爽やかに、しなやかに、スッキリと
週末を迎えた朝。子どもたちの靴を洗った。
16cmから21cmの3足の靴。中敷きを取り出してひっくり返すと、サーッと大量の砂が出てくる。
今週はどれだけ出てくるかな?ちょっとした楽しみだったりする。
靴をベランダに干したら、長いこと手入れしてなかったベランダや玄関前が気になって、ちょっと掃除。
リビングに戻ると、どじょうの水槽にコケが生えているのが気になって、ブラシで磨く。
水槽が綺麗になると、そこから目に入るキッチンカウンター周りが気になる。何だかごちゃごちゃと置いてあった細かいもの、一つ一つ取り上げて、いらないものはゴミ袋へ。
2袋ほどになったゴミ袋と、溜まっていたダンボール、ペットボトル 、空き缶。
何度かに分けて、ゴミ置き場に持っていった。
両腕にあったズドンとした重み。帰りは軽やか。
スッキリした玄関、やっぱり良いものだ。
「はたらいたぁ〜!」
って、自然と声が出た。
家が整うのは嬉しいこと。
体を動かすのは楽しいこと。
・・・なんだよなぁ。
女性の社会進出とか、パートナーとの家事分担とか、家事のサービス化とか、片付けができる子どもを育てるとか。色んな言葉に触れれば触れるほど、考えれば考えるほど、「家事」の持つ意味が複雑になって、それに向き合うことに疲れてしまっている自分に気づく。
ただ、体を動かして、整える。
空間スッキリ、気持ち爽やか。
そんな風に軽やかに。
しなやかに、日々を暮らしたい。
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