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《 戦士たちを解放する旅 18 》

身体が痺れるのを感じながら、
私はすぐに自分の中に巣食う、
紫色の蛇を見つけた🐍

びっくりして「悪いのがくっついてる!」と、
慌ててそれを外に出そうとしたけど…

それはどんなに頑張っても、
出ていかなかった。

第一部が終了しみんなが目覚め始めた。
そして焚き火に火を付け、
第二部に入ろうとしていた。

私だけアヤワスカのエネルギーに取り込まれ、
ぐったりしていた😅😳

そしてその状況を観察しながら、
このまま儀式が終わってしまったら❓
蛇を出さないまま終わってしまったら❓

苦しみながらも私は焦っていた。
でもどうしたらいいか分からなかった。

しばらくして気がついた。
「あ、怖いんだ。」

凶暴に思える蛇も実は内心恐怖や孤独、
傷付きたくない…そんな思いを抱えて、
自分を護るために戦っているんだと分かった。

それに気付いて、
蛇を排除しようとするのを止めた。

そしてその気持ちに共感しながら、
愛で包んで統合しようとしたら、
実は…その蛇は私自身だと気付いた。

私は自分の恐怖から人に心を開けず、
心から人を信用できず、
自分で壁を作って自分自身を護るために、
必死に戦っていたのだった。

その時「私はあなた、あなたは私」
の意味がはっきり理解できた。
それで全ての謎が解けた。

私は多分…優し過ぎるが故に、
人を傷付けたくないあまりに、
自分と相手の悲しみや我慢、悔しさなどを、
自分で全て背負って生きてきた。

自分でも全然気付いてなかったけど、
それは相当大きな黒い石で、
私は泣きながら何回も何回も…
(イメージの中で)それを炎の中に放り投げた。

そう言えば…
今回ここに集まった人の中でも、
自分に取って居心地のいい人と、
そうでない人がいる (と思っていた。)

知らず知らずのうちにその理由を、
相手の中に探していたけど、

この4日間一緒に過ごして気付いたのは、
「みんな愛そのもの」ということ。

自分の恐れ故に、
傷付きたくないが故に、
自分で勝手に相手の中に、
その理由を探していただけだった。

本当はみんな優しかったし、
必要な時は必ずそのドアは開いていた。

私はそれに気付いた時、
過去に背負ってきた悲しみの、
大きな黒い石を手放し、
愛の中に自分を委ねて生きると決めた。

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