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【月報】2023年8月まとめ~フリーランスになって1年~

久しぶりに振り返りnoteを書く。
ここ1~2ヵ月、ありがたいことにお仕事をたくさんいただけるようになった。忙しくなってくると、こうやって立ち止まって振り返りをしたり、目標を立てたりすることを置き去りにしがち。

月初めに一息つける時間ができたので、この一ヶ月の振り返りをしたい。

フリーランスになって、まずは会社員時代の月収を目標にいろいろ動いていたが、その目標も先月、達成することができた。しかも、目標額に到達するどころか、2~3万くらい超えていた。自分でもびっくり。

気づけばたくさん仕事をこなしていて、その分、経験値も高まったと思う。

会社を退職してから、ちょうど丸1年が経過した。8月を振り返りながら、この1年やってきたことも振り返ってみようと思う。


8月の成果

・中国の翻訳会社から15件の案件受注
・ドイツの翻訳会社から6件の案件受注
・米国の翻訳会社(といっても世界中に支店があるので案件はいつもさまざまな国から受注している)から3件の案件受注
・日本の翻訳会社から5件の案件受注

処理数は、wordカウントできるものだけで、9,800 word以上の翻訳と校正。スクリーンショット数でカウントしている校正案件で、1,300枚以上のスクリーンショットをチェック&校正をした。

来月は、10,000 wordの処理数を目指したい。

・トライアルを2社受験 → 1社合格
(この1社で3分野のトライアルを受けたが、3分野とも合格をもらえた!)

合格をいただいた翻訳会社と、オリエンテーションを兼ねたオンラインコールに参加。今までやりたかった観光分野の案件も今後受注できそうで、とてもわくわくしている。しかも、思っていたよりもトライアルを高く評価してくださったようで、とても嬉しかった。

翻訳の仕事はあまり褒められることがないから、こうやって直接言葉で伝えてもらえると、とても嬉しい気持ちになるし、期待に応えたいと思う。

来月からはこの翻訳会社からも多くの案件を受注できるように、信頼してもらえるように、誠意を持って対応していきたい。

フリーランスを1年やってきて

よかったこと・成果

この成果にいたるまでに取り組んだことは、また別の記事にまとめたいと思う。

毎日決まった量のお仕事があるわけではなく、仕事量には1ヶ月を通して波があるけど、やればやるほど収入に直結する、スキルにつながる実感がある。

会社員時代は、週末出勤、祝日出勤はネガティブな気持ちになることが多かったけど、今は週末にこなす必要がある案件も積極的に受けている。

これはやっぱり、自分で主体的に仕事を取っているから。仕事に対するマインドが変わったと思う。

週末に頑張って、週明けに羽根を伸ばして休息する、というスケジュールが組めるのも、フリーランスならでは。うまく稼働のバランスが取れている。

お仕事をいただける = 仕事が評価されている、ということだから、お仕事をもらえることが嬉しいし、もっと貢献したいと思う。

シェアオフィスではデュアルディスプレイで作業ができる

今年に入って、近所のシェアオフィスを契約した。

在宅で仕事ができるのは気楽な反面、プライベートと仕事の切り替えが難しい。気分が乗らない日が続いたときや、集中して作業を進めたいときは、シェアオフィスを利用して気分転換する。

場所を変えて仕事ができるのも、楽しい。

残念なこと・反省点

一日中、デスクに向かっていることが多いため、運動不足になりやすい。

ストレッチやヨガは毎日の習慣として行っているが、やはりそれだけでは足りないようだ。筋力が落ちている気がする。筋トレも取り入れた方がよいのかも。

そして、デスクに向かう時間が長い分、マウスを握っている時間も長く、その結果、最近は右手首が腱鞘炎になりそうなほど痛みが出てきている。

ときには、右肩から腕にかけてしびれを感じることも・・・。

ひどい腱鞘炎になったという翻訳者や、腰を痛めてしまった翻訳者も耳にするので、ほんとに体は大事にしたい。

仕事に夢中になりすぎずに、体が悲鳴を上げる前に、こまめにケアをしていきたい。

そして、フリーランスにとってはつきものだと思うが、やはり今後の仕事の不安、収入の不安はどこかで常に抱えている状態にある。

ここ1~2ヵ月で、生活費+αくらいの収入が得られるようになったけれど、来月も同じ分量のお仕事があるとは限らないし、同じ仕事を引き続き依頼いただけるとも限らない。

私の場合は、月末に近づくにつれて案件の打診が増える傾向があり、月の後半は仕事の心配をすることはないが、月初は毎月不安だ。

月初めは、なかなかお仕事が来ないと不安になる。

毎月の流れを数か月かけて、ある程度把握できるようになれば、もう少し気持ち的に楽になるのかもしれないが、この仕事は、いつ仕事の打診があるのかがわからないのもひとつ難点かもしれない。

これまでの学び

税金関係の負担が増えたので、生活費だけでなく、税金関係も計画的に積み立てておくと安心だと感じた。

独立する前、想定される1年分の税金をある程度確保していたのが助かった。正確に言うと、計画的に確保していたわけではなく、結果、税金に回せる資金が残っていた、といった方が正しいが、これだけ確保できていた過去の自分に感謝したい。

これから独立を考えている人は、生活費の確保だけでなく、独立1年目で想定される税金分も確保しておくことを強くお勧めしたい。

お金の使い方を、以前に比べてかなり勉強するようになったと思う。

毎月の支出を把握して、最低限の月収はいくら必要なのか、そのうえで+αいくらあると安心か、税金が年間を通していくら支払う必要があるのか、生活費以外でプライベートでいくら必要か、いつ必要か、そんなお金の計算、管理をしっかり行うようになった。

必要なお金の全体像がなんとなくでも掴めると、漠然としたお金の不安は減る。最低限必要なお金の分はしっかり案件を受注して稼いで、あとは自分が頑張れる範囲で+αを積み上げていくイメージ。

このイメージで引き続き頑張って受注を伸ばしていきたい。

お金の点でもうひとつ。
翻訳の仕事は海外とも取引ができるから、外貨収入が得られるのも利点の一つ。今の円安だと、ドルで収入が得られるのが本当にありがたい。

ただ、外貨の取引には送金手数料もそれなりにかかってくる。手数料まわりの知識も必要だと感じた。

外貨の受け取りに、PayPalからWiseへの乗り換えを模索したが失敗。今回は少し損した結果になったけど、まぁ、これも勉強のうち。

来月に向けて

来月も、引き続きいただいた案件を丁寧にこなしていくこと。

10月に、2週間ほど休暇を取る予定のため、その分収入は減ることになる。少しでもその間を埋めるべく、休暇に入るまではどんどん案件を受注して10月の収入の不安を和らげたい。

そして休暇後も、またお仕事をいただけるように、クライアントともしっかり信頼関係を作ることも意識したい。

今回、新たにトライアルに合格して、受注分野、受注先が増えたので、受注範囲を広げて対応可能な分野も少しずつ、広げていきたい。

そして翻訳を始めたときからやりたかった、観光分野の案件を受注すること。これが来月の一番の目標かな。…と今こうして書いている間に、早速、某外資系エアラインの翻訳案件が舞い込んできた!

来月のお仕事も楽しみだ。

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