バリ島・コーヒーが育つ場所へ
こんにちは〜、ゆかりです。
みなさんはコーヒー、好きですか?私は社会人になるまで何が美味しいの?と思っていて、わざわざカフェでコーヒーを飲むのに500円も払うなんてと思っていました😅
が、今では毎日飲むほど習慣化しています。
特にコーヒーがどうやって作られているのか、産地はどこなのかといったこ
とに興味津々。
コーヒーの産地・インドネシア
日本は缶コーヒーが人気ですが、商品名のおかげで認知度が高いのはキリマンジャロ、コロンビア、のようなアフリカとか南米の産地の名前ではないでしょうか。
実はインドネシアはブラジル・ベトナム・コロンビアに次いで世界で4番目のコーヒー生産国。
こちらの記事でそのインドネシアのコーヒーが飲み比べできるカフェについて書いたのですが、今日はバリ島でコーヒーが作られるエリアの様子をご紹介したいと思います。
緑豊かなキンタマーニへ
キンタマーニはバリ島北東部にある村の名前。標高約1500mにあるので涼しく、避暑地として知られています。
ここもバリ人ガイドのアグンにバイクで連れて行ってもらったのですが、風で肌寒く感じるほど。
ここでキンタマニでコーヒーを作る生産者コミュニティのようなものがあるらしく、そのメンバーの1人であるアグンの友達がもつ小さなスペースを訪れました。
完全個人操業
で、到着したのがこちら。
道路に面してガラス張りのスペースがあり、その横は普通の住宅の入り口。
迎えてくれたのは、名前を忘れてしまったのですが、ここに住むコーヒー生産者でありアグンのお友達。
門をくぐってお家にお邪魔するとあったのが天日干しされているコーヒー豆。
コーヒー豆のあれこれ
ここでコーヒー豆の種類や製法についての簡単なレクチャーを受けました。彼は英語が話せないので、アグンが通訳。
コーヒーチェリーの身を剥くと、ミューシレージというネトネトした膜のようなものが出てくるのですが、舐めると驚くほどの甘さ。
この膜を残したまま乾燥させる製法は「ハニープロセス」と呼ばれ、フルーティ感が増すんだそう。
これを完全に水で洗って取り除き、水に浸しておく製法は「ウォッシュド」。
そして豆の種類もザクっと2種類、シングルビーンとダブルビーンというのがあり、シングルビーンはメール(男性)コーヒーと呼ばれて風味が豊かだと考えられているそう。
シングルオリジンはよく聞くけど、そもそも豆の種類も違うのかぁと新たな発見。
豆を乾燥させるプロセスでは、一つずつ手作業で悪い豆を見つけて取り除いているそう。気の遠くなるような作業。しかも一人でやっているというのが驚き。
一通りの解説が終わったら、隣のガラス張りの空間で異なるプロセスでできた豆の飲み比べをしました。種類がありすぎて飲みきれないほど。
どれも浅煎りでフルーティな酸味が特徴。ここで豆も販売しているのですが、作っている場所なだけあって500gで1,500円という破格。
わたしは気に入った種類を2パック購入。合計で1kgです(笑)。
しかもロブスタ種ではなくアラビカ種なので、インドネシアの質の良いコーヒーが飲みたいという方にはおすすめです。
気になる方がいらっしゃったら詳しい場所をお伝えしますので、コメントください🙂
コーヒー農園(というか茂み)
お友達の家を後にした後、コーヒーが作られる場所に連れて行ってくれるということで、バイクで山の上へ。
だいぶ上がったところで到着したのが、先ほどの彼がコーヒーを育てている農園。
農園とはいっても整備されている様子はなく、広い土地にコーヒーの木が無造作に育っている感じです。
動画や写真では見たことがありましたが、間近に見るのは初めて!
コーヒーのすぐそばにマンダリン(小さいみかん的なもの)も育てることで、フルーティーな味わいのコーヒー豆になるんだそう。
日本ではコーヒー農園を見ることはないと思うので、とても貴重な体験でした。
普段自分が口にしているものがどのように育っているのか見るのは興味深いと改めて思います。
最後に
わたしが訪れた焙煎所や農園はかなりニッチな場所でしたが、バリ島の中には観光客向けのコーヒー農園がいくつかあるそう。そこだと色々とレクチャーも受けられ、飲み比べもできると思うので、楽しいと思います。
コーヒー好きな方にはぜひおすすめしたいアクティビティです。
今回も読んでいただきありがとうございました。ではまた〜👋
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