YukaMatsushima

ライター、国語教師、文章指導。自身の教室の他、色々なプロジェクトで「書くこと」を担当し…

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ライター、国語教師、文章指導。自身の教室の他、色々なプロジェクトで「書くこと」を担当してます。敬語や言葉のマナーのコラム、子育て系、国語系の記事、クラウドファンディングの広報文など。ここは「ザ・松嶋有香」的空間。オフィシャルサイト https://kakimakuru.com/

マガジン

  • 書く力を味方に Yuka Matsushima

    指導歴30年越。インターネットで文章を指導しています。文章を書くコツなどの記事をまとめました。

  • 強そうで弱いわたし メンタル Yuka Matsushima

    強そうに見えるわたし。 でも弱いんです。 日頃思っているメンタルな話をたっぷりつづります。 みなさんの心が少しでも軽くなりますように。

  • 親も遠けりゃ子も遠い マガジン「遠距離介護」

    仕事をしながら遠距離介護スタート。実家の側に住む妹に介護チームリーダーになってもらい、色々と模索しながら頑張っています。自分の老後も考えつつ、50代60代のライフスタイルを考察。一緒に考えていきませんか?

  • 朝ポモセレクション

    2024年春まで4年間ぐらい続いていた朝活「朝ポモ」のグループで、時々素敵な商品を紹介しあっていた。そのグループは、もともとあの勝間和代さんの塾、勝間塾で知り合った人たち。そう、自分で言うのは気が引けるけど、たぶん…… 意識高い系(笑) でね、とにかく、薦める商品がやっぱりイイのよ。合う合わないとか、好みとかはあるかもしれないけれど、意識が高いけど見栄を張ることもないし、試して「これは良い」と確信して大切な友達に薦めるものって、しかも眼識のある女性たちが選ぶものって、やっぱりひとあじ違うわーと。 もうその「朝ポモ」は終了してしまったのだけど、そこで薦められた商品を時々noteでも書いてシェアしようかなと。 マガジンにまとめていくね。 「朝ポモ」メンバーの note で商品の紹介記事があれば集めていきます。

  • ゆか先生と考える 読書感想文

    教育現場にもAIが導入。そんな時代だからこそ、読書感想文の意味、意義を改めて見つめ直したい。 読書感想文指導歴30年越えのゆか先生こと、私、松嶋有香と一緒に考えませんか。 読書感想文コンクール課題本の解説も。

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    点で話にならない 読点の打ち方7つのルール 30ページで文章のコツが分かるシリーズ

    松嶋有香
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    ほんとうのにゅうがくじゅんび: 入学までに知っておきたい7つの心構え

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    大人の文章添削: 20人のコラム 公開処刑しました

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最近の記事

AI を扱えるおばちゃんでよかった

文章力養成コーチの松嶋です。 今日は避難訓練でした。主催者側です。かなり気温が高い中の訓練だったので、なかなか体力を消耗しましたが、怪我人もなく無事に終了できたこと、ほっとしています。その話はまた今度ね。 今日の避難所訓練では、100人以上の方が参加してくださり、様々なフィードバックを受け取りました。 なんと、アンケートを作るのを失念していたので(大反省)私は参加者の皆さんに、スマホ片手にインタビューをして回りました。音声データが取れたので、それを AI に 文字起こしし

    • 言葉のプロが「避難所運営マニュアル」を校正したら何が起きたか

      文章力養成コーチの松嶋です。 私は地元で避難所運営協議会の委員も務めています。女性視点が欲しいということで誘われて加入しましたが、主に避難所運営マニュアルの文章直しを通じて、中身の方を直すという役目です。 避難所運営のマニュアルは、日本全国共通の要素と、その地域ならではの特徴を合わせて考える必要があります。 簡単に引き受けた仕事ですが、奥が深かったですね。例えば、主語のない文があったとしたら、主語を入れていくわけですが「誰がこの行動の責任者なのか」ということを明確にしな

      • 読書感想文が消えても残る格差

        文章力養成コーチの松嶋です。 みなさん、読書感想文は好きですか。大嫌い、その話読みたくないという人と、大好き、賞も良く取ったよ!というように、日本人を二分する夏休みのラスボス。 読書感想文は、書く前の指導も、書いた後の添削も、学校では難しい。なぜなら正解がないから。感想や意見には模範解答も間違いもないので、本当に書いた人の数だけ指導の方法がある。もちろんそういうことにとことん付き合うのが、教育と言うものの役割だ。 ところが、学校はもうコンビニ並みにやることが多すぎて、ブ

