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Canva JAPAN(CEC福岡)に参加してみた!

1. はじめに


こんにちは!
『#先生応援』をモットーに先生をサポートする社会起業家として活動しているyukariです!

私がこのnoteを始めるきっかけになったのはインスタの発信で資料を先生方にプレゼントするようになり「もっと多くの人にもっと多くの頻度で自由にダウンロードしてもらいたい!」と思ったのがきっかけでした。

なので現在様々あるSNSの中で、私が1番最初にトライしたSNSは「Instagram」でした。そのInstagramを発信するにあたって、投稿の際に初めからずっとかかさず使い続けているものが“Canva”です。

初めて使った時の私の印象は

  • デザインが豊富(というか豊富すぎる!)

  • 画像、イラストも豊富で挿入しやすい

  • テキストが選べるので投稿内容によって雰囲気を変えれる

  • 初めてのツールは使いこなすのに時間がかかるのに意外と簡単

  • 自動保存なのでうっかり保存していない!がない  

…などです。

これは使い始めの時の印象なので、どんどん使えば使うほどさらに便利な機能がたくさんあることに気づいていきます。インスタをはじめて2年が経とうとしていますが、今ではプレゼン作りなども含めてあらゆるところで自分の生活の一部ともなっているようなCanvaです。

そして私は去年の3月に教員を辞めたのですが、ある日ショッキングな事実に気づきます!

『Canva教育版』の存在に気づいたのです!

教育関係者であれば先生方や子どもたちなどが無料で使えるですって!!!
どういうこと?!?!

と頭が混乱したのでした…。

そしてさる先生こと坂本先生がCanvaJAPANにジョインされ、全国各地でCanvaを広める活動をされていることを知ります。

私は現在の教育現場ではどのようにしてCanvaが活用されているのかを知りたい!という気持ちで、CEC福岡の運営スタッフに入れてもらうことになりました。

2. CEC福岡キックオフ!


【坂本さんによる基調講演】


最初に坂本さんによる基調講演がありました。

簡単な経歴の自己紹介の後、現在はCanvaを全国に広げる活動をしていると話がありました。それからはCanvaの社員として働かれている坂本さんだからこそわかる会社の理念等の紹介がありました。

___Canvaのはじまり___

私が1番興味深かった話の1つなのですが、Canvaのもともとの起源は「卒業アルバムを作るツール」だったそうです!そして現在の形のようにより広範なデザインツールとしてのデザインプラットフォームとなったそうです。多くの方に支持され、愛されるようになった背景には「デザインツール」としてスタートしたことが功を奏したのだということがよくわかりました。

たしかに初めのスタートがビジネスツールではないからこそ、先生も子どもたちも感覚的に使えるわけですね!

___Canvaの価値観___

Canvaの数ある価値観のなかには“質の高い教育をみんなに”との想いがあるそうです。なので目標として誰もがCanvaで高品質で無料の教材にアクセスできるようにすることが掲げられているそうで、Canva for Educationは幼稚園から高校までの学区、学校、教師、生徒は100%無料とのことでした。

自分は現在、いろんな企業の方々とやりとりをさせてもらっているからこそわかりますが、これらのサービスを全て無料で行うというのはよっぽどの強い信念でないとできないですし、ものすごいことだと思いました!

教育だけではなくCanvaには他にもたくさんの慈善事業部門があり、知れば知るほど素晴らしい人すぎて感動したので、CEOのメラニー・パーキンスさんの記事も貼り付けておきますね!

すごい数の学校が使用しているんだ?!と思いましたが、まだまだだそうです…

…ということで坂本さんによる基調講演は他にもたくさんの注目すべき話があったのですが、ここらへんで紹介は割愛させていただきます。

さぁ、いよいよ次は実践発表&ワークショップです!!

3. 実践発表&ワークショップ


3組の方々が登壇されました。

〇1組目【基本操作について】

1組目は吉村先生と光安先生コンビでした。

左:光安先生 右:吉村先生

吉村先生と光安先生は「Canvaってアタック25 BINGO!」ということで25種類のCanvaを使った技能を確認しながらBINGOを揃えていくというものでした。

わたしはいつくできるだろう?!と気になりながら見させてもらいました!

★で難易度が示されており、またグループで協力しながら進めていくことで、それぞれの先生方の技能を持ち合わせてワークショップが進んでいきました!

最終的には1グループがビンゴ達成!という結果でした✨

最初の1組目ということでログインに時間がかかった方も数人いらっしゃったのですが、発表者の2人から
「今回は電波が悪いなか、協力いただきありがとうございます。これは動画もありますしテンプレもありますので全て共有させてもらいますね!」
という非常に太っ腹なお声が👏!!

