フランス料理を学ぶ非日常の1日
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
毎日、PCの前に座っているのが楽しくて、家から出ることをすっかり忘れて過ごしてしまいます。最近はメタバース空間の「りんねの森」に入り浸っています。
ここ数年、リモートが基本になって街に出る機会が減ったからなのか、季節感を感じる機会が随分と減ってしまったように思います。そんな私がデリス・ド・キュイエールの料理研究家・シェフの川上文代先生を紹介して頂いたのは、館山での動画制作に関するプロジェクトでした。
美しい盛り付けに、絶品のお料理を川上先生の故郷である館山で体感させて頂き感動!お家でゆっくり料理を作ったり食べる時間を持つのも人生の豊かさだと感じ、程なくして川上先生の料理教室デリス・ド・キュイエールへ通う事を決めました。
イタリア料理に加えて、先月からフランス料理のコースへも通い始めました。
材料を切ったり、分量の軽量をした後は座学からスタートします。
毎回、素材や材料について学ぶ事が出来ます。
チョコレート
今回のテーマは「チョコレートについて」でした。
チョコレートの種類についてやテンパリングという温度調整について学びました。
クーベルチュールとは、カカオバターを30%以上含む高品質のチョコレート。ダークチョコレートとは、カカオマスに18%以上のカカオバターと砂糖を添加しているもの。
ミルクチョコレートとはスイートチョコレートに、全脂粉乳を加えたもの。ホワイトチョコレートとはカカオバターに、砂糖、全脂粉乳を加えたもの。この他、加工品についてやテンパリングする際の温度の調整方法について学びました。
型抜きとトリュフとガナッシュコーティングの3種類のチョコレートの作り方に挑戦しました◎手作りチョコレート!!
小学生の頃にバレンタインの前日に同級生の友達のお家で作って以来?
(小学校の時も作ったチョコレートをその日のうちに自分で全部食べてしまった記憶が・・・。)
中学校の頃は、みんなチョコレートやクッキーを自宅で作って来て、プレゼント交換をしたりクラスの男子に義理チョコや本命チョコ?!を渡している中、私はリュックサックにみかんを詰め込んで、クラスメートの女子にみかんを渡していましたし笑
温度管理が難しいですね。
型抜きでベリー風味のピューレのチョコレートが出来るのは感動的でした。
マンディアンというフランスのアルザス地方を発祥とするチョコレート菓子も作りました。マンディアンは、フランス語で托鉢修道士という意味があるそうです。
ローマ・カトリック教会の托鉢修道会4つの服の色にちなんでアーモンド、ドライいちじく、レーズン、ヘーゼルナッツをのせて作られた事が由来とのこと。レモンピールやクルミも載せて、様々な味わいが口の中で楽しめるように盛り付けました!
塩干し鱈のブランダード
「ブランダード」という言葉自体、聞き慣れない言葉。
「かき混ぜたもの」というプロヴァンス語に由来しているそうです。
塩干し鱈のペーストで、プロヴァンス地方やラングドッグ地方のスペシャリテとのことです。
冬は鍋に鱈を入れたり、酒蒸しにしたりと割と鱈を口にする機会が多いものですが、「塩干し鱈」を料理すること自体、初めてでした。
繊維質でとってもおいしかったです。
シンプルな食材で作る事ができますし、オシャレな前菜になりますね!!
ピンクペッパーやハーブで飾りつけて、色鮮やかな野菜と共にいただきました!パン・ア・ライユは、バケットにガーリックオイルを塗ってこんがりトーストしたものです。
鴨のオレンジソース、グラタン・ドフィノワ添え
鴨の料理を食べる機会はあっても、自分で料理をするのは初めてでした。
国産の鴨と海外の鴨を食べ比べしました!低温真空調理も初めてでした。
良い塩梅で焼き上がるのが凄いですね。
薄く、口触りよく切るのもなかなか難易度が高かったです。
オレンジ風味のソースが非常に美味しくて、鴨は勿論、鶏肉などにソースを合わせてみるのも良いなぁと思いました。
グラタン・ドフィノワ
じゃがいものグラタン!!
ニンニクや生クリームと共に付け合わせとして最高に美味しいです。
2月はレモンの季節ということで、テーブルセッティングもレモンの黄色がとても綺麗でした。
毎回のお教室の中で、季節を味わう素敵な時間を得る事ができます。
折角なので、ゆっくり習ったものを復習するような時間も生活の中で組み込んでいけると嬉しいなぁと思います。
平日の昼間の教室という事もあり、既婚者の方も多く、お家で学んだお料理を復習した話などを伺うと素敵な家庭を築いていらっしゃるんだなぁと憧れます。
お休みの日に一緒に買い出しに出かけて、一緒に料理を作ったりお酒を飲んだりしながら、ゆっくり語ることの出来るパートナーがいるという生活も良きですね。それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!
サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!