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最愛の人は、扉の向こう側であなたを待っている。[Part.1]

これから最愛の人と出逢うあなたへ

仕事や友達にも、そこそこ恵まれている。
家族とも特別、問題なく仲良く過ごせている。
年齢を重ねてやりたい事も実現したり毎日が充実してきた。
それなのに何故私には将来を誓い合えるパートナーが現われないのだろう?

毎日が楽しいことには違いないけれど、私にも最愛の相手が欲しい。
いつか将来を誓い合えるような人と出逢って結ばれたい。

30代半ばになり、色んなことが満たされてきた私の内なる願いは、
愛し愛される最愛のパートナーと出逢い結ばれることでした。

それ以前も幾度となく出会いがあったり、将来を共にできるパートナーが居たらいいなと思ったこともありました。その後、本心と向き合い「家族を作る」と本気で願い、成就までは約2年半〜3年くらいのタイムラグがあったと思います。

それまでに数々の友人たちや妹の幸せを間近で見てきて、私にもそんな日が来るのだろうかと当時は不安になった時もありました。

そんな私の大きな転機となったのは、自分の望みが自分らしく叶うようになってきたことでした。
そこから表向きだけではなく自分の人生に自信と信頼が持てるようになり、本当の意味で自分を愛するということを身を以て体感してきたのです。

最愛のパートナーは、わたしがわたしらしく願いを叶えて人生を進んだその扉の向こう側で待っていてくれたのです。

パートナーと出逢って来月で3年。結婚して1年9ヶ月。
今の私が当時のわたしに伝えたいことをnoteにてシリーズ化します。

先ずは、自分の本心を知ることから。

あなたの心の中に最愛のパートナーと結ばれる願いがあるならば、今はまだあなたの目の前に愛し愛されるお相手が現れていなくとも、心の底から湧いてきた願いは必ず叶うという真実を忘れないでいて欲しいと思います。

私の場合は、共働きでとにかく多忙な母を見て育ち、「結婚ってとにかく大変だ」「自分の時間が無い」という思い込みがありました。
また、小学校の頃に些細なことがきっかけで内向的な性格となり、上手く心を開くことが難しくなり、それが中学生〜高校の半ばまで続きました。

その後、オペラ歌手になるという夢を抱いた私は、夢に向かってまっしぐら!
歌と出会い、音大受験を志すことで徐々に私らしさを取り戻すことになるのです。
ただ、今振り返ってみると・・・私の中にあった自信の無さは子供の頃の経験が実は根深くあったのだと思います。

大人になってからは歌い手として活動を広げることや日々の練習に一生懸命になっていたことに加えて、いざ好意を持ってくれた相手と親密なお付き合いが始まると、相手を蔑ろにしてしまったり自分の気持ちを上手く表現する事ができない自分が居ました。

更には歌の活動で家に居る時間が少なく日々の暮らしが疎かになっており、外食も多くて部屋も片付かず自分のことも「やっぱり結婚は向いてない」と思うことも多々ありました。

本心は、恋愛も仕事も上手く両立されている人たちが羨ましくて自分もそう成りたいと思っていたのですが、自信が持てない私には「自分は向いていない」「ひとりが楽」と自分に言い聞かせていた方が楽だったのですね。

そんな日常や思考でガチガチに固められていた私は、余計に恋愛から遠のいていき、今度は "恋愛経験が少ない" "彼氏が居ない" というコンプレックスを抱く結果になってしまいました。

それでも私の本音は、彼氏が欲しい。いずれは結婚したい。だったのです。

諦めたらそこで終わり。よく聞くフレーズですが、その通りだと思います。
ここで言う諦めるというのは、自分の願いを否定して打ち消してしまうことです。
せっかく願ったのに、自分自身で打ち消してしまったら元も子もなありません。
内に秘めた本音は、手放さずに持っていましょう。

また、もしご自身の中で私のように様々な経験からコンプレックスを抱かれている場合は、上記のように過去を振り返ってみる事をご提案します。
過去を振り返り、ある時点で引っ掛かりに気づいた時に、もうその思い込みは少しずつ外れているのです。

振り返った最後には必ず、ご自身の本心=心からの願いと繋がり直しましょう。

願いの扉は順番に開く

あなたの心から望む願いは、いくつありますか?
きっと最愛の人と出逢うことだけでなく、様々な願いがあると思います。

私が体験してきた中で気付いたことは、
今ある環境の中で私が私自身の為に実現すべき事があると言うことでした。

もしかしたら器用な方は様々なことが同時進行で進めることができるのかも知れませんが、誰しも身体はひとつ。時間も有限。自覚がなくとも、今あなたの目の前には最も優先すべき扉が出現しているのです。

だから、あれもこれもと焦らなくても大丈夫。
目の前にあるイマココに集中です。あなたが目の前のことに夢中になって取り組めば取り組むほどに、次の扉が開く準備が整っているのです。そして、そんな時あなたの最愛の人も同じような状況で自分自身のことで手一杯である可能性が高いのですよ!

