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再開した劇場公演から、必要なものを考える。

昨日、『願いがかなうぐつぐつカクテル』を見に行ったんですよ。もう5ヶ月ぶりなんですって、劇場に行くの。こんなに行ってないのも久しぶりで引くわ。どんだけ演劇見てたんだ、年30本コースだもんな。

まあ昨今騒がれてますが、さすが新国立劇場の主催公演。予算とか自前劇場であるとかそういう諸々は自主公演の小さな劇団では到底かなわない部分もあるだろうけど、アナウンスとかは覚えておかないとなと思ったので、忘れないうちに記録として留めておく。

前提:新国立劇場からの来場前アナウンス

https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017576.html

▼入場フロー:小劇場 the pitの場合

初台駅改札から地下道直結のいつもの入り口。入ったところでまずアルコール消毒をスタッフさんから声がけあり。だいたい、このタイミングでチケットを手に持っているいつもの癖だったので、チケットは入場までカバンのなかでOKかな。入り口部分いつもと違うのは、列を作るために結構区切られていたこと。

クロークはクローズになっているけれど、そこの台を利用して、来場者カードを記入。筆記用具はペグシルが置いてある。使用済みは専用ボックスに。

来場者カード

https://www.nntt.jac.go.jp/release/visitor_card_pit.pdf

これを記入したら入場口へ。事前に自分でもぎって、もぎった半券を箱に入れる。その次が来場者カード入れる箱で、アンケートみたいに入れる。

▼ロビー〜客席まで

残念ながらカフェはクローズ。給水機もストップ。なので水分補給の飲み物は事前に買っておくが○ セブンイレブンとかで発券するときに一緒に買うのがいいかも。休憩スペースも対面にならないように配置されてる。

物販コーナーはビニールスクリーンで仕切りあり。現金のみ決済。
支払い用とおつり渡し用のトレーで金銭のやりとり。パンフレットは支払ったら「1部お取りください」と手渡しなどはなし。見本もなし(だったはず)まあ私パンフレット基本的にノールックで買うからいいんだけど。

▼トイレ

ハンドドライヤー式ではないペーパータオルタイプ。
個室にも消毒用の用品が置いてある。

▼客席

1席ずつあけ、テレコにしてあるので個人的には「一つ前の列の前の人が背が高くて見えない問題も期せずして解決」というのはありがたい。いやーこれまで結構それで見辛かったことが多くてな・・・。
ただ、思った。「意外と1列あけテレコでも圧迫感ある」
1席あけてるって、確かにこないだのモリエールもそうだったし、ここでもそうだけど、意外と近い。新国立で思うぐらいだから、もっと劇場規模小さいところだと尚更体感違うと思う。

しかしこの隣に荷物置いていいよシステムによって、これまでスルーされがちだったカバンが不潔になる見落としがちポイントであるのは改善すこしされるのでは?

そういえば、モリエールの時も「スタッフにまで感染してるのかよ!」とかいう声もあったけど、オペ席って客席後ろ潰したりしてるから、観客とは結構近いところにスタッフいるんだよね。改めて考えると知られてないなとは思ったけど劇場の構造上仕方のないところも多いからその辺は勘弁してほしい。

▼アナウンス

これいつもの癖でやっちゃったんだ、携帯の電源オフ。今回に関しては1幕2幕の前説アナウンス(魔法使いの北村さんだよ!)で『コロナ接触確認アプリを利用の人は音や光が出ない設定に、使ってない人は電源をお切りください』と2パターン案内。いやこれマジで盲点だったわ、私もアプリは入れてるんだけど、このアプリってBluetoothなんですね。

新国立は確か抑制装置入れてたような、でも入れてなくても大体圏外な気がした。まあよく言われる抑制装置入れてる劇場なんだから電源オフにしなくていいだろ!みたいな態度やなんで抑制装置入れてねえんだよ!みたいな態度は本当に論点そこじゃねえからなんだけど、(私個人の理由としては、たまに前に使ったことある劇場だと客席でもスタッフWi-Fi繋がっちゃうんだよ・・・)他の機材と干渉したり、音は出なくても光は結構目立ったりするからリスクは基本避け、全部オフ&カバンの口は閉める癖がついてたのでちょっと意識を変えねば。あと自分がやるときの案内変更だ。
アプリ使ってない人はオフで。使ってる人はオンにしないと効果ないというのは覚えておかないとだな。

▼終了後〜客だし

いつもオープンになる外に面したガラス扉も開くので換気的には問題ないのでは?と素人目には見える。来場者数が従前より減っているので、そこまでバタバタしているイメージもなし。

当然、この規模の劇場だとロビーに出演者が出てくることもないし、面会等は当然NGだろうな、という感じ。

とまあ、いろいろ騒がれているタイミングではあるけれど、できる劇場側は最大限対処しているし、全部一緒くたにして演劇批判するのは違うし、既にやってるところのを参考にしつつ、劇場の会場の状況に合わせてどうするべきかを今一度調整することが大事だと思う。

それでもやっぱり劇場だ、演劇だ。

涙が出たよ

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