いよいよ手術前日、入院当日のスケジュール【乳がん体験談 8】
乳がんと診断され、治療方針が決まり、いよいよ手術へ。
2017年、2月23日。
これは当時、リアルタイムで書いていた日記だ。
一部加筆修正してアップする。
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明日の手術に備え
今朝入院しました。
入院すぐに発覚した
予定外なことふたつ
明日は午後手術と聞いてたけど
トップバッターで
手術だそう。
8時45分入室。
そわそわして落ち着かないし
怖くなりそうだから
早い方が良いかもしれない。
で、もうひとつ予定外。
息子も明日来たいとなり
連れて来てもらう予定だったのに
なんと、小学生は病室に入室禁止というのだ。
隔離された部屋まで
私が出向いて面会しなければならない。
明日はわたしはベッドから動けないので
来てくれても会えない。
なので泣く泣く予定変更
旦那さんだけ来てくれることに。
今朝息子が面会に行くと言いだし
わたしも目が覚めてすぐ息子の顔見たいから、
と、その気のなかった旦那さんにお願いして
決まった話だったから
旦那に「だから来なくていいって言ったのに!」
とか文句を言われ、入院当日にもめる夫婦。
まあ、息子もひたすら手術終わりを待つのは飽きるし
結果的には良かったのかもしれない。
ちなみに小学生以下は不可の理由を聞いたら
血液内科も病棟が一緒で免疫下がってる人が
多いから、らしい。
外科だけなら問題ないんですけど、と
看護師さんが言ってたんだけど
乳腺外科は子持ちのママさん多いから
病棟をうまいこと分けて
子連れオッケーにしてほしいなと思った。
うちは当時小3で、まだ話がわかるけど
幼稚園児くらいの子連れで
外来に来てる人もいたので、
それだと面会できないのはきついだろう。
さて、そんな
ビックリもある上に
手術前日の昼間はせわしなかった。
入れ替わり立ち替わり
今後の流れを説明されたが
まったく頭に入らない。
流れ的にはこんな感じでしたので
誰かの参考になれば。
10時:病院到着、入院手続き
11時
看護師さんから説明、
採血、検温
12時
昼ごはん
美味しかった〜
アドバイスによりふりかけ持参は正解。
13時
また説明
15時
シャワー(17時までに済ませてと言われた)
断続的に、、
院内フロア説明
今後のためのリサーチ協力依頼、説明
麻酔科の面談
明日使うグッズの買い物
執刀医のチェック
エコー
あわただしい。
でも執刀医の先生は
今日も安定の
優しくてイケメンぶりで癒される。
立ち会いの女医さんが
やけに若くて
うっすら心配にもなった。
手術は経験値だけじゃなく
もともとの手先の器用さとか
センスもありそうだから
繊細そうな執刀医の先生を信じよう。
そして意外に恥ずかしかったのは
薬剤師さんのチェック。
わたし普段からポーチの中に
一通り常備薬を入れているのだが、
術後、病室で勝手に飲まないように、
いま飲んでなくても自分の薬を
全部残らず出さないといけなくて、、
目薬も全部出してと言われ
持ち物チェックさながらに
ポーチの中身をザバッと出したら
えらく昔に飲んでいて
入れっぱなしになっていた
「ぢ」の飲み薬まで見つかり
結構な恥ずかしさだった。
厳しさは病院によると思うけど
入院されるときは
みなさん気をつけたほうが良いだろう。
こんな感じで
夕方まではいろんな人が来るため
席は外せず
忙しいのだけど、
断続的にヒマな時間がやってきた。
中途半端にヒマな上に
明日の説明ばかりされるから
なんかいろいろ心配で
怖くなってくるという嫌な感じ。
ちなみに
病院で知り合った方が
入院中に便利だったよと聞いて持参した
保温マグは初日から活躍。
ちょくちょく呼ばれても
蓋が閉められて、保温機能があるため
ホットコーヒーなどの飲み物が冷めないので
超便利!
これは持参をおすすめする。
その後のスケジュールは以下の通り。
18時
晩ごはん
晩ごはん終わってから消灯までは
圧倒的にヒマ。
気持ちはそわそわするので
眠れないため、
早速持参したDVDプレーヤー稼働して
フラメンコの発表会のDVDを見てテンション上げたりと
そわそわし続けた。
21時消灯
もちろん眠れない。
さらに部屋がナースステーションの目の前で
とんでもなく明るく、
さらに隣のベッドの方が
トイレに介助が必要で、毎回わたしのベッドの前を通っていくので
あまり落ち着かない。
余裕なのは今日までかもな、
明日からは痛いしな、など考えて
なぜか身体が火照って微熱あるけど
だるくはない、、という変にハイな状態で
翌朝の手術を待つべく眠りにつこうとしたが
やはりよく眠れず、ウトウトしながら朝を迎えた。
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当時の記録を少し加筆してアップした。
ここからしばらくは、入院中で時間があったこともあり、べつのブログで毎日レポートを書いていたので、当時のものをアップしていく。
誰かの参考になれば幸いである。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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