選ばれたことへの喜びと罪悪感(20200411の11時ごろの日記)

前回の投稿からもう1か月もたってしまった。いや、本当にここ1ヶ月は大変だった。

入社して28日目。いくつか会社が経営していた宿泊施設のうち、半分が閉鎖になってしまった。社員はやめて行き、私と直属の上司だけが残ることとなった。これは、本社で私を買ってくれていた人が社長にかけあって「あの子だけは残して!」と話してくれたおかげだった。

選ばれたことへの喜びや、ほかの社員に対する優越感。同時に、せっかく仲良くなった社員の方々への罪悪感。

ここ数週間は本当に感情の起伏が激しく、ストレスで体中に発心ができて眠れなくもなった。

そんななか、とうとう私にもきた。「明日から来なくていいよ。」

「リモートワークでもできないですかね。」私がしていた仕事が、正直リモートワークでもできる仕事だったがための提案だった。それは直属の上司のたっての希望で、彼から本社に伝えられた。きっと、ちょっと湾曲した形で本社に伝わったのだと思う。まだなにも方針が決まっていないから、何とも言えないけど、とりあえず明日から休んでいい。方針や仕事の方向性が決まったらまた連絡する。と、それだけ言って電話は切られた。

正直、リモートワークに切り替わったのか、はたまた事実上の解雇なのかはいまいちわからない。

とりあえず、今日から私は休んで家にいる。

昨晩は不安で一人泣いていた時に、彼の言葉に救われた。彼でよかった。なんと素敵な人に出会えたのだろう。ありがとうありがとう。


ゆう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?