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コーヒー8:コーヒーの淹れ方

おはようございます。
今日も快晴、気温に変化はないものの陽射しが少しずつ柔らかくなってきているように感じる。

豆の種類・産地、焙煎の仕方、弾き方を見てきたが、コーヒーの味わいに影響を与えるさらなる要素、それが淹れ方。
淹れ方次第で味わいが変わるし、忙しい平日とゆっくりできる週末とで淹れ方を変えるだけで同じ豆でも違う風味を楽しめる(お家で電動ミルがあれば余計に)。
その入れ方を具体的に見ていこう。

飲み方は大きく分けて2つ、コーヒーを煮出す方法と蒸気や手で押すなど圧力で抽出する方法。分け方は個人的な感覚だけどそれぞれ2つと4つあるので今日は煮出す2つの入れ方を、明日は抽出する入れ方を見ていこう。

煮出す入れ方

  • ペーパードリップ

  • ネルドリップ

圧力で抽出する方法

  • サイフォン

  • エスプレッソ

  • フレンチプレス

  • エアロプレス

淹れ方の種類

ペーパードリップ

ドリッパーにペーパーフィルターを敷き、コーヒーの粉に上からお湯をかけるドリップ方法。家庭でもできる最もポピュラーな方法で、器具も手頃な価格でそろえられる。
お湯で煮出す淹れ方は総じて時間をじっくりかけて入れるため、(細かすぎると苦味や雑味まで拾ってしまうので)中細挽きからやや荒めくらいが適している。

はじめに必ず粉の表面にそっと少量のお湯を注ぎ、蒸らすことが重要。20秒ほど置くことで粉の中にあるガスを追い出し、風味を引き出しやすくしている。

また、少量のお湯で煮出して氷をたっぷり入れたグラスへ一気に注げば、アイスコーヒーもすぐに出来る。

ネルドリップ

ペーパーフィルターの代わりに起毛しているコットンを洗いながら繰り返し使用するドリップ方法。ネルはフランネルの略で、綿や毛で織った柔らかく厚めの布を意味する。ネルシャツと同じ意味合いで、コーヒーではコットンが使用される。
昨今のSDGの流れにも沿った淹れ方だが、使い捨てのペーパーフィルターが出てくる前は当たり前だった、むしろクラシカルな淹れ方といえる。
フィルターのお手入れは少し手間だが、目が粗いため、油分が抽出されやすく味わいがまったりで舌触りも滑らか。紙と異なり雑味も少なくコクのある味わいが楽しめる。

卸したてのネルフィルターを使う場合は、糊やほこり、布独特のニオイを取るため、コーヒー液で20分くらい煮て、あらかじめコーヒーをなじませた後、しっかりとゆすいで絞っておこう。
使い終わったネルフィルターは、鍋などを使って熱湯で煮沸。毎日使う場合は水洗いしてから蓋つき容器など入れた新鮮な水に浸して冷蔵庫で保管(もちろん浸す水は毎日取り替えてね)。

*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

ペーパードリップや使う素材を変えるだけのネルドリップは、既にコーヒー豆がバッグに入っており、お湯を注ぐだけで完成する「ドリップバッグ」もあるのでイメージしやすいだろう。蒸らしの時間で香りも満喫できて、飲みやすい温かさでコーヒーの風味を楽しめる。シンプルに手間をかけずにお茶の時間を楽しむにはぴったり。週末はのんびりコーヒー(と相棒のスイーツ)を楽しもう。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。


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