校正者の直し方と、国語教師の直し方
私は、文章指導の仕事をしているが、自分の文章を校正される側の仕事もしている。ここで「え?国語の先生が書いた文章も直されるの?」と思う人がいるかもしれないけれど、たとえ私が書いた文章でも、合っているか合っていないかではなく、仕事の内容によっては、編集方向性の違いから、容赦ない赤ペンが入ることもあるのだ。それを黙って受け入れて直す仕事もあれば、話し合いをもって、メールで何往復かやりとりがあって、決定する仕事もある。特に厳しいのが、出版物となる場合だ。
私がインタビューを受けて、