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親も遠けりゃ子も遠い マガジン「遠距離介護」

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仕事をしながら遠距離介護スタート。実家の側に住む妹に介護チームリーダーになってもらい、色々と模索しながら頑張っています。自分の老後も考えつつ、50代60代のライフスタイルを考察。… もっと読む
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記事一覧

父が認知症になったことを母は「神様からの罰」だと思っていた

父が認知症になって、私も生まれて初めて介護をし始め、育児以来の人生の勉強をしている気がす…

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真実は、いつも…ふたつ!

明らかな間違いでも、その人にとっては真実だ。 家族に認知症の人がいる場合は、そのように感…

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介護は家族と福祉のチーム戦

介護が必要になったと感じたら、まず「地域包括支援センター」に相談する。今はそのようになっ…

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親が生きている間に実家を片付ける時に、親から取り上げているもの

歳をとると、肉体的にも精神的にも力がなくなり、物が片付けられなくなる。この前の祝日「我が…

YukaMatsushima
12日前
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新幹線ホームドアの中側を走る人たち

いつもの週末の介護を終えて、東京に向かった。私にとってはいつもの週末だったけど、世の中的…

YukaMatsushima
2週間前
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撮影スポットの近くに年老いた両親が住んでいると想像してみて

富士山を撮りたい気持ちは分かる。私も富士山大好き。小学6年生で東京から転校して以来、大学…

YukaMatsushima
2週間前
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父が不思議なことを言っても許せるようになってきた

認知症の父は、時々不思議なことをいう。 例えば、テレビの下に石があって、そのせいで今日はテレビをつけない方がいいとか。 確かに石はある。石を集めるのが好きだったからだ。でもそれとテレビは関係がない。 以前は、そういうことを話す父の言葉を修正してばかりいた。 どうしてテレビと石が関係あるの?とか テレビをつけて確認する?とか。 でも、今は「本当だね。今日はテレビはやめておこうね」と言えるようになってきた。 父と過ごす時間の一番の目的は「心穏やかに過ごすこと」だと気づいたから

人生100年時代でも独身男性の平均寿命は67.2歳!?

昨日、久しぶりに、望月りん先生(小学4年生)の講義を聞いた。取り上げていたのは、有名な『D…

YukaMatsushima
1か月前
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父を歩かせたいのか、歩かせたくないのか、もう分からない。

83歳の父は、大腿骨を骨折して手術をし、3か月入院生活を送っている間に排泄感覚がなくなって…

YukaMatsushima
1か月前
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認知症の大変さ。人よりマシ。でも自分の定規で測ると日々最悪の更新

認知症の人に寄り添うのは、よほど人間ができているか、専門家とかじゃないと、結構難しい。特…

YukaMatsushima
1か月前
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ネットで家電を買っても、メロンはついてこないね~物を買うのはネットか対面か~

自宅の洗濯機を乾燥機付きに買い替え要介護3の父の粗相が多くなってきたので、実家の洗濯機を…

YukaMatsushima
1か月前
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理詰め娘と認知症の父

認知症の人との対話については 傾聴すればいいとか 否定しないで話をするとか 色々なテクニッ…

YukaMatsushima
1か月前
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私の休日の過ごし方、三選

私は個人事業主なので、基本的に休日は自分で決められる。一応、世の中に合わせ、土曜日と日曜…

YukaMatsushima
2か月前
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正解。卒業式の歌に気づいたこと

今日は私がコミュニティスクール委員を務めている中学校の卒業式だった。久しぶりに入場制限のない卒業式で、在校生、卒業生、保護者、教育委員会、来賓、PTA、全員出席しての、久しぶりの卒業式。 最近、介護で実家に帰ることが多く、両親が、けっして豊かではない収入の中から、私と妹を大学まで行かせてくれたことに感謝をする機会が多くなってきた。 私は一人しか子供を育てていないけれど、それでも本当に色々大変だった。外国での出産、育児、そもそも病気がちだったし。これが2人となったら、さらに