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サンリオピューロランドの年間パスポートを購入して良かったこと

私は36歳の誕生日にひとりピューロランドデビューを果たして以来、すっかりサンリオにハマっている箱推し(ハローキティ最推し)のファンである。

あなたは何かの年パスを買ったことがあるだろうか?私は2回目にピューロランドに行った際、年間パスポートを購入した。人生で初めてテーマパークの年パスを購入し、新たに得た視点があったのでここに記したい。


①心の余裕と時間の余裕ができた

年間パスポートを購入する一番の理由はコスパなのでは?と思いきや、購入して一番よかったと思ったのは「心の余裕」ができたこと。これは年パスホルダーにならなければ見えなかった世界である。

なぜならワンデイパスポートの場合、基本的には次にいつ行くか分からないという状況がほとんどだと思うので、「朝早く起きて開園時間に行って、できるだけ全部のショーを見て、乗りものも乗りたい、おみやげも見たい」というとても忙しい心理状態になるからだ。

何ひとつ見逃したくなかった初回のピューロランド

遠方からわざわざ来る方もいるし、関東在住でも家族全員で来るとそれなりにお金もかかると思うし、その楽しみ方が悪いとは思わない。

ただ、年パスを持ってからは「今日は元気がないから、仕事を早く片付けて午後から行こうかな」「友達とごはんの後、ぬい撮りしに行こう」といった使い方ができるようになった。

1日しかないイベントももちろんあるけれど、基本的に季節のイベントは2ヶ月ほどやってくれることが多いので、「今日できなくても、また次回やればいいか」という心の余裕と、それに伴う時間の余裕が生まれるのだ。

季節のパレードは大人気

今や「遠方から来て勝手が分からず、混雑でパレードがほとんど見えない場所になってしまった」「初めて来て色々見ていたら会いたいキャラクターのグリーティング整理券がなくなってしまった」という人がいたら、私はまた来れるから…と譲ってあげたい気持ちにすらなる。

ただ、デジタル整理券はスマホベースなので譲れないし、席を譲ることも全員にはできないからやらないけれど、キャラグリレジデンスはどこだろう?と声に出している人がいれば教えてあげたり、自分がノベルティを複数枚持っているときに隣にキティちゃん推しのお子さんがいるファミリーがいたら譲ってあげたりするようにはなった。

自分にとっては何回も来る場所でも、誰かにとっては初めてだったり、貴重な一回だったりする。その思い出を、最高のものにしてほしいのだ。

これもサンリオが伝え続けている「かわいい、なかよく、思いやり」の心が私の心に浸透して得られたやさしさなのではないかと思っている。
自分が好きなものを独占するより、誰かと分かち合うほうが人は幸せなのだ。

友達とぬい撮りスポットを探すのも楽しみのひとつ

②ワンシーズンに1回行けばあとは実質無料

ピューロランドのデイパスポートは価格変動制で、3,600〜5,300円である(2023年10月現在)。年間パスポートはデジタル版であれば大人は20,000円、カード版は22,000円。繁忙期なら3ヶ月に1回行けば元が取れる計算になるので、ワンシーズンに1回、季節のショーを観に行くだけでもいい。

ちなみに小人(3~17歳・高校生)は10,000円で、楽天スーパーセールの時期は親子年パスが出ることもあるようです。今年は親子年パス18,000円という話も耳にしたので、子どもと一緒にインする方はそれを狙ってもいいかも(大人1名より安い)。

テーマパークの規模や提供するエンタメの種類も異なるので横並びで比較するのが正しいとも言えないけれど、東京ディズニーランドの年間パスポートは休止中(休止前は68,000円)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの年間パスポートは48,800円(2023年10月現在)と考えると、ピューロランドの年パスはかなり気軽に購入できる価格帯ではないだろうか?

ちなみに私のようにサンリオに沼っている人間はコスパをそれほど考えず、「入場料は実質無料だから、他のところでちゃんとお布施しなきゃ」と思っている人が多いように感じる。
これを無駄遣いと思う人には理解されないかもしれないが、未来に残ってほしいものや自分の好きなものをつくっている会社にきちんとお金を落とす、これはサステナビリティの基本でもある(と私は思う)。私が今まで使ったお金も、将来キティちゃんの衣装のリボンの一つにでもなってくれたら嬉しい。

「レディキティハウス」にてポーズをきめるキティさん

③気兼ねなく友達に"推し"を布教できる

「実質無料」という強みを活かせるのは、自分のため以外にも利点がある。
それは、ピューロランドに行ってみたい!という友達に気兼ねなくアテンドできることだ。

大人ファンは特に、「ピューロランドが気になるけど、一人で行く勇気はない」という人は多いように思う。ピューロランドは一人インでも誰も気にしないやさしい世界だと思うけれど、階が4フロアに分かれていたり整理券の仕組みがあったりと、初見では分かりづらいこともあると思うので、私は行ってみたいという友人がいると喜んで付き添っている。

友達の推しを知ることで新たな発見もある

サンリオが特別好きというわけではなくても、年代が多少違っても、小学校のとき流行っていたとか、昔文房具を持っていたとか、ほとんどの人がサンリオキャラクターとの思い出を持っているのが嬉しいなと思う。

私はハローキティが好きで、キティちゃんの好きなところなら小一時間語れると思うけれど、一緒に行く人は別にキティちゃん推しになってくれなくてもいい。自分が子どもの頃から好きなものを思い出したり、サンリオのパレードやショー、グリーティングを通じてやさしい気持ちになってくれたら、それだけで私も嬉しい。

サンリオピューロランドには誰でも参加できる「ピューロアンバサダー」というプログラムがあって、私もその一人なのだが、こうやって気になっている友人にアテンドするのも勝手にアンバサダー活動の一部のような気がしている。

ちなみにピューロアンバサダーは抽選で新しいショーのお披露目会に参加できたりするので、おすすめです。私もこの1年で2回ほどお披露目会に当選して、いち早く体験させてもらいました。

百聞は一見に如かず。ピューロランドへGO!!

と、ここまで紹介してきてサンリオピューロランドの年パスちょっといいかも、と思った人がいたら嬉しい。まずはデイパスポートで行ってみて、何回も来たい!と思ったらぜひ年パスの購入を検討してみてください。

ドラマ「ソロ活女子のススメ」でも紹介されていましたが、ひとりピューロ、案外楽しいですよ。行ってみたいけど不安……周り方がわからない……という方がいたら、コメントください。私にできることであればお答えします。百聞は一見に如かず、ピューロランドへGO!!


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