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山河の一雫と里美の休日 ~地方での旅行の楽しみ方~

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。

4月1日&2日に、茨城県の山河の一雫へ旅行に行ってきました。山河の一雫の代表をされている岩﨑麻理子さんとはシェア街で出会いました。
『Carstay公式アンバサダー2023』を務める柚木さんがキャンピングカーを借りて、シェア街の仲間たちを連れて行ってくれました!

初めてのキャンピングカー旅行!車高が高いし、キッチンや電子レンジもあって、とても素敵な空間でした。快適なドライブとなりました。

山河の一雫に到着すると、桜と菜の花が満開でした。暖かく晴れた天気の中、近隣の方々が外で大豆を煮てくれていました。

お庭の一角で、外の景色を楽しみながら、お昼をいただくことになりました。白いクリームののった菜の花のスープは、とても滋味深くて美味しく、印象に残りました。

薬膳のカレーと隣のサラダも、一つ一つの野菜の味が濃くて非常に美味しかったです。

最初から既に満足でした。

その後、自己紹介をしてから味噌作りに入りました。在来種の大豆に、地元で調達してくださった米麹と地域の常在菌とのコラボレーション。地元の方が丁寧に教えてくださいます。

外の太陽をたっぷり浴びながら、大豆をこねたり、潰したり、味噌玉を作りました。

空気を抜きながら味噌玉を投げ込んで、しっかりと樽に詰め込みました。
味噌作りがひと段落した後にいただいたりんごのシャーベット!
こちらも、とっても美味しかったです◎

味噌は金波寒月・折橋地域コミュニティーステーションに置かせて頂き熟成していただく事にしました。

地元の方に案内してもらい、元酒蔵「金波寒月」の折橋地域コミュニティステーションを訪れました。蔵の中でのイベントや年間の計画、畑や川などを見学しましたが、私が一番心惹かれたのは「人工細胞生命之塚」と「微生物之塚」でした。

現在取り組んでいる不老不死R&DRingNeの世界観と繋がることもあって、思わず嬉しくなってしまいました。こちらの作品は、2016年に開催された茨城県北芸術祭の際に、metaPhorestさんの展示との事です。

早稲田大学理工学術院で生命科学(生物学)の研究と、関連するバイオアートを同時に展開している岩崎秀雄(いわさきひでお)教授らの研究グループは、茨城県北芸術祭KENPOKU ART 2016で、学際的な思考芸術プロジェクト「aPrayer: まだ見ぬ つくられしものたちの慰霊」(注1)を発表します。

生命科学の最前線では、細胞・生命の人工的な合成が試みられています。一方、会場となる茨城県北域は、納豆・醤油・酒造など、発酵・醸造産業が盛んな土地です。岩崎教授を含む「metaPhorest」(注2)のメンバー、多摩美術大学の学生を含む映像編集チームに加え、多くの研究者、茨城県北の醸造発酵関係者、地元の方々の協力を仰ぎ、先端的な生命科学、ローカルな発酵産業、そして伝統的な死生観に関わる風習を繋ぐ、人文学と自然科学領域にまたがる学際的なプロジェクトです。

このプロジェクトでは、人工細胞研究の最新の展開を踏まえつつ、実験動物慰霊祭や道具の供養などをヒントとして「慰霊」という補助線を引くことで、人工細胞・人工生命や普段意識されることの少ない微生物の生命性、それらを見いだす私たち自身の生命観、科学的な生命像と日常的・体験的な生命観の関係性などについて、改めて考察することを意図しています。この試みは、長年に渡る岩崎教授らの人工細胞の社会的文化的受容に関する研究と、生命美学・バイオメディアアートに関する実践的研究活動を組み合わせた展開です。芸術というプラットフォームにおいて、通常の学術活動では個別に論じられがちな自然科学と人文学双方における生命論を比較・対照させる学術的な意味があります。総合大学における学際的な研究活動の一つの方向性を示す成果発表でもあり、国際的にも関心を呼んでいます。

