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1年間のThreads投稿チャレンジでエンジニアの方々への敬意が2倍になった話

1. 担任の先生のひと言から始まった


去年の今頃(2023年春頃)…。
FacebookやInstagramでお馴染みのMeta社が新しいサービスを展開するということで話題になりました。

今では生活の中に当たり前にあるSNSサービスですが、その中でも圧倒的人気を誇るX(旧Twitter)に類似するということで(※しかもイーロン・マスクによるTwitterの買収に関する話題がよく出ていた頃)すごく話題になっていたことを記憶しています。

当時の私は長年勤めた教員を辞め、G's ACADEMYに通っていた時でした。

IT関連の新しい話題やサービスにすごく敏感にアンテナを貼っている同期の仲間たちのおかげで、Threadsが出ることをはじめて知りました。
私は本当にそういう話題に疎い人だったし、X(旧Twitter)ですらしたことがなかったので、正直その時は「ふぅ~ん」というくらいにしか思っていなかったです。

サービス開始日が近づくに連れて、疎い私でも気付くくらいNewsで目にするようになりました。もしかすると唯一私が発信していたInstagramに付随するサービスであるということも関係していたかもしれません。

それでもやってみようという気はまだ起こりませんでした。

ある日、G's ACADEMY講義が終わった後の飲み会で、担任の先生から
「ソーシャル・ネットワークという映画観たことある?ぼくは何度も観たことがあるんだよね。まだSNSがない時代に新しいサービスが立ち会がる瞬間の映画だから主人公がコードをかくシーンが何度も出てくるんだけど、まだパソコンも古いし、hタグを何度も打つシーンとかも出てきて面白くて最高なんだよね。」という話をされました。
飲みの席なので、ちょっとニュアンスがちがうかもしれませんが、当時の私は【新しいサービスのはじまり】という言葉がすごく頭に残ったことを覚えています。

恥ずかしながらその映画を観たことがない私でしたが、プログラミングの学校に通い、プログラミングとはどういうものか、コードをかくということはどういうことかが少しずつ分かり始めた時だったので興味をもち、すぐに鑑賞しました。

観ての感想は…すごくおもしろかったです!!

おそらく今までの私だったら理解できていなかったことがたくさんあったでしょうが、G's ACADEMYに通っていたおかげで内容がよく理解できたんだと思います。

出典:https://video.unext.jp/title/SID0022007

2. サービス開始日に見たインフルエンサーのすごさ


「ソーシャル・ネットワーク」を観たのがおそらく6月だったと思います。
(Threads開始日の1カ月ほど前)

私はInstagramはストーリーは毎日、投稿は3日に1回を目標に投稿をしていたので、インスタ界隈でもThreadsのことが話題にあがってくるようになったことに気付きました。

ただ私は新しく何かを始めることは、なにかしら自分の中で「覚悟」が必要な人です。結局葛藤が続いていたのですが【新しいサービスのはじまり】というキーワードがずっと頭をよぎり、やってみようと決心します。

そうやって迎えたThreads開始日の7月6日。

この日は朝からアポがあり、企業さんの会社にお邪魔していた日でした。

終わった後にいつも通りインスタをのぞいてみると、プロフィールの仕様がいつもと違うことに気付きます。フォローしている数名の方のプロフィールに見たことのないマークと番号がついているのです。

自分もとりあえずThreadsをインストールし、始めてみることにしました。ありがたいことにインスタをしていれば連携がすごくスムーズで最初の接続が簡単でした。

スレッズマークのとなりに今までは番号がついていました!


