特別な2020年にありがとうの花束を -後編-

今日は今年2回目の蟹座満月、家族や家庭を表す蟹座っぽい1年に。
個人的には血縁者ではなく「魂の家族」が増えて関係性を短期間で密にした1年に。
今回は初の前後編の後編です。
（前編あらすじ）・・・今までの生きづらさ+コロナ影響下の失敗を繰り返しながら内省を深めHSPと向き合うことに、、、さて。

【プロコースが始まるまで】

HSPベーシック講座後、アドバンスとプロへ歩みを進めると決めたことを機に。
今まで躊躇していたブログを始めてみようと思いました。
いえ、思っていたのは随分と前で、けれどもできなくて。
誰にも言ってなかったので、「行動力すごい！」と周囲からの言葉に
「ほんとは行動できない自分に悩み自己評価を下げに下げまくってやっと取り組めたのにな。」と違和感バリバリでしたが。
noteを始めることができました。
これも後々の私の自己肯定感を上げていく大きな機会となりました。

【プロ講座初日記録】

プロ講座は課題の提出や試験を合わせると約５ヶ月かけて、受講は６日間のプログラムです。
で、迎えた初日、8月22日。
すごーくすごーくおっきな衝撃と大変な疲労感の渦。
なんせ、Zoom受講で100名以上の受講生が。
画面いっぱいに映し出された知らない人々の顔、顔、顔、その数の多さに圧倒され、画面越しの人酔いに。
この時は自覚が薄かったのですが、電化製品と相互に影響し合う体質で。
更に、敏感な割には我慢が習慣化していて、我慢強い性質もあり。
そして画面上の全てに半自動的に意識が向くため、キャッチする情報量が半端ないのです。
今思うと、よく頑張ったなぁ、私もHSP仲間たちも！！！と拍手喝采な気持ちです。
中島輝先生の講座は、受講者同士の分かち合いに重きがおかれています。
初日は少し苦痛でした、知らない人ばかりで自己開示し合うのはハードルが高い。
ですが、このスタイルだったからこそ、自己治癒力を高め、自己肯定感を高めることに無駄な時間がかからなかった。
そして、共通項が深く重なるHSP同士だからこそ、深いところまで理解し合えたのだと思います。
否定語や生きづらさの世界から、肯定語と受容の世界へ一気に飛び込み、心地よさよりも強く感じた、戸惑いや違和感は割に強烈な印象でした。
その多大なる世界観の差にも、正直疲労した程です。
懇親会まで強靭な精神力をもってして参加し、クタクタになりました。
ですが、苦しいのは私だけではない、これからきっと何かを掴める、と微かな光を確かに見つめていました。

【講座仲間との交流を通して】

ここでの出逢いと自分の行動スイッチが、自分を少しずつしかも最速で！
私の世界をどんどんと変えていってくれました。
自分から声かけするのに躊躇していたところ、note記事を読んで感想を伝えてくれた仲間や、SNS投稿にコメントをくれた仲間、Facebook受講生グループの投稿で分かち合いの募集をかけている仲間に連絡をとり、交流するようになりました。
恐らく仲間内でも私が断トツのスピード感と人数や回数をもって動いていたと想像に難くありません。
現状から抜け出し、変わりたい、と強く思っていて。
変わるには行動する他にない、と心に決意を固くしていたからです。
表現はしませんでしたが、悲痛なほどにその思いが強かったのです。
その強い思いがHSSアクセルを相当強く踏み込ませました。
そして、時々ガス欠になり休日丸1日寝て過ごすようなことも、あるあるですけどね。
HSPのお仲間さんですから、表出せずとも感じ取っていた方はたくさんいそうですけれども。
とにかく、普段の休日は最低でも3人の方とお話ししましたし、平日も夜にお話しすることも日に日に増えていきました。
片道2時間の通勤や社会不安に悩む日々は続きましたが、行動することが日に日に私に勇気をもたらしてくれました。
仲間たちとは、誰も批判して助言を押し付けることなく、お互いに共感と受容で癒されて成長していけたのだ、と。
そんな風に思っていましたし、事実の一部でもあります。

【人と人との間に生きるから、人間であるということ】

中でも奇跡としか形容し難いような出逢いもありました。
同じ感性や言葉をもつ人、オンライン上なのに沈黙があってもその沈黙の時こそが互いに心地よいと感じる人、言語数に差がありすぎるのに双方とも全く疲れずに過ごせる人、心に深く深く刻まれるかけがえのない出逢い。
実際に対面を果たせた仲間もいます。
なんとも急速に距離感を縮めること。
これまでの人生で必要があって意図的に、ということはありました。
しかし、自然に生まれる「そうしたいから」という気持ちでは初めてのことでした。

消したい過去、つらいトラウマやマインドブロック、癒せずに放置していたインナーチャイルド、ものごころついた時からのこの世界に対する壮絶な違和感、今ではスピリチュアルという言葉で表現されるような生きづらさを加速するような自分に備わっている何か、その全てを。
ありのままの自分として受け容れていい、周囲の人たちと同じように私にも価値がある、自分を認めて許していい。
そう思えるようになったのは、ひとりじゃなかったから。

