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「すごい」を言い換えるだけ
この時期、読書感想文の指導をしています。
どの学年もですが、「すごい」という言い回しの使用頻度が高いですね。原稿用紙1枚の中に4、5回登場します。
こんなふうに書いていない?
ぼくは、◯◯(登場人物)のことをすごいと思いました。
この文を読んだだけで、書き手の感動は伝わりません。感動どころか、どう思ったのかも分からないのです。「すごい」にはいい意味も悪い意味もありますよね。
「すごい」が出てきた時は、要注意。ほとんど伝わってないと思ってください。
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そんな時はどうする?
そういう場合は、元の感情に戻って、表現してみると良いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1691973339783-rwxDHj53jW.png?width=800)
ぼくは、◯◯(登場人物)のことをひどいやつだと思いました。
ぼくは、◯◯(登場人物)のことを勇気があると思いました。
ぼくは、◯◯(登場人物)のことを友達思いだと思いました。
ヒントは、一度「すごい」を「すごく」に直してみること。自分が何を言いたくて「すごい」にしたのかが伺えます。
このように「すごい」を言い換えるだけで、相手に伝わるようになりますし、自分でも伝えたいことを明確にできます。
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