ここで初めて私のプロフィールにもThreadsマークがつきました。そして番号は「参加者番号」ということが後からわかりました。
※ただこの番号、今はついていないようですので最初だけのサービスだったのだと思います。この番号が早い方がいい!(ステータス?)というような流れがあった気がするので、初速の参加者を増やすには良い戦法だったと感じます。

とりあえず恥ずかしいですが、自分が初日にあげた投稿をあげておきます。

本当に感動の日でした✨


Threads開始日に私が強く思ったことは、「インフルエンサーと呼ばれる方たちの投稿頻度と内容のすごさ」です。

まず、インフルエンサーの方々は、1日に呼吸をするように何十投稿もしていました。そして内容としては「Threadsの使い方」の投稿が圧倒的に多かったです。
サービスが始まったばかりで使い方がみんなわからないので、それらの投稿は注目され、たくさんのいいね!(♡)がつきます。そうやってフォロワーを増やしていく人が多かったです。

もしくはとにかくたくさんつぶやいて、投稿頻度をあげてフォロワーを増やしている人もいました。あの時のThreadsの投稿は本当にお祭りという感じでした。(ちなみに芸能人の方の投稿もたくさん流れてきました。X(旧Twitter)をしたことがない自分にとったら、当時は芸能人の投稿が流れてくるのも新鮮でした。)

とにかく当時私が驚いたのは「インフルエンサー」と呼ばれる人たちの
・新しいサービスに対するアンテナの高さ
・誰よりも早く使いこなそうとする努力
・とにかく発信する数の多さ

です。

私も結局Threadsがはじまってからの数日はそいういったインフルエンサーの方々の勢いに圧倒されながらも、使い方の情報を有難く得ながらも過ぎていきました。

3. 私がThreadsを始めた本当の目的


インフルエンサーさんが、やっぱりThreadsでもフォロワーさんをどんどん増やしていくなか、私が始めた理由には他の目的がありました。

まずはSNSの【新しいサービスのはじまり】の日にもう二度と立ち会えないかもしれないので始めてみたかったというのが第一の理由です。

それともう1つ。私には実証してみたいことがあったのです。

少し話が戻りますが、もともと私が長年勤めていた教員を辞め、G's ACADEMYに通った理由は教員時代に自分が欲しかったサービス(プロダクト)を自分で作れないかと思ったからでした。

そう意気込んで通ってはみたものの私は周りの同期とちがい、コードを書くことを楽しいとは思えず、ましてやエラーを楽しむなんてことはなかったばりばりの劣等生でした。
しかもプロダクトも完璧でないといけないという思考が働きまくっていた自分は何度も周りの方から「最初は完璧でなくていい」という言葉をかけられます。

「最初は完璧でなくていい」の言葉の意味として、どんなサービスも小さく始めて少しずつバージョンアップしていくんだということでした。

なので私がThreadsを始めた理由は、本当にそうなのかを試してみたかったというのが1番の大きな理由です。そううまくThreadsでその答えが出るかもわかりませんでしたが、当時の私はこう誓います。

『とにかく毎日1投稿は続ける』


そうすると見えてくるものがあるのではないかと思ったからです。
とうことで、私はThreadsをひたすら毎日1投稿続けました。(出来ていない日も正直ありますが、基本的には続けました。)

するとわかったことがあります。本当に言われていた通り少しずつ、少しずつなのですが、できることが増えていくんです!!

Threadsは始まって5日ほどで利用者が1億人を超え、話題とはなりますがその後の人気は…。
おそらくこの投稿を見てくれている人の中にも、最初こそ投稿はしたものの今は続けていない人、登録はしたもののやっていない人、もはや「Threadsって何?」状態の人もいると思います。私のように今も続けているよ!という人の方がほんの一握りではないでしょうか?

きっとその理由の1つとして、始まった当初は
「検索機能がないので見たい情報が見れない」
「ハッシュタグがつけれない」
「編集機能がない」
 
など、いろんな声が聞こえ始め、ユーザーが離れていったように思います。

たしかに最初の頃によく見ていたインフルエンサーの方も芸能人の方も今ではほとんど見かけなくなった人が多いように感じます。

私も正直最初は「こんな機能があったらいいのにな」と思うことはありましたが、『どんなサービスも小さく始めて少しずつバージョンアップしていく』を体験するために始めていたので、ひたすら1日1投稿を続けました。

そうすると、始まったばかりの時の先ほどのユーザーの声ですが
「検索機能がないので見たい情報が見れない」→今はちゃんと検索できます!
「ハッシュタグがつけれない」→今はハッシュタグもつけれます。
「編集機能がない」→今は投稿してすぐであれば編集もできます。

ちゃんと時間の経過と共にできるようになってるんです!!!

