見出し画像

知らなかった作曲家「Benjamin Godard」

4つのヴァイオリンシリーズに加えて、無伴奏曲の掘り出し作業で出逢った今まで全く知らなかった作曲家についても、時々ここに書いておこうと思います。

Benjamin Godard(1849-1895)

人類が生まれてから今に至るまでどれだけの人がこの地球に生きてきたのかと思うと、気が遠くなります。今の時代までも名を残している人、今の時代に至るまでに忘れ去られた人、一度たりとも名前を響き渡らせることは無かったけれども創作活動をしていた人、本当に色々な人がいるのだ、と思うと中々ぼーっとしてきてしまいます。

ゴダールという人はパリに生まれ、パリで音楽を勉強した人で、ヴァイオリンはヴァイオリン弾きにとっては馴染みの名前であるヴュータンに師事していました。かといって、ヴァイオリン曲ばかり残しているのかというとそうでもなく、オペラで成功を収めました。

作品はオペラが8つ、交響曲が5つ、ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲が2つずつ。そしてヴァイオリンはソナタが4つに無伴奏ソナタが2つ。他にも多くのピアノ曲、歌曲、室内楽曲を多く残しています。

1887年にはパリ音楽院の教授となりましたが、結核を患い45歳でカンヌで亡くなりました。下には彼のピアノ作品の音源を貼っておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?