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それから、、女性の表現について感じた事

そうしてバーレスク 風のジャンル分けしづらい(とよく言われる)オリジナルのパフォーマンスを都内のナイトクラブやバーなど色々な場所で少しずつ行っていくうちに、今までいた世界とは違う価値観で回っている現場に触れることになりました。

以前、私がよく聞くお気に入りのラジオでパーソナリティの人がこの事をわかりやすく発言してたのですが、「女性の職業には大きく分けて2つの種類があって、キャリアを重ねるとそこに価値と需要が生まれて収入が増えるパターン、もう一つはキャリアを重ねると価値と需要が下がるパターン   」

現在の私の周りで女性が表に出る系の表現全般は、私が知る限り後者に近い部分があって、その価値観を受け入れている女の子が多いなという印象があります。(もちろんキャリアを重ねて大活躍し続けているアーティストさんも存在しますが。)

私が演目を作り、人前でパフォーマンスをする理由だった"日常に非日常を取り入れて毎日をちょっと少し生きやすくする"というテーマから少し派生して、そんな、非日常的な素敵なもの、美しいとされているものが刹那的に消費される、逆に自分も綺麗な物を消費していくことの残酷さとか、その後はどうなっていくのかとか、そういった考え事を元にして"Decay"という演目を作りました。

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若くて美しいのはいい事だ。という本能は人類が生存していくために必要不可欠なものでしたが、そろそろ我々は少しずつ考え方が変わっていって表現のパターンがたくさん存在できる世の中になるといいなと思います。

続く



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