RingNeという小説から垣間見た世界
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。2022年の冬頃から、RingNe(りんね)というプロジェクトに携わっています。
植物と人間の可能性を問い直し、持続可能な社会への思索を広げるプロジェクトです。世界の長寿企業の多くは、日本に集中しており、現存する3大長寿企業はいずれも日本企業とのこと。
日本人か古来から持つ、自然との関わりのように、RingNeのプロジェクトも、どう生態系を作るのか土を耕しながらこの3ヶ月程、丁寧に関わってきました。
単なる音楽フェスにとどまるのではなく、携わってくださる1人1人がそれぞれの夢を実現していく事ができるような実に多層な一大イベントへと成長を遂げつつあります。
RingNeの小説を最初に読んだのは、2022年12月31日。
2022年を締め括るかのように、大晦日の夜に読み進めていました。
好きな人はできれば温かみを感じられる位の距離に居て欲しい。
大切な人と双方の想いを受け取れる位の関係性でありたい。
目の前からスッと姿を消してしまうというのは、これからもずっと一緒に居てくれると思っていた日常や未来を一緒に育む事ができないということ。
その損失の大きさ。過去の思い出だけで生きていくには人生は長過ぎる。
周りの大切な人達がどんどん居なくなり、日常生活もおぼつかなくなる世界の中でどのような選択をするのか。
大切な人に対して、「自分としては、こうして欲しい」という期待はありつつも、「相手の選択を尊重したい。」という交差する想い。
小説の中で描かれる想いや心情というのは、具体的な事象自体は異なっていても今までの人生の中で不意に突きつけられてきたことのある景色を映し出していきます。
随所に記憶の底に仕舞われていた過去の断片的な記憶がパッと襲ってくる事が多く・・・その度に、涙が溢れたり、心が揺さぶられたり、読み進める事を中断せざるをえなくなります。
味わいを減らして読み進めてしまうのは、あまりに勿体ないという事もあり、居住まいを正して、メンタルを整えて作品に向き合うという事を幾度となく繰り返していたので、読み終えるまでかなりの日数を要しました。
その後も、幾度か読み直したり、仲間と共に読書会で感想を言葉にし合ってきました。
文字情報を捉える事が苦手という方や電子機器で文字を追う事が苦手な方へ向けた音声配信(オーディブル)の準備も進めています。その中で、私は葵田葵という人物の声を担っています。
小説の感想というのは、読む度に見え方が変わりますし、どのように言葉にしようか迷いのようなものがあってなかなか言葉にできずにいました。
改めて、小説を読み直し、現時点で感じた事を言葉にしました。
綺麗な文体と断片的な記憶が交差して見えてくる世界はどんな景色だろう
下記より無料でお読み頂く事ができますので、是非、RingNeという小説を読んでみてもらえたら嬉しいです。
現在、RingNeとweb3.0分野での共同開発や協賛企業なども探しています。
親和性高い企業を経営されている方などはお声がけくださいね。
それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね。
サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!