ということで、吉村先生と光安先生にも承諾を得て、今回資料をいただきましたので下記に貼り付けておきますね!
自分のCanvaスキルを試すもよし、学年の先生方で一緒に試すもよし、子どもたちと出来ることを1つずつ増やしていくもよし、ご自由にお使いくださいね~😊

☟吉村先生と光安先生 共有配布資料はこちら☟

【当日の発表用プレゼン】

【BINGOテンプレ&解説動画】

〇2組目【共同編集で交流授業】

2組目は福田先生と光延先生コンビでした。

左:福田先生 右:光延先生

福田先生と光延先生は「共同編集を使ってオリジナルめんMAPを作ろう!」ということでCanvaの共同編集機能を使ってグループでめんMAPを作っていくというものでした。

共同編集の説明があった後、地図上に「めん」のイラストを挿入していきます。そして付箋におすすめポイントを入力していくというものでした。
もう1つめんといっても①ラーメン②うどん③そば④パスタの4種類の指定があったため、付箋の色は種類によって分けるという指示も追加で出されました。

ちなみに福田先生は今回このCEC福岡に来る途中でATMでお金を引き出せない韓国の女の子と遭遇したそうで、お互いの言語が通じない悪戦苦闘の中、なんとかお金を引き出せたそうです。
その子からその後連絡が来て、そのおろしたお金で美味しい麺の店を食べに行くんだという話を聞き
「よし!あとでおすすめの美味しい麺屋さんを紹介してあげるから!」
とその子と約束をしたそうで、しきりにその子のためにも良い麺屋さんを見つけてくださいよ~~~!と会場のみなさんに懇願してました笑

左:共同編集についてわかりやすくまとめてありますね!
右:韓国の子とのやりとりが…笑 会場中爆笑してました笑

その後、思い思いに麺屋を考え、挿入していくみなさん。
グループで麺の話ですごく盛り上がっているところもありましたね。
また今回は福岡市が会場でしたが、隣の市の方など様々なところから来られているので、地元の麺を紹介し合う姿も見られました。

その後はそれらの付箋にコメントを追加したり、共同編集を行ってどういうことができるかを共有してグループワークは終わりました。

そして最後に福田先生と光延先生コンビが選んだ「ふせん大賞」と「コメント大賞」の発表がありました!そして商品も用意されており、

  • 一風堂のカップ麺

  • 麺特集の載っている「麺本」

  • 坂本先生のCanvaの本  の3つでした!

ちなみにおすすめの麺屋さん(韓国の女の子に紹介したい店笑)として選ばれたのは「ラーメン海鳴」のラーメンジェノバという結果でした~👏
下記にHP載せていますが店舗によって若干メニューがちがいますので、機会がある方はよく調べて行ってみてくださいね~😊

1番右の写真は無事に韓国の女の子に海鳴を紹介できた証拠写真です笑

そしてまたまた太っ腹👏!!
福田先生と光延先生にも承諾を得て、今回資料をいただきましたので下記に貼り付けておきますね!

☟福田先生と光延先生 共有配布資料はこちら☟

【当日の発表用プレゼン&活用事例】


〇3組目【画像生成AIを使ってみよう】

2組目は尾崎先生と後野先生コンビでした。

左:尾崎先生 右:後野先生

尾崎先生と後野先生は「画像生成AIを作ってみよう!」ということで生成AIを使ってのグループワーク&実践発表でした。

後野先生より、はじめに出された問題には会場中にすごいどよめきが起こりました。後野先生のお子さんだそうですが、その中に…(下記参照)

会場中の笑い、ざわつき、どよめきがすごかったです


その後、正解発表と入力したプロンプトの紹介がありました。それから先生方も同じように生成AIを使って画像を作成していきました。

思い思いのキーワードをいれて画像を作成していくみなさん。

その後は「マジック加工」を使って指定したところを変えることができたり「Docs to Decks」を使えば、Wordなどの文章をスライドに変換したりすることの紹介がありました。

特に「Docs to Decks」の紹介の時にはwordで書かれた文章が一瞬でスライドに変換される様子を見てまたまた会場中にどよめきが…!
確かに文章を多く扱う先生方にとってこれを知っているのと知っていないのでは全くかかる時間がちがいますもんね!

