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"生活"にポイントカード作ったら人生が加点方式になった

私は、日々の雑事や勉強に
「ポイント制」を導入している。


毎日のやること、やらなきゃいけないことに対して
難易度に応じたポイントを設定。

クリアできたら、カードにポイント分のシールを貼る
という手法だ。


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クリアカードケースに100マスが書いてある紙を入れて
ケースの上からマスキングシールを貼っていく。
繰り返し使えて便利。


100ポイント貯まったら、何かしらのご褒美を用意する。

これまでやったのは
・甘いものチートデイ
・〇〇円分好きなもの買う
とか…


夏休みのラジオ体操や
小さい子向けのピアノ教室とかに通うと
貰えるシールみたいな。

そんなやり方。



でもこれが意外と効果ある。

無気力で怠け者
面倒なことは後回しにしてしまいがちな私には
こういう子供だまし的な手段が合ってるみたいで。笑



ポイントカード制のメリット

「ご褒美が待ってる」ことも
やる気が出る理由なんだけど

ポイントカードの効果はそれだけじゃない。



まず、
やるべきことが可視化されて
脳内が整理される。


やること(タスク)に応じたポイントを決めたら
やることのタイトルとポイント数を付箋に書いて
目立つ場所に貼っておく。

この作業を毎日することで
頭の片隅で「ああ、アレもしなきゃコレもしなきゃ」と
思っていることが可視化される。

やるべきことの数も難易度も、一目瞭然。


書くことでタスクを一旦、
頭の片隅から外へ追い出す。

このステップにより
脳内も整理される感覚がある。



つづいて、自己肯定感が上がる。


「名もなき家事」というワードが
以前話題になったように
日常のやるべきことには名前のないことが沢山ある。

1日が過ぎれば
やったことなど忘れてしまうような。

しかしポイント制においては
割と細かなことまで、ポイントをつけて付箋に書いている。

5分以内で終わるようなことでも
1ポイントとしてタスクに名前をつけて書く。

1日の終わりに
今日やったことの付箋をチェックして
ポイント分のシールを貼る。

このときに自己肯定感がめっちゃ上がる。


些細なことでも1ポイントをつけることが
すなわち自分で自分を認める作業になるからだ。

人から褒められるようなことはやっていない。
けど、自分だけは自分をいつでも褒められる。


「何もしてなくないじゃん」
「今日こんなにやったじゃん」

そんな自分への励ましが
ポイントカードに埋まっていくシールとともに
心を満たしていくのだ。

100ポイントが貯まって
ご褒美をゲットするときも
毎日やったことの積み重ねが形になるので嬉しい。



日々のすべてが人生の加点対象

仕事や勉強は
結果が給料や資格・単位といった形になる。

でも日々の家事・雑事は形にならない。

それどころか、みんなが
「できて当たり前、できなきゃダメ人間」
みたいに思っている。


私は自分の持病もあって
生きてるだけで丸もうけ論が好きだ。

でも実際はそう前向きに考えられない。

生きてるだけですごいのに
どうして私たちは減点方式で考えてしまうのだろう。

減点なしの加点方式で
あらゆることを考えられたら
もっと楽になれるはず。


ポイント制の導入で
そんな「人生の加点方式」が具体化されたし
結果的に自己肯定感と満足度が上がった。




色んなことに追われている人も
わたし、何もできてないな…と思う人も

財布の中だけじゃなくて
生活自体にポイントカードを入れてみては?





紫莉

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