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特別な2020年にありがとうの花束を -前編-

どうも、ゆかりです^^
今年は蟹座新月&満月が2回ずつ、私にとっても特別な年に。
蟹座のルーラー(支配星)は月、私は太陽が蟹座で、今太陽を生きていると実感。
今年の始まりには、今のような気持ちになるなんて全く想像だにしませんでした。
そんな2020年を振り返るエモさMAX長文記事【前編】です。

【好きなことに関われているのに・・・苦しい時期】

2019年12月、憧れのチョコレート業界人の方からのお声かけで。
大興奮の気持ちで大好きなチョコレートに関わるお仕事に就くことができました。
最初は情熱が何よりも強かったのですが、みるみると精神状態が下降。
うつの予期不安(うつ闘病記はここでは割愛だけではなく、いろんなことが気になり集中できない。
少人数だからか余計に各人の全部が気になり、関係性が気になり。
自分がどう見られているかが異常に気になり、仕事がうまくいく感覚がない、という不安な日々への突入です。
折りしもバレンタインシーズン繁忙期。
一人一人のマンパワーが求められていることは十二分にも承知。
しかし、頭がぱんぱんで何をどうすれば良いのか大混乱、思考が先を行き過ぎ、しかも周囲にうまく伝えることもできずに空回る、その連続でした。

そもそも片道2時間の通勤がもたらす私への影響を私自身が軽視しすぎてもいました。
通勤だけで、もう眠りたいくらい疲れていたのです。
そんな自分を多大に責めていました。
頑張りが足りない、根性が足りない、切り替えが下手なのは努力不足だ。
心休まる日がなく、不眠や食欲低下、意欲低下、胃腸障害、めまいや頭痛などうつ症状が見え隠れし出しました。
けれども、自分をなんとかギリで保っていました。

【コロナがもたらした私への負の影響】

そして、バレンタイン商戦真っ最中にコロナの影響が。
個人的にも社会的にも、私の中には不安しかなくなっていました。
2019年に入る頃にははっきりと時代の大きな変革が加速すると感じていたので、そこに対応できないんじゃないかという不安が根底にあったのです。
好きでたまらないチョコレートに関わるお仕事に就いてみてのこの現状、自分がどう生きていけば良いのか、社会でのたまらないくらいの生きづらさ
毎日が苦しくて、なんとか抜け出したくて、けど足掻けば足掻くほど深みにハマっていって。

そうこうするうちにコロナ影響が甚大になり、とうとう時短勤務へ。
そうなると今度は収入面で、働いているのに貯金を崩す生活、という前代未聞の初経験をすることになりました。
何も楽しみを見い出せない、好きなチョコレートは私の全てを助けてはくれない、と思い知ることになりました。
それでもなんとかかんとかやってこれた?のは、チョコレートにまつわるストーリー関わる人たちの情熱や想いを感じていて、それをとても大切に思っていたからです。

経済面や社会的なことに対して不安や恐れの強い気持ちから、インターネットマーケティングの高額商材(当時の手取り給料2ヶ月分くらい、手取りがヤバかったですから)を購入し、アフィリエイト的なことに取り組むことにしました。
最初は慣れないこと、分からないことばかりで毎日睡眠時間をギリギリまで削って勉強しながら作業しました。
そもそもPCのことにそんなに詳しくありませんSNSも使い慣れていません
そして、心からやりたいことではなく、とにかくなんとか稼がなくては、時代に置いていかれないようにしなくては、という焦燥感と不安感以外の何も感じていない状態でした。
私の魂は死に逝く一方でしたが、気づかぬ振りをしていました。
成果ですか?そんな状態で出るわけないですよね。
精神が死にかけていたので、自分をすっかり見失っていました。
職場でのつらさは募る一方ですが、がむしゃらに努力だけはしました。
しかし空回りは加速、肉体的にも疲労し、ますます追い詰められる日々でした。

あろうことか、不安のあまり別のもっと高額なFX商材に手を出してしまいました。
結局さまざまなトラブルがあり、弁護士さんに相談に行く道すがら、返金の対応をしていただけると一報が入り、これ以上お金を無為に失わずに済んだのですが。
あのトラブルまみれがあったからこそ、ラテンな交渉力を取り戻し、お金も返ってきたから良かったようなものです。
今考えると、脳分泌物、主にセロトニンの分泌が異常をきたしていたとわかります。
人って、不安のあまり普段しないような判断や選択をしてしまうことがある、と再度身をもって経験したのでした。
誰にも、助けて、困ってるから話を聞いて、が言えなかった、またもや。
正直、当時を思い出すと、まるで今起こっているかのように体感や感情が私を覆うように襲ってきます。
どうやってあの時期を乗り越えたのか、細かいことはよくわからないくらいですが。