その次は尾崎先生から生成AIをつかってアイコン作りをした実践発表がありました。

尾崎先生は現在、高校で週7時間の探究コースを専門とした先生をされています。子どもたちがそれぞれ探究のまとめとしたスライド作りをすることも多いそうでその時にスライドなどの様々な活動の時にマークとしてつけれるみんなの活動理念のアイコンをつくろうという話になったそうです。

尾崎先生が子どもたちに試しに示したアイコンやみんなで探究コースの5つのキーワードから決めたアイコンが紹介されました。

小学校の先生であれば学級目標をみんなで形にするためにみんなで考えて作るとよさそうですね!と提案もありました。

最後に尾崎先生より、こういったツールをうまく活用することで「子どもの表現力の拡張がなされ、先生の働き方改革」になるのではないかというまとめを最後に全てのワークショップが終わりました。

左は子どもたちが考えたアイコンの方が反応がいいことを突っ込んでいる尾崎先生

そして最後にまたまたまた太っ腹👏!!
尾崎先生と後野先生にも承諾を得て、今回資料をいただきましたので下記に貼り付けておきますね!

☟尾崎先生と後野先生 共有配布資料はこちら☟

【当日の発表プレゼン&活用事例】

4. エンディング


ここまでであっという間の3時間。

その後、みんなで記念撮影をして内容のとっ~~~ても濃いCEC福岡が終わりました。

今日この日を迎えるまでに運営の方々がお仕事の合間にたくさん準備をされていました。本当はこの準備のようすも全てお伝えしたいくらいです。
(私は本当にお手伝い程度で何もできていません。ごめんなさい…。)

全体進行・司会進行など永川先生&出納先生本当にありがとうございます✨

今まで私は1人でもくもくと教育書を読んだり、実践を調べたりするタイプでほとんど教育系の集まりに参加したことはありません。
今回このような会に参加させてもらって、お休みの日を使って熱量高く集まる先生方に大変感動しました✨

おかげでとっても実りの多い1日となりましたし、終わった後
「来てよかった~!とっても楽しかったね~!」
とニコニコ顔で帰る先生方を見てもほっこりとした気持ちになりました😊

他にもオープニング動画の準備や当日の受付や飲み物(スタバの美味しいコーヒーもありましたよ~!)の準備、キッズスペース完備など、お忙しい仕事の合間にもたくさん企画・準備をしてくださった運営スタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

5. 最後に


またここから先は私の個人的な意見なのですが、1人1台端末が導入され便利と言われるツールはたくさん開発され出てきていると思います。

有名なChatGPTもこのCanvaもその中の1つだと思うのですが、全てにおいて共通することはそれらのツールを使うことが目的ではなくて、教育的活動のなかで、その学年や教科や活動内容に適したツールを手段として使うことが大切なのではないかなと思います。

今回CEC福岡の運営スタッフの方々と初めてお話した時にもきちんとみなさんそれらの認識があったのですごく安心して臨むことができました。

きっとCanvaをはじめどの会社が開発しているツールも、これをつくって終わり!ではなくて、裏でエンジニアの方々がさらに改良を重ねてどんどん便利になっていくというのが本当にテクノロジーのすごいところです!

なので、少しずつでもいいのでいろんなツールのいろんな機能を試してみて、自分も操作に慣れながら教育活動の中で手段として活用できれば1番理想なのかなと考えながら参加させてもらいました。

…とここまで言いつつも、これだけの様々な機能が無料で使えるというCanvaはやっぱりすごいなとも思いました!

関わって下さったみなさま、ありがとうございました✨
また最後まで見ていただいた皆様ありがとうございました!
また第2回目も開催されるようなので、次はどんな実践が見られるのかとっても楽しみです!!

~おまけ~


◆今回参加された方の感想◆ ※ほんの一部です! 

  • 実際に学校ではどのように活動するかなど、具体的なポイントを多くご教授いただいたので、是非今後の仕事でも使っていきたいと思います。

  • 同じグループの方と声を掛け合いながら、操作を学べたことがとても楽しかったです。特に、マジック作文や生成AIなど、今まで使ったことがなかった機能を知れて、よかったです。

  • 恥ずかしながら初めてcanvaにふれたのですが、今日の3時間でよく分かりました!大満足でした!自分自身も使えるし、子どもたちにも使わせられるし、可能性は無限だなと感じました。また参加したいです!

  • 楽しく、機能も理解できるワークショップを考えていただきありがとうございました!早速担当校の先生方に紹介したいと思います。

  • 娘を後ろで見ていただいていたことで、ワークショップに参加することができました。重ねてお礼を申し上げます。

  • ワークショップの質が高くてびっくりしました。準備して下さった先生方に感謝します。

たくさんの好意的な感想ばかりいただいたのですが、全ては紹介できず!
ですが、次回参加を検討されている先生方の参考になるといいです😊


 


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