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家族に寄り添っていないことが伝わる言動

介護業界、社会資源が足りないのも、人手不足なのも知ってる。でもそれは、社会課題で、家族の課題じゃないよね。
もちろん、家族だって日本社会の一員だから、改革が必要な部分ではできるだけのことはするよ。介護保険も払う。値上げにも文句は言わない。選挙では、介護の社会問題を解決すべく動いている政治家を選ぶとかさ。
毎週土日にヘルパーの代わりに、妹と私は実家に行っている。オムツを替えるだけのために新幹線。1往復12,000円。それはがんばるよ。

今回、介護事務所と大きなトラブルがあって、今、話し合い中。

話し合い中なので、詳しい経緯は書けないけど、これだけは、私の note のマガジンを読んでいる人にも伝えたいと思って。

今回、話し合いの中で、気になった言動が3つあった。

1 責任者が「ヘルパーにも家庭があるんです」と身内を守る発言

人材不足の話の流れで出てきたセリフ。
一人、ヘルパーが抜けて、どうしてもウチの就寝時のヘルパーが手配できない曜日があるという。だから、家族で何とかするしかないと。父は一人では寝室まで行けない。つまり、妹か私がヘルパーの代わりに行けと。今までも毎週末はいっていたけどね。
んー、ヘルパーにも家庭があるのと同じように、私にも妹にも家庭があるんだけどね。

2 ケアマネが「一生懸命頑張りますが、手配できるかどうかは分かりません」発言

いや、何事もそうだろう。
そうだろう。そうだろうけど、語順を変えるだけで、ずいぶん心象が変わるよね?
手配できるかどうかは分からないけれど、一生懸命がんばります。
この順番で言えない事情があるんだよね。

一生懸命頑張りますが、金メダルが取れるかどうか分かりません!
金メダルが取れるかどうかわかりませんが、一生懸命がんばります!

前者のように言う選手なんていないよね。つまり、この順番には、本心が表れているんだよ。

3 「家族が安心して介護を任せたい」というところを「家族が安らかに」と言ってしまい「言い間違えてしまいました💦」と言ったら大爆笑した介護事務所の責任者

これは言語道断。私の頭の中で、縁が切れる音がした。


本当にさ、言葉って正直。どんなに美辞麗句を並べても、人間性はそこから薄っすら感じる。

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