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型の罠
毎年、読書感想文の書き方を指導しています。
学校で指導されるのでしょうか……、毎年、変な言い回しが続出。
典型的なものは書き出し。
ぼくは、夏休みの読書感想文に「〇〇〇〇」という本を選びました。なぜ「〇〇〇〇」を選んだかと言うと、〇〇〇〇だからです。
というもの。「型」ですね。
「型」というものは、書きやすくなりますし、本来は良いものなのですが、そこで思考停止になってしまうというワナがあります。つまり、埋めたら終わり。そんなことをしていては、自分の気持ちの深掘りなんて、とてもできませんよね。
でも、この「型」をくずすことで、急に深く考えられるようになるんです。
今回のコツは「自分」を主語にすること。
お子さんが「ぼくがこの本を選んだ理由は」と書きだしていたら、要注意。「ぼくは」を主語にしてみて!
その先を考えることで、内省が深まりますし、文章自体もぐっと良くなります!
他の子と差もつきます!
読書感想文指導歴20年以上です
ネットでも読書感想文の書き方を公開しています。「読書感想文」「松嶋有香」で検索してみてくださいね。
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