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育休中の学びまとめ(育児編)

3回の育休を取得した私の育休体験記。
1回目の育休から振り返っていたのだが、振り返っているうちに、一つ一つのエピソードを思い出して少し感傷的になってしまった。そんなこともたまには良いと思うんだけど、これではなかなか前に進まない。
時系列のエピソード記録はまた書きたくなったら書くこととして、先に、事実を纏めて行こうと思う。

育休中にやってきたことをカテゴリーに分けて、「インプット」と「アウトプット」に分けてみる。


今回は「育児」について纏めてみたい。

<インプット>

~産前産後・新生児期~
・産前の母親学級で新生児のお世話について学ぶ
・里帰り先の実家の母から学ぶ
・「たまごくらぶ」・「ひよこくらぶ」などの雑誌で学ぶ
・ネットで子育て情報の検索
・ママ友との情報交換
・図書館のお話会、児童館の乳児クラブ、子育て支援施設等で学ぶ

~保育園入園後~
・保育園の先生方から日々学ぶ
・会社の先輩ママに聞く

~次男誕生・長男の赤ちゃん返り以降~
・近所の子育て支援施設で開設された無料講座を受講する、講師の方に相談する。「赤ちゃん返りについて」「おむつはずしについて」等。
マドレボニータの産後ケア講座を受講。子連れのバランスボールエクササイズで汗を流し、シェアタイムで、自分自身を主語にして語る。
・区が主催の、親育ちサポート「NP(NOBODY′S PERFECT)プログラム」を受講する
・アドラー心理学「SMILE」の講座を受講する
・親子コミュニケーション「親業訓練講座 一般」を受講する   
・絵本の読み聞かせを通じ、絵本に込められたメッセージを感じ・学ぶ
・子供の疑問にそって、図鑑を調べたり、言葉の意味を調べる機会が増える。

~手元に置いている本のうち2冊をご紹介~ 
3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス (1万年堂出版)
親業の先生に紹介していただいた本。イラストがとても可愛い。子どもの変化を感じたり、声掛けに迷ったときに、読み返すと、前向きな気持ちになれる。

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版(日本経済新聞出版社)
子どもとのコミュニケーションだけでなく、全ての人とのコミュニケーションに活かせる本。著者が、本書において、細部にまで自らのコミュニケーションの姿勢(人はみなフラットであるという姿勢)を貫き通していることにも勇気をもらえる。


<アウトプット>

日々の子育て、子どもとの関わりの中で、学んだことを常にアウトプット‼

・子どもが夢中になっているものは何なのか、観察すること。集中しているときは見守ること。

・子供にかける「言葉」を意識すること。
例えば、やって欲しくないことがあった時、「ダメ!」と子どもを否定するのではなく、やって欲しくない「行動」によってもたらされた「私への影響」を、「私の感情」とともに伝えることを意識。
(親業で学んだコミュニケーション。これを定着させるのは、なかなか難しかった。未だ修行中。)

・兄弟3人に同時に様々な要望を出されたとき、近くに大人が私一人しかいないときの対応については、どうするのが良いか、答えが出ていない。日々、試行錯誤しながら対応。対応に失敗し、3人がワンワン泣いているとき、怒っているときも多々あり。(そんなときは大抵、私も泣きたかったり、怒っていたりする。)
恐らく答えはなくて、その時その時の状況を見ながら判断していくしかない。頑張れ、自分!!

・子どもと四季を、自然を楽しむことも意識してきた。


<今、思うこと>

「子育ての結果が出るのは、孫の世代になったとき。」

という話を聞いたことがある。
日々子どもと接する中で、自分が学んだこと、工夫したことが目に見えた効果に表れることは正直あまりないので、本当にこれで良いのか、もっと違うやり方があるんじゃないかと、常に試行錯誤しながらやってきた。

でも、時間が経って、親も子も、互いに「成長したなぁ」と思える瞬間があるし、その実感を一つ一つ積み重ねることが自信につながっていくと思う。
あの時、学べて良かった。頑張って良かった。って思える瞬間は、きっとくる。

子供ともっと楽しく接したいと、様々な講座を通して、理論的に、また、講座を共にした仲間と経験をシェアしたり、語り合う中で学んだ「コミュニケーション」。子どもだけでなく、夫や母との関わり。友人や仲間、様々な人と関わる上での、自分自身の大きな助けとなっている。

子どもから学ぶこと、子どもを通して学ぶことは、計り知れない。

3人の息子それぞれに成長の仕方も違うし、言葉の出し方も、気持ちの表現の仕方も違う。兄弟だから確かに顔は少なからず似ているけれど、やっぱりそれぞれが別々の人格を持っている。
いつも一緒にいても、「この子はこういう子だ。」という私の勝手な思い込みを取り払われるような出来事は、毎日のように起こる。私が無意識に私の物差しで助言しようものなら、全く響かない。

子どもは、事細かに教えられなくても、自分自身で大切なことを感じ取り、学びとる力を持っている。

(だからといって、やってはいけないことを放っておいて良いわけではない、というのが難しいところなのだが…。この「やってはいけないこと」というのも、親自身の価値観がはっきりしていないとブレるわけで…。この辺は、また話始めると長くなるので割愛。)

私の方が、子どもに気づかされることの繰り返し。

この豊かな個性、よくよく観察して、一緒に楽しむしかない。
子どもも親も、フラットに。

彼らが楽しんでいる姿、笑顔を見られるのが私の喜びだし、
私自身が人生を楽しんでいる姿も、間近で見ていてほしい。
いつか離れたときに思い浮かべるのは、「笑っている顔」であって欲しい。

毎日が新たな発見の連続。

親子を、家族をますます楽しむ未来へ。

彼ら一人一人の個性と、私が、どうコラボするか。

そんなことも狙いながら、楽しんでいきたいと思っている。

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