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【松本ソロ旅③】レイクタウンにあるんかい

松本ソロ旅③。松本ひとり旅日記の最終回です。

【松本ソロ旅①】山賊焼きは「揚げ」か「焼き」か

【松本ソロ旅②】松本城で筋肉痛

Google翻訳大活躍の朝

前日に買っておいた朝食。

立ち飲みで酔っ払い、ほぼ記憶を失くしつつもしっかり寝支度をした翌朝の話。
朝6時、前日にゲストハウスの近くのベーカリーで買ったパンを食べるため宿泊者共用キッチンへ。
まだ誰も起きていなく建物内はしんとしている。
前日に買ったデニッシュと牛乳パンをコーヒーと共に食べていると、海外の宿泊客とおぼしき男性がやってきた。
互いに「どうすりゃいいんだ」という感じでおずおず会釈を交わす。
なんとなく所在なさげにしている姿を見ていたのと私だけが黙々と朝食を食べているのもなあ……という気まずさがあり、2杯目のコーヒーを淹れる前にGoogle翻訳で「あなたもコーヒーを飲みますか」を英訳してスマホの画面をそっと差し出してみた。
すると男性もGoogle翻訳を使いだし、英語で「ありがとうございます。いただきます」を打ち込み邦訳。
その後も互いにGoogle翻訳を介して簡単な会話をするという、文明の利器が大活躍した奇妙で楽しい朝となった。

技術者が集う某会議

お気に入りのハードカバーノートとコーヒーの記念写真。

その後もキッチンスペースで書き物をしたりしていたら、同じ宿泊客だった年下の女性がやってきたので挨拶を交わす。どうやらこの日から3日間「RubyKaigi2023」というイベントがまつもと市民芸術館で行われるらしく、エンジニアである彼女は運営スタッフとして参加するのだと話してくれた。
以前のRubyKaigiは国内外から約1000人ほど参加者が集まったそうで、今回も多くの人が訪れるとのこと。

松本は本当に素敵な景色が多い。

縄手通り周辺を散策

ゲストハウスで知り合った別のエンジニアの女性とモーニングを食べた後、縄手通りに行ってみることにした。
昔来た時はやたらと蛙モチーフの置物やなんやらが点在していたが、その関係がわかる説明書きを見つける。

縄手と蛙。
江戸時代の旧町名が縄手なのか。
まるで藝大生が作ったかのような躍動感のある謎の蛙おみこし。
考える腕組み蛙。

美味しい蕎麦と旅のまとめ

帰りのバスが14時過ぎ発だったので、早々に縄手通りを後にしてお昼を食べに行く。
駅近くの「そばきり みよ田 松本店」で天ぷらそば(温)を注文し、長野の蕎麦は美味しい!!やっぱり本場だからか!!と感動。
だが、後日レイクタウン(近所)にもみよ田の店舗があるのを知ってなんともいえない気持ちになる。

海老天×3の贅沢。
14時過ぎ新宿行きのバスにて。

バスに乗ってから持ってきていたハードカバーノートを開いて旅の思い出を振り返り、noteに書きたいことをまとめることにした。
が、今読み返すとろくな文章がない。
「なんかとにかく楽しかった!!!」という本当に職業ライターか……?と疑うレベルの雑な感想だけが残っている。
眠すぎて諏訪湖を見たあたりで記憶を無くし、またしても気づいたらバスタ新宿という感じで今回の松本旅は幕を下ろしたのだった。

 (おしまい)

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