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自己流にアレンジするなってば!

私は、料理が好きで、cookpadにレシピも時々書くんだけど、その中に唐揚げのレシピがある。

「ゆかさんの唐揚げ、なんでこんなに美味しいの?」と言われて、唐揚げくらい、みんなも揚げるよねぇ、レシピなんていらないよねぇと思ったけど、アップしてみたわけ。

そして、本当にこの通り作った友達が、出来上がった唐揚げにいたく感激してブログまで書いてくれた。

このブログにある通り、ほんと、忠実な再現が大事。このレシピを伝えた友達の中には「粉を付ける時に、鶏肉の水気を取る手順を省いたから、やっぱりうまくできなかったー」とできなかった要因分析までしている人も(笑)

忠実に作った人以外は、私のレシピにそれほど感動しない。だって、1ミリでも手順が違ったら、私のレシピじゃないんだもの。

でもこれって、なんでもそうだよなーって思う。
私は文章の指導をしているけど、受講生には、書き上がったら大声で音読してって言ってるけど、95%の人はしない。本当にしない。何故かは分からない。とにかくほとんどの人がしない。5%の人は、言われた通り大声音読をして、その効果に驚愕し、当然続けているから、文章がメキメキ上達する。

なんの先生も思っていることかもしれないけど、言うことを聞かない人ほど、上達しないと言う。自己流でダメだから習いに来ているのにね。

守破離という言葉がある。まずは「守」師匠の言う通りに型を覚える。1ミリも変更せず、忠実に守る。それから型を「破」って、自分のオリジナリティを極める。それから「離」卒業。その順番。逆はナシ。

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