絹本墨画 六曲屏風 一隻 159、0×351、8㎝
京都・本法寺
絹本墨画 六曲屏風 一隻 159、0×351、8㎝
京都・本法寺
天の万象がうごめき、闇が深くなる頃、海は沈黙になり、月も星も消え失せるくらいの雷雲が立ち込める。この絵は海神の怒りがざわつき、穏やかにさえ感じる波をその墨の表現にて描かれている。それはタッチで描くというより墨で流し込むように見える。星も見えないくらいの夜か?それともゲリラ豪雨のような現象によって空間に嵐が立ち込めているあの不気味な感じだ。それをあなたは感じるだろうか。妖がたくさんあるその地は浄化されなくてはな