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ゆか先生と考える 読書感想文

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教育現場にもAIが導入。そんな時代だからこそ、読書感想文の意味、意義を改めて見つめ直したい。 読書感想文指導歴30年越えのゆか先生こと、私、松嶋有香と一緒に考えませんか。 読書感…
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記事一覧

文章では、どもらない

よく、自分の権威を表すために、その仕事に費やした年数や、関わった顧客数などを語る時がある…

YukaMatsushima
4週間前
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子どもたちの間にある語彙の格差

ゴールデンウィークに「どこかに連れてってー」とねだられたお母さんが、お財布をのぞき込んで…

YukaMatsushima
2か月前
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日記の宿題 何を書いたら?

私は受講生の保護者からの相談や質問に答えていますが、結構多い相談が、学校の宿題で出る日記…

YukaMatsushima
4か月前
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左をむけば実家

私はフリーランス。自宅で仕事をしている。デスクは、部屋の角にあり、正面と左側面が壁という…

YukaMatsushima
5か月前
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2語文で通じてしまう環境で育つ子は文章がうまく作れない

2語文という言葉を知っていますか?育児書等にはよく登場する言葉です。 おもちゃ とって ジ…

YukaMatsushima
7か月前
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感嘆符を書かないで、その記号を入れた気持ちを言語化する

「いいかげんにしろ!」と怒鳴った。 人のセリフで「!」が付いていると、あ、その人は、大き…

YukaMatsushima
8か月前
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バージョンアップした心で生きていく2学期が楽しみだね

毎年、読書感想文の指導をしているけど、子供たちが仕上げた作文を読むたびに、よくぞここまで自分の心と向き合ったね!と感動する。私の方が子供達からものすごくたくさんのことを学んでいる。 私の読書感想文指導はちょっと特徴があって、めんどくさいのね(笑) なぜかって言うと、親が参加しなくちゃいけないから。 でもこの夏休みのラスボス、めちゃくちゃめんどくさいこの課題に「挑む」というよりかは、親子で楽しんで欲しいと思って、毎年いろんなところで講演をしています。 文京区の講演は、教育委員会

素敵なものを見つける特別な目の育て方

それでは行ってきますね そんな感じだった。 この夏も読書感想文指導をしているけれど、恐竜…

YukaMatsushima
10か月前
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段落を制すれば文章はグッと良くなる~紙芝居に例える~

私は、小学生、中学生、高校生、そして大人まで文章の指導をしているけど、段落に関しては、全…

YukaMatsushima
10か月前
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7つのステップで読書感想文を書く

読書感想文の季節です。今日も、受講生が自分の読書感想文を完成させて見せてくれました。1年…

YukaMatsushima
10か月前
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その本を読んだ理由を書かなくてもいい~読書感想文の罠~

読書感想文を指導していると、10人中8人ぐらい、このパターンで書いてくる子がいます。学校か…

YukaMatsushima
10か月前
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型の罠

毎年、読書感想文の書き方を指導しています。 学校で指導されるのでしょうか……、毎年、変な…

YukaMatsushima
11か月前
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「すごい」を言い換えるだけ

この時期、読書感想文の指導をしています。 どの学年もですが、「すごい」という言い回しの使…

YukaMatsushima
10か月前
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思いました連発事件

読書感想文は、感想を書く文なので、まあ、感じたこと、思ったことを書くわけです。なので、必然的に文末が「思いました」となります。 書いている時にはあまり気づかないのですが、書き終えて音読してみると、その多さに音読がイヤになるほど。 そういう場合はどうしたらいいでしょう。 一つはダイレクトチェンジ。 「思いました」の類義語を充てる方法。「感じました」「考えました」などに置き換えるわけです。 もちろんそれでも良いのですが、それは「思いました」を書き換えただけなので、連発感はな