        • 男性がなんだか可哀そうに思えてきた今日このごろ

          私は昔から、権力のある男性に可愛がられる。なぜか知らないけど。 私をかわいがってくれた、そういう人たちは、権力を振りかざしたりしないタイプ。自由に行動させてくれ、責任も取ってくれる。そんなタイプ。 私の中で、男性性が強いってそんなイメージ。 一方、嫌いなタイプは、真逆か?というと、そうでもない。 真逆っていうのは、権力を振りかざすタイプね。わかりやすいけど、そうでもないんだよ。 私が苦手なのは、無意識で権力や肩書に乗っかっているタイプね。 例えば、グループに分かれた時に、

        AI を扱えるおばちゃんでよかった

        マガジン

        • 書く力を味方に Yuka Matsushima
          105本
        • 強そうで弱いわたし メンタル Yuka Matsushima
          130本
        • 親も遠けりゃ子も遠い マガジン「遠距離介護」
          92本
        • 朝ポモセレクション
          2本
        • ゆか先生と考える 読書感想文
          21本
        • 生徒と考える地域未来塾
          6本

        記事

          文章なんて伝わればいいんだよ?

          文章力養成コーチの松嶋です。 伝えるように書くって、ものすごく大変だよ。 そういうタイプの人に言いたい。 文章なんて伝わればいいんだよ! 例えば、上の3行。順番を逆にしたら反対の意見になる。 文章なんて伝わればいいんだよ! そういうタイプの人に言いたい。 伝えるように書くって、ものすごく大変だよ。 上の例はすごく極端な例だけど、いわゆる「伝わりゃいい」って人は、順番を意識しないから、似たような誤解が文章内、いや、段落内でも起きてる。 そして本人が気づいていない。 「

          文章なんて伝わればいいんだよ?

          自己啓発本は賢くなくても読めるように書いてあるから楽なんだ

          私は一時期、めちゃくちゃ自己啓発本にはまった時期があった。 一回目は上京してすぐ。そして二回目はカツマー時代だ。 勝間塾にいた時は、毎週のように分厚い課題本があったので、レゾナンスリーディングやら、グループで章ごとに読む方法やらで、楽しんで読んでいた。 自己啓発本は、気づきを教えてくれる本。気づかせてくれる本ではなく、著者の気づきが書いてあり、読むことでその気づきを疑似体験できる。でも、自分で撮りに行った気づきじゃないんだよね。身銭も本代しか切ってない。 そして、大好きだ

          自己啓発本は賢くなくても読めるように書いてあるから楽なんだ

          介護のつらさを知らない人からの言葉は、善意だから余計しんどい。介護以上にしんどい。

          ショートステイ、どうだった? 何人からも聞かれた。 何気ない一言。 でもなんて返せばいいんだろう。 うん。父も気に入ってくれて、また行きたいって。 私たちも楽になったわ。 とでも言えばいいのだろうか。 でも父は、自分がどこに預けられたのか知らない。 迎えに行った当日でさえ覚えていない。 そして なぜ預けられたのか知らない。 お父さんさ、認知症じゃなくても、きっと 「3人で行っておいでよ」って言ってくれるよ。 妹のその言葉が、母も私も、そして妹自身も救った。 家族

          介護のつらさを知らない人からの言葉は、善意だから余計しんどい。介護以上にしんどい。

          本当の財布ダイエット

          以前、財布をダイエットした記事を書いた。 把握していなかった中身を把握する 使っていないカード類を処分する アプリにできるものはアプリにする 毎日中身を整頓する習慣をつける こんなステップで、財布を軽くした。 この時は、二つ折の財布を購入した 長財布に戻した理由日本のお札って、金額によって長さが違うよね? だから、二つ折の財布だと、札入れの中で、なんかばらばらになるのよ。 この感じが「平気」な人はいいんだけど、私はめっちゃ気になるタイプなので、新札でも、わざわざ

          本当の財布ダイエット

          読む筋トレをしないと、本当に本が、そして、長い文章が読めなくなるよ。

          私は読書が大好きで、週に2,3冊は読む。そういう話をすると 「よくそんな時間がありますね」 「仕事が忙しくて読書はなかなか」 という答え。 知っている人は知っていると思うけど、私は忙しい人です。日本人を忙しさで10分割したら、たぶん、第1グループに入ると思う(笑) でも時間はちゃんとある。 「よくそんな時間がありますね」 「仕事が忙しくて読書はなかなか」 って人も、夜、だらだらと20分はYouTubeとか見てるし(笑) 私も、夜はだらだらとYouTube見るよ。 頭が疲れ

