの名前が書いてあって、「80年代-90年代初頭(それらの本の発行年)にここまで深い情報が日本に入ってきて紹介されてたなんて!この方はなんなんだ!」と1人で勝手に思ってたんだけど、その後調べたり人に聞いたりして やはり海外のフェティッシュ、ボンデージ、エロティックアートの類を日本に紹介した偉大な方なのだな。という認識です。 そ

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          Cicciolina 愛の女神

          Cicciolinaはハンガリーで生まれた後、主にイタリアで活躍したポルノ女優・モデル・歌手・政治家・元スパイ。ハンガリー名 Staller Anna Ilona. 私がチチョリーナを初めて知ったのはジェフ・クーンズという現代美術家のMade in Heavenてゆう作品をアメリカのどっかの美術館(かアートフェアかなにか)で見たときで、その作品はジェフ・クーンズ本人が天使みたいな女の人と露骨に性交してる場面を描いた連作で(その時は確か2、3個ぐらいしか見れなかったので後日改

          Cicciolina 愛の女神

          ピエール・モリニエについて

          ピエール・モリニエは私が最も尊い存在だと思っている芸術家の一人だけど、その作品のヴィジュアルがあまりにも、、エグいっていうか(どの作品かにもよると思うけど)見る人によっては多分かなりの拒絶感とか感じそうなものが多いので、彼の魅力についてあまり人と話したことがない。のでここに書いておこうと思います。 ピエール・モリニエは1900ー1976に生きていたフランスの画家・写真家で愛猫家。(←最後の愛猫家っていうのは、多分。私が持ってる画集に晩年のピエール・モリニエが猫とじゃれあって

          ピエール・モリニエについて

          映画 上海異人娼館について

          私は中高生の頃お家のケーブルテレビのシネフィル・イマジカとか、日本映画専門チャンネルとかでずっと映画ばっかり見てたので大人になってから自分のことを話すときに「映画とか見るの好きなんです。」って言ってしまうことが多くて、そうすると高い確率で「一番好きな映画は?」と聞かれるのですが、その時一番初めにタイトルが頭の中に出てくるのに結局口からは出なくて相手に伝えることなく胸の中に深く沈み込んで行ってしまう映画、それが上海異人娼館です。 この映画は寺山修司が監督して1981年に公開さ

          映画 上海異人娼館について