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書く力を味方に Yuka Matsushima

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指導歴30年越。インターネットで文章を指導しています。文章を書くコツなどの記事をまとめました。
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記事一覧

国語教師が説く。問題の原因と解決方法の考え方

文章力養成コーチの松嶋です。 はじめに言葉ありき。言葉で思考を整理しましょう。 ある大学…

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長い文章の読解ができないときのトレーニング

文章力養成コーチの松嶋です。 生徒は5歳から50歳まで。 小学生の保護者から質問。 この記事…

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文章のプロが気づいた動画編集と文章編集の共通点

文章力養成コーチの松嶋です。動画編集もできます(笑) 私のような職業の人間が、動画編集を…

YukaMatsushima
11日前
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日々の気づきを note にする時に気を付けること

文章力養成コーチの松嶋です。 最近、あることを忘れないようにする方法を思いついた。そうい…

YukaMatsushima
2週間前
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あなたのそういう「ところ」嫌い。漢字で書くかどうかの判断基準

国語の先生でーす。 今日は国語の小ネタ。 トコロを漢字で書くかどうか結論 場所を表すとき…

YukaMatsushima
3週間前
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真の文章力とは。唐揚げで終わらせないこと。

その人が、本当にしっかり考えて文章にしたかどうかは、すぐに分かる。しっかりと考えていない…

YukaMatsushima
3週間前
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結局、何が言いたいの?とよく聞かれる人

質問に答えたつもりなのに「結局、何がいいたいの?」と言われる。 長いというわけでもないのに、何を伝えたいのか分からないと言われる。 そういう相談をよく受けます。 実は、そういう人は、話す言葉も、書く文章もそんな感じです。 Aですか?Bですか?という問いなのに この問題について、今まで私は、あまり深く考えたことはなかったのですが……と言い(書き)始めるとかね。 今まで考えたことがなかったかどうか、それが深かったかどうかなんて聞いていないってことに気づいていないんです。

文章では、どもらない

よく、自分の権威を表すために、その仕事に費やした年数や、関わった顧客数などを語る時がある…

YukaMatsushima
4週間前
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500日連続投稿。その間の変化と、一番読まれた記事から見えるニーズ

2023年1月14日、note で 1,000 記事を連日書いてみようと思い立った。当時、私はある団体を辞…

YukaMatsushima
1か月前
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国語辞典についてインタビューを受けました

先日、小学館でインタビューを受けました。記事はこちら 取材を受けるにあたり、私の生徒の国…

YukaMatsushima
1か月前
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箇条書きのコツ5

伝えたいことが3つ以上になる場合は箇条書きスタイルが向いています。 例えば、ある社内講習…

YukaMatsushima
1か月前
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あれ?180分もある…

中高生の作文コースでは、書籍やTEDなどの感想を書いてもらう。今回ある生徒の課題図書がこれ…

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YukaMatsushima
1か月前
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校正者の直し方と、国語教師の直し方

私は、文章指導の仕事をしているが、自分の文章を校正される側の仕事もしている。ここで「え?…

YukaMatsushima
1か月前
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少し前だったらプライドから断っていた仕事

文字を書くという行為が尊いと語ったのは、ローランド様 時代に逆行していると言われる「書くこと」 でも、おかしくなっていったのは時代の方。 書くことは昔から尊いし、人の記憶に残りやすい。 書いたことが忘れにくいのは、脳科学的にも証明されてきた。 ゲームのように次々出される問題に、タブレットの番号をタッチして答えていく学習では、記憶に残らない。 読書感想文講座では、どっぷり3時間講座とか、がっつり2週間とか、そういう単位でやってきた。 そして、30分でサクッと済む講座の依