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ライタースクールって実際どうなの?元受講生が本音で語ります

ライフスタイルに合わせて働き方が選べる「ライター職」。気軽に始められる副業として、今人気を集めています。ライターになりたいと考えている人の中には、ライタースクールを検討している人もいるのではないでしょうか。

「ライタースクールって実際何をするの?」
「本当にライターとして活動できるようになるの?」


そんな疑問をもっている人にライタースクールの体験談をご紹介。実際に受講したからこそ分かることをぶっちゃけます!


ライタースクールってどんなことするの? 

私が受講したのは、「専門プロライター養成スクール」。


計6回の授業で、ライターを仕事にするために必要なことが学ぶことができました。次のような内容です。

① プロフィール作成
② 基本の文章の書き方
③ タイトルや見出し
④ インタビューの仕方、取材記事の書き方
⑤ S E O記事、リライト
⑥ 仕事の取り方


講師は斉藤カオリ先生

雑誌やW E Bなど様々な媒体でライターとして活躍している実績のある方です。多くの著名人をインタビューした経験も。明るく優しい雰囲気がとても魅力的です。


受講生の本音教えます!

① 課題へのフィードバックが成長につながる

毎回出される約1500字の課題。その課題に対して、カオリ先生がフィードバックする形で授業が進みます。文章の構成や文のつながり、言葉の言い回し、語尾など細かいところまで丁寧に添削をしてくださるのです。

私は、国語の先生をしていたので、文章には自信があるつもりでした。しかし、人に読んでもらうことで、普段気付くことのできない「文章のクセ」が見えてきたのです。フィードバックをもらうことが、文章を上達させる近道だと感じました。

他の受講者の課題文を読むことができるのも、成長できるポイント。自分にはない表現を知ることができて、言葉の引き出しを増やすことができるからです。


② 企画書作りから始める取材記事の経験

私が特に良かったと思うのが「取材記事の書き方」です。取材者に依頼書を出し、企画書作りから始めるというかなり本格的な内容。取材の経験豊富なカオリ先生だからこそ、インタビューのコツなど具体的に聞くことができて、とても勉強になりました。

取材記事は経験がないと難しいといわれています。インタビュイーの伝えたいことを明確にかつ魅力的に書く必要があるからです。

私は、適応障害になった経験を生かして民間リワーク施設を取材することにしました。ICレコーダーとミラーレス一眼を購入し、気合い十分で臨んだ当日。施設長の山川さんが気さくな方で、インタビュー自体はとても盛り上がりました。大変なのは、そのあと。素敵なお話をたくさん聞けたのだから、あれもこれもと内容を盛り込んでいたら、なかなか話がまとまらないのです。仕上げた取材記事は、自分でもあまり納得のいく文章ではありませんでした。

悩んだときに教えていただいたのが、「インタビュイーに語らせる」書き方です。会話文をうまく使うことで、相手の魅力が伝わる取材記事にすることができました。

実際の取材記事はこちら↓

③ 文章がうまくても仕事の取り方を知らないと意味がない?!

文章の書き方を学んで文章が上達しても、すぐに仕事がもらえるわけではありません。仕事の取り方を知らないと、ライターにはなれないのです。

カオリ先生は、出版社に営業にいったというほどの行動力の持ち主。クラウドソーシングサイトに登録するだけではないライターの営業方法について教えていただきました。

また、人脈も大切です。現在お仕事させていただいている編集プロダクションや電子書籍の案件は、カオリ先生のご紹介によるもの。初心者の私が、企業と直接契約できたのは、カオリ先生と知り合えたおかげだと思っています。卒業後もコミュニティがあり、他のライターさんと交流することができるのもうれしいポイントです。


ライタースクールは自分への投資

ライタースクールは、正直お金がかかります。パソコンを買ったばかりだった私は結構悩みました。

また、時間も意外とかかります。スクールの回数自体は多くないのですが、課題に取り組むための時間が必要です。苦手な課題だと数日かかることも。

それでも、私はライタースクールに参加して良かったと思っています。文章は人に見てもらってこそ上達するからです。仕事の中でフィードバックをもらい、成長することもできると思います。しかし、あまりにも直すところが多い文章だと、単価が上がらない上に、継続も難しいでしょう。文章の基礎を身に付けることが、ライターとして仕事をする上での近道なのです。

ライタースクールは自分への投資。お金と時間をライターとして活躍する将来の自分のために投資しているのです。本気でライターを目指したいと思っている人は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

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