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日本人の舌にも合う、第2回フレンチガストロノミーの祭典「フランス 美食の余韻 ‐ Food Experience」で見つけたおすすめフード


「フランス 美食の余韻 ‐ Food Experience」の様子

フランス経済の国際化を促進する政府機関であるフランス貿易投資庁 - ビジネスフランス主催のフランス高級食材・飲料の商談展示会「第2回 フランス 美食の余韻 - Food Experience 」が、2023年11月20日、21日の2日間、フランス大使公邸にて開催されました。

「フランス 美食の余韻 - Food Experience 」は昨年初めて開催され、大変好評を博したため、今回第2回目の開催の運びとなりました。大使公邸という特別な空間に、伝統ある老舗ブランドからサステナブルな最新食材まで計17社、総勢23ブランドが集結。

ティボー ファーブル氏

記者会見において、フランス貿易投資庁 - ビジネスフランス代表のティボー ファーブルは「今回、このフードエクスペリエンスには23のフランス企業が出展しており、フランスの食品が多様性に満ちているということをまざまざと実感できる機会となっています。それらはリーズナブルでいて、決して伝統を疎かにしていない素晴らしい商品ばかりです。

例えば、ビスケット、ケーキ、チーズ、チョコレート、シャンパーニュ、ラム、さらには海藻、代替食品など、非常に新しいトレンドを反映しているものもあります。注目して欲しいことは、食品業界の新しいトレンドです。フランスの食文化が日々進化し続けていること、しかも伝統を失うことなく先に進んでいるということを、是非ともその目で、またその舌で確かめていただけたらと思います。

日本とフランスには、料理と食文化へのこだわりという共通の情熱があります。ミシュランの星付きレストランの数は、東京が今現在世界一ですが、決して偶然の成せる技ではないと思っています。

今回出展しているフランス企業は、いずれも高い熱意を持ってこのイベントに参加しています。それは今後長きにわたって皆様とお付き合いしていきたいという心からの願いの表れでもあります。そしてフランスの農産物食品が培ってきた伝統的なノウハウを、ぜひ消費者の皆様にお伝えできればと望んでいます。

他にはない素晴らしさを持っている製品メーカーとしての責任を全うしながら日常を楽しく演出し、伝統に裏打ちされた正真正銘本物の製品という高い価値を持つ製品は、必ず皆様に満足してもらえると信じています」と語りました。

次に、デモンストレーションを行った「グテ」と「アスナ・ショコラ・グラン・クリュ」について詳しくみていきましょう。


1.都会的かつ華やかなフランス菓子で大人気! パティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエによる新ブランド「グテ」

セバスチャン・ブイエによる新ブランド「[Goûter]-グテ」

今回、このフードエクスペリエンスで初お目見えしたのが、パティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエによる新ブランド「[Goûter]-グテ」のパンと焼き菓子です。

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