          読む筋トレをしないと、本当に本が、そして、長い文章が読めなくなるよ。

          女性の目線を取り入れたいのでという言葉に違和感

          私は地元の避難所運営協議会に所属している。元々、避難場所である中学校のコミュニティスクール委員をしていたこともあって、地元の議員さんに声をかけられて、メンバーの一人になった。 最初は避難所運営マニュアルの文章を直してほしいという話だった。私は文書指導、作成等を生業にしているので、そういう意味で誘われたのだと思う。 ボランティアではあったけれど、もともと興味があったことでもあり、引き受けた。本業と同じことを無償でするには強い動機がないといけない。そうしないと、想定以上に時間や労

          女性の目線を取り入れたいのでという言葉に違和感

          人間にしかできないことを書くのだ。それは気づきだ。

          文章力養成コーチの松嶋です。 私は仕事で、様々な文章指導をする。 作文、小論文、コンクールに出す文章などの指導もしている。 文字校正のようなことはしていない。むしろもっと本質的なところをつつくことが多い。 レポート類では、調べたことをまとめただけのレポートも多く見受けられる。これは大人のレポートでもそう。けれど、調べて分かったことをまとめてもしょうがないんだよね。 会議内容の要約とか、論文の予約とかもそうなんだけど、そんなことは AI でもできるんだよ。 5,000 文

          人間にしかできないことを書くのだ。それは気づきだ。

          ふたご座:スキルだけでなく、時間や労力も、必要以上に搾取されないように

          しいたけ占いって本当によく当たる。今週もそう 今週もやっぱりそういうことがあったし、その時にショックを受け過ぎてしまった。私なりに考えて準備を整えていたことがあったんだけど、悪意はないのだけど、相談もなく、全部ナシになったのだ。今回は「あ、そうですか」とはいかず、かなり「軽視された感」と「徒労感」を味わった。でもその時に「しいたけ占いに対策が書いてあったよ。どうすればいいんだっけ?」と思い出した。 そこで、分析時間を確保して、何がいやだったのか、分析した。もう一度同じこと

          ふたご座:スキルだけでなく、時間や労力も、必要以上に搾取されないように

          無能が恥ずかしいんじゃない。それを隠そうとする無能さが恥ずかしいの。

          「そんなことも知らないのか」と、がっかりされたり、馬鹿にされたりするのがいやで、自分なりに頑張って作業をしたとする。でも、出来上がったものを見て、上司とかに「こんなものは使えない」「意味が分かってない」と言われる。やっぱり。 はあ、私ってほんと、無能……。 若い頃、そんなことばかりだった。 仕事に限らず、なんでもそう。 知識だったり、知恵だったり。足りないものだらけ。 がっかりされたくなくて、馬鹿にされたくなくて、自分でなんとかする。でもやっぱり、相手が期待する形にならな

          無能が恥ずかしいんじゃない。それを隠そうとする無能さが恥ずかしいの。

          ミニマリストの部屋はホテルみたいだというけれど

          旅をして戻ってくると、自分の部屋の散らかり具合にめまいがするよね。 いつもは、ライブ参戦がメインなので、ホテルについては、素泊まりで一番安くて、一番動きやすいところという取り方をするけれど、今回は、息子の結婚式だったので、ちょっと違う感じ。 1泊目は鹿児島でかなり有名なホテル、城山ホテルに。 調度品は一流のもの。ベッドの寝心地も最高。でもなんていうか、少し私には高級すぎた。 2泊目は息子の勤務先。1泊目より広さは狭いのだけど、値段はこっちが上。 実際に息子が全部食べて

          ミニマリストの部屋はホテルみたいだというけれど

          結婚式しか予定がない週末

          私も含め現代人、特に日本人は「生産性」を追い求めている。なんなら、休日でさえ、仕事の情報収集だったり、子どもの教育の為にと博物館めぐりをしたり。その時間を作るために家事の生産性を上げるとかまで。 そうして24時間365日「生産性」を基準に暮らしている。 その時間の使い方の怖さについて書かれた本がある。 生産性0のだらだらとした休日の大切さを語った本。 『「怠惰」なんて存在しない』終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論 デヴォン・プライス (著), 佐々木寛子 (翻訳

          結婚式しか予定がない週末

          適性検査の作文は、書く面接だ

          文章力養成コーチの松嶋です。 国語力があるかどうかを見ているんじゃない 私が初めて都立中高一貫校の生徒の受検の指導をしたのは、もう、かれこれ20年近く前になる。そのころは、過去問もあまり存在せず、どのような課題が出されるのかも誰も予想できなかった。 私立の中学受験とは全く別のスタンスでということで、いわゆる、国語力を見るものではないだろうというのが私の予想。作文には、出来事に対する姿勢みたいなものがにじみ出てくるから、適性検査の作文は「書く面接」のようなものになるんじゃ

          適性検査の作文は、書く面接だ