見出し画像

内向型・HSPが会社員より向いている働き方

今の仕事が辛いので転職したい。
自分に合った環境で仕事がしたい。
でもこれといってやりたいことがないし自信もない。

そんな風に悩んでいませんか?

私自身、内向的な性格であり、会社員としての生活に限界を感じて、2015年にフリーランスに転身することを決意しました。これまでに得た知識や経験をもとに私の考えをお伝えしますので、参考になればうれしいです。


▼動画バージョンはこちら


内向型・HSPの特徴

まず簡単に、内向型とHSPそれぞれの特徴をお話します。

内向的な人は、自分自身や自分の感情、思考に集中する傾向があります。ひとりでいることや静かな場所が好きで、他人と比べたり競争することよりも、自分自身と向き合うことを好みます。

一方のHSPとは、生まれつき繊細で感受性が高く、深く思考することが多い人たちを指します。一説によると、内向型の約70%がHSPだと言われています。

内向型がフリーランスに向いている3つの理由

内向型やHSPがフリーランスに向いている理由は3つあります。

①自己管理能力がある
フリーランスは自分で仕事のスケジュールやタスクを管理する必要があります。内向型やHSPの人は、自分のペースで仕事を進めることができ、自分のスタイルで仕事をすることができます。また、内省して自分自身と向き合うことに長けている場合も多いので、時間やメンタルなど自己管理をしながら自分の能力を最大限に発揮することができます。

②自分に合う環境を選べる
フリーランスは基本的に仕事をする場所が縛られません。環境の自由度が高いため、外部からの刺激が少なく集中力を維持しやすい環境で仕事ができます。近年ではリモートワークができる会社も増えていますが、まだ普及しているとは言えません。内向型やHPSの人は、安心する環境で落ち着いて仕事をするのが好きな人も多いため、フリーランスは理想的なスタイルではないでしょうか。

③オンラインコミュニケーションが得意
仕事内容などにもよりますが、フリーランスは必ずしも対面や電話を用いての仕事は必要ありません。内向型やHSPの人はオンライン、特にメールやチャットなどのテキストコミュニケーションに長けている人が多いため、顔を合わせずとも質の高いコミュニケーションを取ることができます。相手からすると面談の労力や不用意なキャッチボールを省くことができるので、とても喜ばれます。


以上のように、内向型やHSPの人にはフリーランスが向いている側面があります。しかし、すべての人がフリーランスに向いているわけではありません。あくまでひとつの傾向だと知った上で、最終的には自分に合った働き方を選ぶことが大切です。


今の仕事を続けるべき?7つのチェック項目

今の会社を続けていこうか、それともフリーランスに向けて方向転換をしようか、迷っている方も多いと思います。

そこで、選択の参考になる簡単なワークをご紹介します。直感的に「はい」か「いいえ」で答えてみてください。

①今のお給料がもらえればそれでいい
②やりたいことに挑戦できている
③一緒に働きたい人がいる、会社のビジョンに共感している
④経験を積むことを目的に働いている
⑤内向型に適した環境が整っている
⑥裁量権があって、ある程度自由に仕事が進められる
⑦今の会社の中で問題を解決できる可能性がある


当てはまるものが多ければ、むしろ今の会社を続けた方がいいかもしれません。
反対に、当てはまるものが少なかったりモヤモヤが消えない場合は、組織に属さないという選択肢を考えるいいタイミングです。


内向型におすすめの働き方

フリーランスという働き方を前向きに考えてみたい。自分にどんな仕事ができるかイメージを膨らませたい。そう思った方にお伝えしたいおすすめの働き方のひとつが、「誰かを支える」というスタイルです。

フリーランスというと、SNSでよく見るような、自分ひとりでやりたいことを掲げて自分が表に立つイメージが強いかもしれません。たとえば、講師として講座を開いたりカウンセラーとして悩みを聞いてアドバイスをするなど、自分の事業で対人支援をする仕事ですね。

ですが、「表に立って仕事する人をサポートする」という役割を担っている人もたくさんいます。


「誰かを支える働き方」は2つに分けて考えると分かりやすいです。

ひとつ目がwhat型
これは専門領域で職人的に支える働き方です。たとえば、ライター・カメラマン・動画編集・サイト作成・秘書業務など、自分の得意や興味がある分野のスキルを磨いて貢献します。仕事内容にこだわりたい人や極めるのが好きな人に適しています。

ふたつ目が、who型
「この人を助けたい、支えたい」という想いが入口で、自分がこの場所でどんな貢献ができるかを基準に仕事内容を臨機応変に選択・構築する働き方です。「何をするか」より「誰を支えるか」の方が力を発揮できる人に適しています。

まずは直感的でいいので、どちらのタイプが自分に近いかを選んでみてください。


what型の人は、仕事の募集案件が閲覧できるクラウドソーシングサイトやSNSを見て、どんな職業があるのか情報を集めてイメージを膨らませてみましょう。

who型の人は、どんな人・会社を支えたいか、条件やイメージを箇条書きで書き出してみましょう。

そして、what型who型共に、経験で積み上げてきた強みと生まれ持った強み、2つの強みは何なのか自己分析してみるのがおすすめです。


私が運営しているコミュニティSwingには、what型・who型両タイプの支える側の人たちが集まって、毎月の勉強会で強みを知るワークをしたり情報交換やコンサルティングを行っているのですが、職種も様々なので「誰かを支える働き方」の可能性は無限大だなと感じます。




読書と手帳が好きなので、本や文具の購入に使わせていただきます♡