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あなたがしてくれなくても

普段ドラマを見ない私。
だけど、今期ハマってるドラマがある。

『あなたがしてくれなくても』

奈緒さんと永田瑛太さんと岩田剛典さんと田中みな実さんの出演されてるドラマ。

タイトルからみても、ちょっとドロドロ系?!って想像つく。
でも令和の時代、そんなドロドロ系の不倫ドラマは誰も興味無いのか。
全然ドロドロしてない系のお話。

6/15の放送回。
こういうドラマを見ると、見終わったあとに自分も不倫してると思って、家族に後ろめたさを感じてしまっている自分が居る。

なんと言う感情移入w

今回の放送は、自立がテーマ。
自分自身がこのドラマの中だったら、誰と1番近いのか。
田中みな実さん演じる楓を見て、『カッコイイ。憧れる。キレイだな。ボッテガのスマホケースにしようかな。』
なんて、思ってる時点で彼女では無い。

故に、奈緒さん演じるみちの方が近い。
結婚してからも、仕事してるけど、どこか自分の人生を誰かの中に依存しがちというか。
自分の足で立ててない感を、この放送を見て自分自身に感じてしまった。

家事と仕事。
この両立は、本当に大変。
家事も夫婦で上手く分担出来てれば、良いんだろうけど、現実どれだけ納得いく分担がされているんだろうか。

生きていくために、自分の足でしっかりと立つ。
今の私に、足りてなかった。
仕事もしてるし、家事もしてる。
だけど、自立出来てるようには、感じれなてない。
これからじっくり向き合う必要がある、課題となった。

新名さん(岩田剛典さん)のお母様のお葬式のシーン。
帰ろうとするみちに、楓が
『手ぐらい合わせてあげてください。』
(ちょっと言葉は違うかもだけど、そんな内容なセリフ)

この前の放送で、楓はみちに

『夫と不倫してますよね?』

って、言いに行ってるのでみちがどんな存在なのか知ってる。
知っててのこのセリフ。

楓は、オトナだ。
きっと、彼女は自立出来てるからだと思う。
楓の最優先とするものは、仕事。
喪服の時でも、仕事の電話はかかってくる。
喪服の黒に、ボッテガの鮮やかなミドリのスマホケースが映える。

ファッション誌の副編集長の楓。
喪服の時のヘアメイクも、完璧だ。
品の中に、オシャレさが爆発してる。

正直、この楓にはずっと仕事を最優先するスタンスを崩して欲しくなかった。
途中、仕事と夫婦仲円満を両立させようと、新名誠(岩田剛典さん)に甘える感じの回があった。
楓にそれはして欲しくなかったかも。

『不倫でも何でもしてればいいよ。私は仕事で忙しいし、編集長になれるように、必死でがんばってんだから。』

くらいに突き放して欲しかったのが、正直な私の感想。
それくらい、田中みな実さんの演じる楓は、どこかカッコイイし、キレイすぎると私は思ってた。

いよいよ、次週が最終回。
終わってしまう。
週一回の楽しみが終わってしまう…。

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