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「嫁」と呼ばれる恐怖症〜1

【男性も必見】自分のことを「嫁」とは、言われたくない!!のはなぜ??

私は30代半ば、既婚です。10代の頃から嫁とは呼ばれたくないと思ってきました。
こういう考えは、今風でめんどくさい女なのか?
自分でも、なんでこれほどにも、ここだけは譲れない!
と、こだわっているのかよく考えたことがありませんでした。

そして、考えてみると
・私の育った環境と、
・私自身、平成後期とは思えない処遇を受けた(しかも付き合っている時。結局その人とは結婚しなかった)
ことによる影響ではないかと思いました。

このシリーズでは、
・なぜ私は嫁と呼ばれるのかがとても嫌になったのか。
・実際にあった笑えるくらいの処遇の数々(いや、本当に困っている時は気づかない)について事例を紹介
・明治がまさか続いている
について話していきます。

このシリーズは、ただの私の不幸話ではなく、
結婚を考えている男女、結婚に迷っている方、「家」、「おれは長男だ」と思っている方に読んでいただいて、
需要と供給のミスマッチを未然に防ぐきっかけにしていただければと思います。

幸い、結婚した今の夫も義両親も、東京生まれ、東京育ちで
育ちも良い家庭だったため、悪口なんても言わないし、
非常に過ごしやすく、恵まれています。
そして、夫は、嫁とは呼んだりはしません。

私の育った環境〜長男最強、嫁最弱説

私の育った環境は、
北の方の県庁所在地の街、その外れの方の静かな農村地区でした。
大体の家は、祖父母と同居していて、母親が嫁に来ている、という
構図でした。

母は「嫁」、父は兼業農家の「長男」。
母は、仕事もしていましたが、休みの日も家事をしたり、
はたけや田んぼの休憩時間への差し入れ、
手伝いに来た人への食事づくり、など
子供の面倒を見ながらしていました。

ワーママとよく言いますが、田舎に行けば、
ワーママだらけです。

田舎は親戚付き合いも大変で、お盆や正月なども
親戚などへ出す食事作りなど休む暇がありませんでした。
男性たちは、お酒を飲んだりと一切何もしないのに。
平日は母は、父と同じように仕事に行っているのに。
少しでも手を抜くと、祖母からイヤミを言われていることも
見たことがあります。

祖母も家族だし、孫の私には優しいし、
2人がケンカしたりするのを見るのが本当に嫌でした。

祖母も祖母で、20歳で嫁いできてから、
子育てに、大家族の世話(子育てと介護)に、畑仕事、家畜の世話…と
それはそれは、休む間もなく働いたそうで、
祖父は全然優しくなかったそうです。

田舎の過疎化が進むのは、
不便なだけじゃなく、そういったところを見てきた
子供たちが、義両親との同居は嫌だなと思って
距離がおける場所を選んでいるためではないでしょうか。

そうです、この環境で育ったら
『嫁』って言葉、これだけでも嫌なイメージです。
嫁にはなりたくないなと迷わず思えます。


結婚前のエピソード

ここからは
結婚する前に私が体験した
この平成・令和時代に、それはないんじゃない?って
そんなことの連続(笑)を紹介していきます。

気楽に読んでください。あるある、って人も、え?何時代?って人も
いると思います。
でも、20代の頃に、ほんとにされたことです。

嫁になりかけ、途中でハッと気づき、
引き返すことができました。

次の記事は、
今となれば、笑えるくらいツッコミどころ満載で、
何を迷うことがあったんだ、
すぐ気づけよ!と今なら言える
実際にあった内容について紹介していきます。

嫁と呼ばれる恐怖症2へ…続く

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