芸術祭では、人工細胞や発酵生産にまつわるサンプルを収めた仮想的な慰霊空間や映像作品(注3)が展示されるほか、貴重な石材で作られた人工細胞・人工生命と微生物の慰霊碑(注4)が恒久設置されます。特に、人工細胞・人工生命の慰霊碑は世界初の実験的な試みです。この位置づけを巡っても、科学思想史・美学・民俗学などの見地から、今後議論がなされていくことが期待されます。

https://www.waseda.jp/top/news/44775

次は蕎麦打ちです。私はかつて南足柄で蕎麦や小麦を育てていた経験があり、過去に何度か蕎麦打ちを経験したことがあります。
それでも、なんとなく蕎麦打ちは難しい気がしていました。
今回、とても丁寧に教えていただくことができ、体得する事ができました。

蕎麦粉と小麦粉に少しずつ水を加えて丸くする段階。蕎麦を伸ばしていく段階。切る段階を一通り経験した後、最初からもう1度復習を兼ねて蕎麦作りの工程に取り組む事ができたので、深く理解する事ができました。

用意していただいたけんちん汁と合わせて美味しくいただくことができました。

また、塊のお肉のBBQやソーセージに地酒など、存分に夕ご飯を楽しむことができました。

切り分けて美味しく頂きました!

星を見ながらお散歩し、横川温泉の中野屋旅館へ日帰り入浴に行きました。温泉を堪能して身体も心もぽかぽかしました。
地元の人達ともゆっくりお話しさせて頂くことができました。

山河の一雫の代表である岩﨑麻理子さんは、和眞嘉傳株式会社の代表も務めています。今まではオンラインでのみ交流していましたが、リアルな場でお会いして、人と向き合う姿勢や様々なお話について語り合うことができ、非常に充実した時間を過ごすことができました。

翌朝は、地域で収穫された筍ご飯や地鶏、卵焼きのお弁当を持って、茨城県常陸太田市里美地区の塩の道のハイキングコースを巡りました。
山の中で標識のことや草花について教えていただきました。

川のほとりでいただくお弁当はとても美味しかったです!
木漏れ日が綺麗でした。
快うん酵素玄米カレーよしみさんがクリスタルボールを持ってきてくれていて、周りの空気と調和してとても美しい音楽が奏でられていました!

その後は、井坂酒造店で酒蔵見学をさせていただきました。

茨城県内でも現存数の少ない昔ながらの「ふね」と呼ばれる絞り器を使い、お酒をじっくり絞っている酒蔵です。里美のお米や水、蔵付きの菌といった自然に寄り添った里美でしか出せない味を江戸時代から造り続けているそうです。

酒粕で作った甘酒を美味しく頂きました。お土産に里美のお酒を購入しました!

茨城と言えば、日本三名瀑にも数えられている袋田の滝へも行きました。

今回の旅では、山河の一雫代表の岩﨑麻理子さんが地域の見どころなどをコーディネートしてくださいました。地域の方々の温かさに触れる事ができて、リアルに足を運ぶ意義と価値を改めて感じました。「その地域に住んでいる人に出会いに行く旅」というのも良いですよね。

岩﨑麻理子さんは、「身近な、自分にできることから取り組む循環」ということで、まどか折橋という活動もされており、年間を通して稲作や大豆作りなどもされているそうです。

今回、山河の一雫を訪れたメンバーは、それぞれ地域に関する活動を行っています。

柚木さんは湯沢でRyokan & cafe Little Japan ECHIGOを経営する他、浅草橋のLittle Japanでゲストハウスやシェアハウス、コワーキングスペースの運営もされています。

浅草橋のLittle Japanの1階には、キッシーさんのヴィーガン対応のSANDWICH LAB快うん酵素玄米カレーよしみさんの酵素玄米カレーが食べられます。

カナエダさんはモグローカルという活動を中心に栃木県日光市で行っています。のんちゃんは、ソーシャルフェス®︎ラボを終了した後、「百人婚」というフェスティバルの構想を具現化する準備をしたり、南足柄で植物と音楽の祝祭作りのRingNeに携わっています。

私はコラボレーターとして、全国の特産品の商品開発や販路拡大、U/Iターンを増やすための施策や音楽フェスを組み合わせた地方創生、メタバース建築や在宅でのWeb3.0人材育成などに取り組んでいます。

オンライン都市令和市の他、神戸の企業と協力して、「神戸の街を浴衣で散歩して楽しむ」みなとゆかたび納涼さんぽなどの企画を進めています。

様々な地域が緩やかに連携して、各地に関係性が生まれるのは素晴らしいことですね。二拠点居住や日本一周をする際には、定額制のホステルパスサービスもおすすめです。

それでは皆さん、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!







サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!