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台北の旅: 2日目

おはようございます。
台湾2日目、今日も日中の喧騒とは異なり、清々しい朝を迎えています。

さて実質的には台湾初日だった昨日。
日差しが優しいと思えたのは勘違いで、やはりここは南国、沖縄のほぼ左隣に位置している。日差しは当然力強く、サングラスが帽子がないとツラい。

台湾での朝食

せっかくなので朝食をと思って外に出たものの、滞在しているエリアがそこまで住宅地住宅地してないせいか朝に行列が出来てるお店が歩いても見当たらない。時間帯が違うのか。

そしてかろうじて空いているスープっぽいワンタン的なものが売っているお店を見かけて、致命的な事に気がついた。
お腹が減ってないのだ。
さらに追い討ちをかけるのは、そもそも朝から塩っけのあるものをガッツリ食べる習慣がない事が余計に「うーん」と思わせる。
何か甘いものを…、と思って見つけたのはパン屋さん。不覚にも自分で「欧米か」と思わず突っ込んでしまうが、ここでも圧倒的にお惣菜系パンが多い。台湾らしいパンなどは当然見つけられず、せめても抗いとして台湾らしい?ココナッツ入りのパウンドケーキみたいなものにcold-brew teaなる物をいただく。ココナッツのお陰か日本で食べたことはない味、水出し紅茶はアジア圏独特の甘いものではなく、どちらもちゃんと台湾ぽい?味でした。
明日は朝からやってるカフェを見つけて、もう少しこちらのお茶文化をより感じられるところにしよう。そして何よりも晩御飯を食べすぎない様にしなきゃね。

今日のターゲットエリア:九份

今日の目的地は、台北を離れて九份へ。こちらは千と千尋の神隠しの風呂屋の舞台になったと言われているけど、宮崎駿監督は来たこともなく、湯屋のモデルについて、松山にある「道後温泉本館」と「江戸東京たてもの園」にある「子宝湯」を参考にしたとしている。
ただ(好きだけど)別にジブリの聖地巡りがしたい訳でもないので、独特の雰囲気を楽しめればそれでよし。

そのエリアに直行するバスが出発する板橋へ、東西に走るブルーラインに乗って向かう。漢字だから日本人には何となくエリアとかわかるんだけど、たまにドンピシャで日本と同じ駅名や地名がある。その一つが板橋だ。因みにその次が府中。東京の人には聞いた事がある街があべこべに並んでいるのは共通点があって嬉しい気持ちと面白い気持ちに。特に僕の場合は子供の頃板橋にいたからなおさらね。

板橋駅を出て、高速バス「965 板橋〜金瓜石」線に乗る。幸いほぼ待たずにバスが来てくれて金曜日のせいか人数もまばら。たった90元(約¥400)で1時間ちょっとかけて行ってくれるのだから有難い限り。機内は極めて快適だが、冷房が苦手な僕は少し寒い。(というかやはりどこも室内は寒すぎる)

965戦の良いところは九份の先にある金瓜石、昔日本軍が金の採掘をさせていた場所まで一本で行けること。なので、一旦九份をやり過ごして黄金博物館までいき、そこからさらに降りていくバスに乗り換えて黄金瀑布(Waterfall)という雄大な自然と涼しげな景観を見に行く。台湾の人が親切というのはその通りで大概困ったら片言だったとして英語でなんとか教えてくれる。
そしてその滝はというと、、、日本同様で台湾でもあまり雨が降っていないらしく滝というにはすこし寂しい状態に。この地独特の土の色がより強調された明るめの赤茶色をした土の上を水が流れてこれが海まで続いていく。この土の色が海水を濁らせ、タイミングによっては美しい色合いになるのだとか。

黄金瀑布から黄金博物館に戻ろうとしたところで、逆に戻るバスが全然来ない。日陰で待つこと小一時間、ようやく来たバスが来る頃には他にバス待ちをしている人たちとも散々「暑いね」と目で挨拶したりコミュニケーションを取っていて、バスの到着には10人くらいで歓喜の声を上げて盛り上がった。ただそこで疲れ果ててしまって、黄金博物館はスキップして直接九份に向かう。

ようやくメインイベントの九份に入ると、京都の清水寺の門前坂やモンサンミッシェルの登坂を思い出すような飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ道を少しずつ登っていく。

今日もそろそろ出かけるので、一旦この辺で。
昨日はこの後こんな感じだったので、今後のアップデートのために備忘録としてメモ。

現地のグルメを食べ歩き

茶房で完全にのんびり

九份のさらに奥の方へ。

九份の夕焼け

夜の九份

基隆廟口夜市

さてさて今日はどんな台北に出会えるだろうか。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。

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