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バリ島の謎多きお寺

みなさんこんにちは〜ゆかりです🙂
今日はバリ島にあるミステリアスなお寺を紹介します。

「象の洞窟」という名のお寺

象の洞窟という名前がつけられたお寺「ゴア・ガジャ」。ウブドの中心地からバイクタクシーで10分で行ける、旅行者にとってはありがたいアクセス抜群のスポット。

この大きく口を開けた洞窟の入り口がすごい迫力。

ここに象はいないのですが、洞窟の入り口の模様が象みたいだからだとか、象の頭をしたバリ・ヒンドゥー教の神「ガネーシャ」に因んでいるとか、近くを流れている川が以前「象の川」と呼ばれていたからだとか、色々説があるそうです。

朝の様子

朝7:30ごろに向かったところ、観光客は誰もおらずひっそりしていました。
道路から入ると大きな駐車場があるのですが、お寺に行くにはそこから階段を下っていきます。

そして下り切ると、開けた空間が。

画面奥にあの洞窟があるの、見えますか?
階段を降りたすぐそこにあるのが、ダンスなどを披露したりするステージのようなエリア。

入場料は50,000ルピア(およそ450円)。

バリ島の観光スポットの入場料が外国人に対して異常に高いという声をネットで見たのですが、収益がその場所の保存・保全に役立つのであれば、私は払っても惜しくないなと思っています。

地上のチケットカウンターは閉まっていたのですが、下ったところに机があって2人の男性が座っていました。

ここでチケットが買えるというのでお金を渡したところ、おもむろに1人の男性が立ち上がって、こっちこっちと手でサインされました。

どうやらガイドをしてくれるみたい。そんなサービスは期待していなかったのでラッキー!

こちらが案内してくれたおじちゃん。
英語は拙かったですが、それでも洞窟の話など短い時間で色々と教えてくれました。

気になる洞窟の中

この象の口を通って洞窟へ。
中は薄暗く、ものすごい湿度。壁が大きく穴のようにえぐられているのですが、ここに僧侶が座って瞑想をしていたと考えているのだとか。

まるでサウナのような空間で、瞑想するには過酷な環境です。

洞窟を入って右手に進むと、バリ島ヒンドゥー教の重要な3神であるヴィシュヌ神・シヴァ神・ブラフマ神を表したリンガが。

リンガとはヒンドゥー教で崇拝される男根を表した石柱だそうです。
ただ女性器との接合も表しているという説明も見たことがあり正しい定義が定かでないので、この4月にバリに行った時に確認してきたいと思っています。

そして左手には象の頭をした神、ガネーシャもいます。

きちんとお供物がしてあります。

湿度のせいで長くいたいとは思わない場所ですが、確かに不思議な雰囲気を放っていました。

洞窟の外も不思議な見所いっぱい

洞窟の外に出ても、ガイドは続きます。まずは沐浴場。
沐浴で有名なお寺ティルタ・エンプルのように水が数箇所から流れ出ています。というかバリ島の沐浴場って、大体はこんな感じなんでしょうか。

1954年に発見され、戦後においてバリ島での最大の発見と言われているそう。

そしてさらに下に降る階段が。

おじちゃんはどんどん進んでいきます。
ジャングルに囲まれた庭のような空間。

そして立ち止まったのがここ。1本の木から放射状に伸びる根っこが迫力あります。
ここも瞑想のための場所だそうです。

そして次に立ち止まっておじちゃんが説明を始めたのが、ごろごろと転がった大きな岩の前。もともとはパゴダ(多重塔)だったそうで、何かによって崩れてしまったそうです。

そう言われないとただの岩としか思わず通り過ぎていたはず。

そして最後に辿り着いたのは、仏教徒のための場所。

ゴア・ガジャはバリ・ヒンドゥー教のお寺ですが、仏教の信仰も認められているということですね。ここにあった仏像は盗難に遭ってしまったそうですが、他信仰にも寛大な姿勢が好感度高いです。

盗難にあった仏像に代わってその写真が飾られていました。

と、ここまで見て終了。おじちゃんはスイスイと次から次へと案内をしてくれたのでもう一度ゆっくり見たいと思ったのですが、もう一回りしたいというとなぜか怪訝な顔をされたので、大人しく帰りました(笑)。

この4月にバリに戻ったらウブドエリアにもまた滞在するので、再訪したいと思います🙂

最後に

ゴア・ガジャの敷地はそれほど大きくなく、その割に確かに入場料はかかりますが、この不思議なパワーを感じにいきたい方にはぜひ行ってみて欲しいです。
ウブド中心地からすぐ行けて朝早くから開いているので、早起きした日にサクッと観光したい、という時におすすめですよ。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。ではまた〜👋







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