他にも数えあげたらキリがないほどたくさんの機能が少しずつ少しずつバージョンアップされているんです!!!

以前Canva JAPANのイベントに運営側として出席したときの記事にも書いたのですが、どの会社のどんなサービスであってもリリースして終わり!ということはなくて、その裏側でエンジニアの方々がさらに改良を重ねてどんどんバージョンアップさせてくれているということを忘れてはいけないなと再確認しました。

また、テクノロジーど素人の私に「ソーシャル・ネットワーク」を紹介してくれた担任の先生が「Winny」という映画も観た方がいいよ!と教えてくれたのでその映画も観てみました。その映画はもっといろいろと感じずにはいられず、日本はエンジニアの方々に対する理解や感謝の気持ちが外国に比べて薄いのかな?と感じずにはいられませんでした。

なのでサービスがリリースされたばかりの時の不具合はきっとエンジニアの方にとっては当たり前のことなんだろうなと思うと同時に、理解がなかったら離脱してしまうお客さんへの対応はどうされているんだろうという疑問はありますが…。少なくとも自分はそれ以来、不具合があっても今はエンジニアの方たちが頑張ってなおしてくれている!と思えるようになりました✨

2023映画「Winny」製作委員会


自分のことに置き換えてみても、先生方を助けるサービスとして「こんなプロダクトが作りたい!」と明確にある私ですが「最初は完璧でなくていい」とその後も何度も何度も出会ってきたすごいエンジニアの方々が声をかけ続けてくれています。

それは今まで世に出ているサービス全てが完璧な形で商品化されていると思い込んでいた無知な私にとってみたら衝撃的でしたし、ただ皆さんが冷静に優しく説いてくださったおかげで、今ではその意味が理解できるようになりました。

Threadsをただひたすら毎日1投稿あげ続けただけですが、少しずつバージョンアップされ、便利になっていく瞬間を見続けている私は、本当にエンジニアの方々の技術と日々の努力に感謝せずにはいられません。

これからも私は引き続き1日1投稿を続けてみて、さらにどのように進化していくのか観察していこうと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました🍀

4. 最後に

 
ちなみにただひたすら1日1投稿しているだけのThreadsですが、誰とも絡めてないし、有益な情報もほとんど流せていないのですが毎日少しずつフォロワーさんが増え続けています。ありがたいかぎりです。

ちなみに下記は私が現在投稿し続けているSNS一覧です。

Instagram(2022年8月~) 
学級経営、授業作り、SPOT TEACHER事業などについての投稿が中心
ストーリーは自由気ままに、たまに教育時事、先生方へのアンケート等

Threads(2023年7月~) 
自由気ままに1日1投稿 ※1番何も考えずに投稿しているかも

note(2023年7月~) 
①“先生方が明日使える学年別資料”を提供中 ②SPOT TEACHER授業の紹介

・Facebook(2024年1月~)

X(2024年6月~) 
SPOT TEACHER事業を中心に投稿

現在私が投稿しているSNS一覧

なんでもそうなのですが、何かを始めるまでに「覚悟」が必要な私としては一覧にしてみて今ではこんなにもSNSをやっているのか?!と正直びっくりしています。ただ開始時期を見てもらうとわかると思うのですが、1つのSNSを始めてやり方に慣れて月日が経ってから、ようやく次のSNSに手を付けています。Xなんてまだ始めて1カ月ほどなのでペーペーもいいところです笑

ただどれもありがたいことに少しずつフォロワーさんも増え続けているので、それぞれのSNSの特徴を活用させてもらいながら、少しずつ投稿を続けていきたいと思います。

バズるような投稿やものすごく有益な情報ばかりを発信することはできませんが、今までにもSNSを通してお仕事が舞い込んできたり、いろんな方と繋がりをもつことができたりと、SNSの可能性も感じずにはいられない毎日です。なので少しでも興味があるものがあればのぞいていただき、フォローや関わりなどをもっていただければうれしいです。

今度こそ、最後まで読んでいただいてありがとうございました😊

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