【やっぱり本が呼んでくれたから】

そんな私に、メッセージやサインを送ってくれたのは、3月の本屋さんでの出会い。
中島輝先生の「自己肯定感ノート」が目に飛び込み、「ゆかり今こそだよ」と呼びかけてきたのです(比喩です、本はもちろん喋りません)。
以前「自己肯定感の教科書」が気になって手に取ったことがあったのですが、その時はポジティブすぎる文面に傷つきすぐに閉じてしまいました。
アドラーが少々苦手な私。
今度もやはり、ポジティブすぎる光を感じてかなしい気持ちを覚えましたが、なぜか「買わなくちゃ!」と思ったのです。
予想通り、「自己肯定感ノート」を泣きじゃくり、突っ込みながら読み進める私がいました。
「こんな風に考えることができたら、こんな自分に悩んでへんわ!」と。
しかし、私はこの時の私を我ながらすごいと思います。
毎日泣きじゃくり傷まみれになりながら、いくつかのワークをこなしていったのです。
習慣化に持っていけばなんとかなる、と経験上知っていたから。
無理にでも習慣化してしまおう、と取り組みました。
なかなか書けずに苦しいワークばかりでした、毎日大量の水分を失いつつ、けれども1日も休むことなく書き続けました。
すごい頑張ったけれど、すごいアホだとも言えます。
ですが、結果は狙い通り、なんとなく書けるようになり、そんな自分の内面の変化にも気づくことができるように。
そんな私ですが、今ではクライエント様に、
「休む日があってもいいし、自分のペースで取り組めるものだけ取り組んだらいいですよ。」とお伝えしています。

【変化の兆しと、ギリギリの行動力】

ワークを続け、習慣化に持っていくことができた私ですが。
根本的な解決には至っていませんでした。
まだアフィリエイトを手放していなかったので、SNSを使用する毎日で。
そんな中、一つの広告に目が留まりました。
中島輝先生の「HSPカウンセラーベーシック講座」。
先生のプロフィールや講座の内容を隅々まで読みました。
通院中に自分がHSPだと、本屋さんで呼んでくれた本たちに気づかされましたが、その頃は向き合うことから逃げてしまい、そのうちちょっぴり忘れていたのです。
人よりもアンテナが多くて疲れやすいことを失念して自分を責め過ぎてしまっていた、そして自己肯定感を底辺にまで下げてしまっていた、と自分を見つめることができました。
私のこの時の心境は、「あぁ。向き合う時が来たんだな。自分と。自分の生きる道と。」という静かな祈りのような、苦しみの中の一筋の光を見つけ直したような、そんな気持ちでした。
そして、私は、そう、”ポチッ”と申し込みリンクをタップしたのでした。

その行動が私に、再び対人支援への思い入れや情熱を思い出させてくれるきっかけにもなりました。
更に内省を深めることもできました。
私にとって、大好きなチョコレートはマニアとして。
プロとしてライフワークにしたいのは、やはり対人支援なんだ、と。
私の思考や行動が少しずつ変わり始めました。
すると、苦痛だったことが少し前向きに捉えられるようになりました。
仕事においても、代表に自分の気持ちをお伝えして、心理カウンセリングを学んでゆくゆくは対人支援へ戻りたいことも話すことができました。

しかしながら、まだまだ自己肯定感は低く、自己評価はけちょんけちょん、自分を好きなんてとてもじゃないけれど思えない。
人生でMAX幸せだったのは生まれたその瞬間で、ものごころ付いてからは30歳前後が一番良かったかもしれないな、私の人生はそれ以上にはなるはずないな、と信じて疑っていない状態でした。

【HSPカウンセラーベーシック講座】

そして、8月2日土曜日を迎えました。
明らかに私の人生の中での大きなターニングポイントととなった日です。
大阪会場の現地参加で申し込みましたが、ここでもコロナ影響で願いは叶わず、非常にがっかりしてしまいました。
なぜなら、自分以外のHSPの人と直接会ってお話しして、願わくばお友達になりたい、と。
それがこの講座に参加した、本当の本当に望んでいたことだったからです。
心理学については、ソーシャルワークを実践する上で切っても切れない必須な知識なので当然独学でも学び続けていました。
そもそも人や人の心に関心があるので、福祉大学に入学する前から趣味の読書でも好んで読むジャンルでもありました。
当然、講座の申し込みにあたり、社会福祉分野とは異なる心理学専門性をきちんと教わり、対人支援経験を活かしたカウンセラーになる道も考えていました。

講座に参加したその日の体感や感情は、実にはっきりと味わい直すことができます。
こんなことが!あったんだ!いたんだ、私のような人が!
今まで友人は、私への友情と深い愛情で私を理解しようとして受け入れてくれていた、ということはもちろん知っています。
この場で得られたのは、「私もなの。わかるわかる。」という本当の意味での「共感」でした。
同じ世界を感じ、同じ言葉で理解できる人がいる、と知ったのです。
自分だけではなかった、「気にし過ぎ」「神経質」「傷つきやす過ぎ」と言われて育ち自分でもそう思っていた的な人たちばかりでした。

そもそもは現地参加を希望していましたが、Zoomで良かった、と心から思いました。
講座の間中、泣きっぱなしだったからです。
私は、更なる知的探究心とHSP仲間との出逢いを求めて、カウンセラー講座をプロまで進むことを迷うことなく、今度は魂の望むままに決めたのでした。

【後書き、まとめ】

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
前編はほぼほぼつらい内容となりました。
8月なんですよね、生きた心地を取り戻し始めたのが。
いやー、ここからは一気に心の変化が加速します。
後編こそエモいですよ。

あなたの生きづらさもきっときっとあなたのタイミングで、やわらかく軽やかになる時を迎えます。
あなたがあきらめずに歩みを進めるのであれば、扉は開かれるということを、どうか心の片隅に。
それでは、後編でまたお会いできますことを祈り。
今日も感謝



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