"Record" には 2 通りの発音があった!【発音添削】
先日、沖縄では全国で一番早い梅雨入りが発表されました。ジメジメとした季節がやってきましたね.…。ちょっと憂鬱です。
だいたい毎年、ゴールデンウイークが明けた頃から沖縄では梅雨に入るのですが、今年は例年より11日も遅い梅雨入りだそうです。なかなか雨が降らず、ダムの貯水量が十分でないので節水を!と呼びかける地元ニュースも目にしていました。
雨が降って、ダムの水不足も解消されてほしいと願うばかりです。
さて、今回はSpeakNowの題材を使って音読練習をしたいと思います。
最近は簡単な単語ほど発音のフィードバックをもらうことが多く、意外なところに盲点があるんだなぁ、と気づかされます。そして今回も、新しい学びがありました。"record" は「レコード」と発音するだけではないんですね。
ハーバード卒業生へ向けたスピーチ
録音内容
この引用文は、「20世紀以降、最も成功したアフリカ系アメリカ人」と呼ばれる「オプラ・ウィンフリー」という米国の俳優兼テレビ司会者である女性が、ハーバード大学の卒業式で行ったスピーチからの抜粋のようです。
実際のスピーチ動画をYouTubeで見つけました。スピーチ全体を見ると、この引用文の意味を理解するのに役立ちます。19:05 ~該当の引用部分です。
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
"record" は名詞と動詞で発音が違う!
"record" の発音についてフィードバックをもらいました。
我ながら今回の "record" の発音はうまくできたと思っていたのですが、この "record" は "C" の音をあまり出さないんですね。今まで思っていた "record" の発音は勘違いしていたのか?と改めて辞書を調べてみると、興味深い新たな発見がありました。
なんと、record という単語を「名詞」として使うときと「動詞」として使うときと、発音が違っていたのです!これは全く知りませんでした。
record の発音記号を見てみると、名詞の場合は "rékərd"、 動詞の場合は "rikɔ́ːrd" と発音するようです。
若干ですが、発音が違っています。
名詞のときは「レコード」よりもどちらかというと「レカード」に近い発音で、最初にアクセントが付いています。一方、動詞のときは日本語の「レコード」に近い発音で、アクセントも後ろの方に付いています。
この見解について、SpeakNowのリプライ機能を使ってネイティブ講師に返信してみました。すると、やはり "rékərd" と "rikɔ́ːrd" で record の単語の使い方が異なることが分かりました。
講師からのこのコメントだと、"record" を「記録的な」という意味で使うときと、「録音」という意味で使うときで発音が異なってくる、ということでした。
ちょっと混乱してきそうですが・・・。
まずは、"record" には2通りの発音があって、使われる意味によって発音が変わってくる、ということを頭に入れておきたいと思います。