自己開示の言語化は本当に勇気と苦しみが伴いました。
当初はする気もなく、積極的に仲間に声かけするものの決まった型の話をして自分の殻から抜け出すつもりはなかったかも知れません。
変わりたいけれど、怖い。
もっと生きづらくなるかも、やはり自分には価値がないと知るだけかも。
けれど、その出逢いが私にも訪れて、私自身が扉を開けることを信じてくれる仲間との。
その時のことをどう表現すれば良いのか。
言葉では表現できないほどの、愛と光が、私の心を促してくれたのです。
感謝をどう表せば良いのか、どんな言葉を紡げば良いのか。
私にはわかりません、それほどの深い愛情を受け取ったことがなく、受け取ろうとしていなかった自分にも気づかせてくれた。
私ひとりでは、知ることがない世界。
「ありのままの、本来の自分に、戻る、てことなんだ。」と。
変わりたいと思っていて、けれどその「変わりたい」という言葉はなんだか少し違うようにも思っていて。
自分に戻る、ってことなんだとは思いつつ、それはまだただの言葉でしかなく。
けれど、今は「本来の自分に戻る、取り戻す」という感覚をしっかり捉えている。
私たちは、人間として今地球上に居て。
自分ひとりでは、人間とは呼べないんだ。
誰かがいつもそばに居てくれて、愛を循環しているからこそ人間として存在できているんだ、と。
今毎日感じるしあわせの歓びと感謝の日々の序章が幕開けようとしていました。

【カウンセラーになるの？】

そんな私は、自分と同じような生きづらさに悩む人に対象を絞って、HSP専門のカウンセラーとして活動しよう、と決めていました。
大好きなチョコレートのお仕事も9月で一度ケジメをつけて、学問と自己対峙に力を注ぎ込もうと決めました。
その間に、プロ講座以外にも、心理学、脳科学、成功哲学、コーチング、スピリチュアル、マーケティングなど今後の活動に有効であろうことを多く学びました。
もちろん、プロ講座仲間との交流も深めたり広げたりしていきました。
学びの中、新たな自分の才能を発見、というよりも受容することになったり。
強みや自分の価値観などに対しての内省、内観を深め、また自己開示することによって自己肯定感が高い位置でゆらぐようになり、精神的にも安定してきました。
何よりも、自分の文章や言葉で表現することに対する劣等感や抵抗感がほぼ掻き消えていきました。
自分の進む道に選択肢が増え、カウンセラーとして活動するのかも立ち止まって見つめることができました。
対人支援に対しての思いもたびたび表現する機会があり、今の私はHSPという言葉にとらわれることもなく。
誰もに、その人がその人であるからこその生きづらさがあります。
その生きづらさと向き合って自分らしい人生を歩もうとする全ての方に心から寄り添い、自分で人生を選びとっていく姿を笑顔で見送りたい。
ご自分でご自分の強さや輝きに気づいていただけるような、ニュートラルな支援者でありたいと思っています。
そんな気持ちでゆるりと、しかし情熱をもって活動し始めました。
ただいま期間限定で無料モニター様を募集しております。
たくさん素敵なご感想をいただき、日々しあわせと感謝を感じながら活動しています。
もしご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下のリンクページをご覧ください。
note読者様ともお話しできてとても嬉しく思っています。

＊募集は2021.１.10までのご予約を持ちまして一旦終了いたします。
以降、セッション内容をブラッシュアップして、カウンセリングセラピストとして活動予定です。
またお会いできること、楽しみにしております！！

note読者様体験モニター募集

【私にとっての2020年】

前編でも綴りましたが、この年の始めと今の私では全く異なります。
変わった、という表現ではなく、自分の場所に戻り本来の自分を取り戻している、という表現がしっくりきます。
この1年は本当にすごいスピード感で速かったのですが、同時に10年分生きたような充足感や重みがあります。
本当に今のようにしあわせな気持ちに満ち満ちた気持ちになることがあるなんて、想定外。
全く思いもしなかったのです。
今では、過去の全てをギフトだと感謝できます。
これまでのこと、どれかを飛ばしてしまっていたら、今の自分には辿り着かなかった。
そう思うと、傷だらけで殻にこもっていた時間ですらもいとおしいくらいです。
宇宙も地の時代から風の時代へとシフトしました。
コロナの影響は、まだまだ世界を不安に貶めているようですが、私にとっては自分の魂と対話する大きなきっかけとなりました。
個人的な意見ですが、ものごとは自分次第で、どうにでもなります。
過去の事実は変わりませんが、認知が変わると上書きすることが可能になります。
そのことを身をもって体験する1年でした。
目まぐるしく、そしていとおしい2020年。
特別な1年で、人生で今が1番しあわせだと涙とともに溢れいづるあたたかな感情に感謝が尽きません。
全ての出逢いに感謝しています。
ありがとう、しあわせです。

【まとめ　2021年へ】

死と再生を早いサイクルで生きる蟹のような私は。
これからもきっとそんな私で。
ただ、今年手に入れた「ありのままの私で生きるしあわせ」がきっと大丈夫な私でいられるリソースになる。
誰しもが、自分を生きることができる、そんな世界へとどんどん近づいていっていると思います。
風の時代に入ったからと言って、そんなにすぐに今までのものが淘汰される訳ではなく。
少し大騒ぎで大袈裟気味な取り上げ方がされていたので、不安に煽られた人も少なくはないでしょうが。
時代の変化はいつでもあって、繰り返しますが、風を思わせる風潮はここ数年に始まった訳では、もちろんなく。
少しずつ加速してきての、今です。
人も変わります、当然変わり続ける世界で、私たちの変容も大きい。
その全てがありのままの自分です。
2日後には、2021年になります。
けれど、毎日新しい自分で、毎日丁寧に生きる、それだけです。
私は、来年も今の自分を大切にしつつ、変容しながらも、「心のままに、ありのままに生きる」それだけなんだな、と思います。

あなたがあなただから生きづらいのは、あなたが誰とも異なる個性と特性をもっているからこそです。
あなたはこの世界にたったひとりしかいない、かけがえのない存在です。
時には大丈夫と思えないこともあるでしょう。
だけど、あなたがあなたをいつも一番大切にしてあげることができますように、そっと希っています。
今回も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
あなたが今ここに居てくださることに感謝します。