私の場合も正にそうでした。
夫と出逢う前の3年間、私は憧れだった国内外で活躍するミュージシャンの方との共演に恵まれて新たなライヴ活動をスタートしました。
これまで都内を中心に演奏活動を行なっていたのが、いくつかの地方公演や地元の新潟市でも地域活性の意味も込めたイベントを企画開催をして、動きがこれまで以上に活発になっていた時期でした。

一方で夫の方は、東京から両親の住む八ヶ岳に移住すると同時に転職。
今でこそ正社員としてバリバリ働いていますが、私と出逢う数年前までは正社員としての中途採用が難しく派遣からのスタートでした。
結婚願望を抱き始めたのも同時期だったけれど、派遣のままではとてもじゃないけど結婚なんて考えられないと思っていたそうなのです。

お付き合いをしてから色んな話を聞いて、同じ頃にそれぞれの場所で自分自身のことをがんばっていたのだと知った時は感動ものでした。

心からの願いが叶うタイミングは、いつだって必然です。
あなたと彼、双方の準備が整い次第、出逢いの扉が開くのです。

だから思う存分に自分のことをやり遂げましょう。
そしてそんな自分をめいっぱい褒めてあげましょう。
あなたが好きなことをすればする程に、あなたが自分のことを好きになればなる程に、次の扉が開く準備が整うのです。


無条件の愛はいつもあなたの中にある

最愛の人というのは、リアルに無条件で愛を与え合える人だと私は思っています。
実際に夫は私の全てを受け容れて愛を与えてくれているし、私も彼の全てを受け容れて愛を与えている毎日を送っています。

もはや、与えていると言う意識よりも愛が溢れて止まらない相互に循環している状態になるのです。

これはとても個人的な感覚ですが、出逢って結婚を前提にお付き合いをする時に、一切の違和感や心配事が私の中で皆無でした。

だから、互いに安心して自分(ハート)を思いっきり開いて湧き出るままに表現してきました。

結婚生活が始まってからも、その印象は全く変わりません。
むしろ、お互いに知らない一面を知ってどんどん好きになっているくらいです。

何故、そんなに相思相愛で居られるのかと言えば、私がわたし自身のことを無条件で認めて愛しているからなのだと思うのです。

人と人との出逢いは必然的なもので、その時の自分の波長の合う人と出逢うようになっているものです。ましてやお付き合いするとなると、とても親密な関係性になるので、そもそも気の合わない人と付き合うわけがありません。

過去に自分に自信が持てなかったり、経済的な面で不安があった時は、出会った人にも面白いくらいにそのことが如実に出ているエピソードが多々あったのです。

それが良い悪いではなくて、目の前の人を通じて自分の心の状態を知ることが出来るのだと私は思っています。

上記にある様々な願いを叶えてきた体験を重ねるうちに、あるがままの自分を受け容れて私はわたし自身を無条件に愛することが出来るようになりました。
そして、気付けば過不足なしに満たされている感覚=愛の状態が続いていきました。

最愛の人は、あなたの中に存在している。とも言えます。

愛に気づく道のりは人に寄って様々です。

私のように自分の中で愛が確立されてからパートナーと出逢うパターンもあれば、先にパートナーと出逢いそこから二人で色んな課題を乗り越えて愛に還る経験する人たちも多いと思います。
また、出逢いと別れを経て辿り着く人もいらっしゃることでしょう。

この先は時代の流れから視ると、それまでに様々な経験をしてきたとしても、最愛の人と出逢う時は先に内なる愛に気づき、すんなりと愛し愛される関係性を育んでいくことが主流になるのではと思っています。

私にとっては自分自身と向き合った先に、最愛の相手と出逢うプロセスが待っていてくれたのがベストでした。

大好きな相手とぶつかるのは体力も要るし、心も疲弊してしまいます。
実際に、結婚して一度だけ大喧嘩をしたのですが、心が哀しみに溢れて涙が止まりませんでした。
それも必要な経験だったと言えばそれもそうなのですが、正直なところ私にとっては自分自身と向き合った方がよっぽど楽なのです。

何の障害もなく気持ちよく自分を表現することで、どんどん愛されるパートナーシップは最高に楽しくてずーっと幸せが続いている状態は、想像を超えた幸せと充足感があります。

あなたの中の無条件の愛を育むことが、無条件の愛を受け取る秘訣です。

*細かいプロセスは、今後また[Part.2]へと続きます。

こちらは、【ドネーション(投げ銭)】の窓口です。 心が響いたり、受け取ったものがあった時に、その分の対価の循環をどうぞよろしくお願いします。 芸術を追求している音楽家の生き方・存在が、この社会の中で一つの光となることを願っています。