"A long time ago" にはなぜ "a" が付くのか?
最近ちょっと気になっているスキンケア商品があります。
ハンドメイドの石鹸です。
沖縄でもハンドメイド石鹸は人気で、ちょっと洒落たお土産として話題にあがることも多いです。身近な人へのプレゼントとしてもおすすめですね。
沖縄産の月桃やシークワーサーなどが使用されていて、私はまだ購入したことはないですが、あるお店で試供品を試した時はとても香りが良かったのを覚えています。
よい香りに癒されたい私は、こういう天然由来のスキンケア商品にはとても魅力を感じます。
今回はこの沖縄産のハンドメイド石鹼について、簡単に英語で紹介してみました。作成した英文を SpeakNow でネイティブの先生に添削してもらいます。
天然素材のハンドメイドせっけん
録音内容
ネイティブの先生からの返信
フィードバックからの学び
不可算名詞でも "a" が付く理由
"since long time ago" ではなく、"since a long time ago" が正しいのこと。"long time ago" は使われないとのことでした。
ここでふと疑問が。
"time" って数えられない名詞なのでは?
なぜ「冠詞」の "a" が付くんだろうか?
"a long time ago" をひとつのかたまりとして覚えてしまえばいいのかもしれませんが、ここはあえて深掘りしてみます。
私は翻訳の勉強をしていますが、翻訳する際には「冠詞」にも意味が含まれているため見落としてはいけない、と言われることが多いです。日本語には馴染みがないので見過ごしがちですが、なぜそこに「冠詞」があるのか、意味があるはずです。翻訳をしている私としてはこの「冠詞」がどうしても気になってしまいました。
調べてみると、今まで知らなかった面白いことが分かりました。
不可算名詞に "a" が付く理由は、不可算名詞(抽象名詞)でも、形容詞をつけたことで具体性が増し、数えられるようになるから。
他にも、"have a good time" も同様の理由で "a" 付いています。
"time" は数えられない不可算名詞ですが、"good(良い)" という形容詞がついたことで、抽象的な "time(時間)" が 「良い時間」という具体性が出てきたことで、数えられる名詞となり、冠詞の "a" を付けなければいけないようです。
今回の "since a long time ago" は、"time" は不可算(抽象)名詞だけれど、"long(長い)" という形容詞がついたことで、「一つの(一本の)長い時間」という具体性が増すため、"a" をつけなければならない、ということ。
これは私にとっては新しい発見でした!
疑問がスッキリ。
冠詞は日本語にはない概念なので、使いこなすのは難しいですが、少しずつでも理解していきたいですね。
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