新しいスタートを切る【慰謝料編】


こんばんは。

離婚にあたって、大きな大きなことの一つ【慰謝料】について今日はお話ししていきたいと思います。

今日、婚姻関係にあるカップルの3分の1は離婚する時代。

慰謝料って請求すべきなの?請求するのってなんか気が引けるな、、、って思っている方が大多数だと思います。が。

私は相手の為にも請求して良かったと考えています。

今回のケースは①婚姻期間(もしくは交際期間)が数年以上 ②相手に離婚理由(最終的にそれに至った出来事等)に該当する非がある ③子どもがいない ④相手から払いますとの打診がない

という私のケースを参考にして書いていきたいと思います。



離婚で悩んでいる方、慰謝料どうしようか悩んでいる方、背中を押したいと思っています。これを読んでちょっとでも前向きになってもらえれば、冥利に尽きます。では、初めていきましょう。



・慰謝料ってそもそも請求した方がいいの?

→請求し、もらった方がいいと考えています。

理由は

お金の切れ目は縁の切れ目論

数年も一緒にいて、人生の伴侶として選んだ相手。そんなこと、非情なのではないか?と考えてしまうかもしれませんが、それは違います。離婚するとは、そもそも”今後は別々の人生を歩んでいきましょう”とお別れをすることです。子どもがいないなら尚更そうすべきだと考えています。一度背中を向けたら、もう後ろは振り向かない。彼(もしくは彼女)のいない人生を前を向いて全力で進むしかないんです。下手に連絡を取ったり、会ったりする間柄ではいけないのです。”友達に戻りましょう”なんて家族まで巻き込んでおいてそんな都合のいい話はないと思いますし、相手も開放してあげましょう。あなたのいない人生に、向き合わせてあげましょう。相手の幸せなんて願わなくたっていいんです。どうぞ、お元気で。くらいにしておけばいいんです。いずれ、願えるようになります。それぞれ幸せでいられるといいね、と。この手続きを取った方が金銭的にも精神的にもキッパリお別れができます。離婚を経験した友人数人から話を聞いても慰謝料のやり取り(金銭的解決)をした人の方が、後腐れなくすっきり出来ている印象が多いです。これこそ、ポジティブな金の切れ目は縁の切れ目論です。


離婚が成立した後慰謝料は請求できないケースが多い

基本的に離婚するにあたって、ほとんどの方は協議で済むパターンが多いと思いますが、その際に机上に乗らない話し合うべき問題こそ”慰謝料”だと思っています。特に20代・30代前半のご夫婦にありがちではないかと感じています。理由として、前述しましたが、人生の伴侶として選んだ相手だから、、、とそんなことしたら可哀想。とか、若いから経済的にそんな大金を払うのは無理なんじゃないか?と敬遠しがちなのです。結論から言うと、お金を用意する手段はたくさんあるのでその点は心配する必要はありません。また、これに関しては、離婚成立してから後悔したことランキングトップ3には入るのではないでしょうか。書面等でやり取りしあい、慰謝料は請求しないと言う形で合意をした後、必ずと言っていいほど後悔することの一つです。離婚後少し時間が経って冷静になって考えた後や、自身の生活水準が大きく低下してしまった時に、代理人を立ててでももらうべきだったと後悔しかねません、”もらっておけば良かった”と。もらわないで後悔するより、もらって後悔することが圧倒的に少ないです。弁護士を立てることもお金もかかるし、精神的にもつらいかもしれませんが、今は法テラスなど経済的に余裕のない方でも法律の専門家を代理人として立てることができます。慰謝料なんていいから早く離婚したい!と考えて焦って離婚の手続きを取るのは禁物です。時間や体力も消耗するし、こんなにつらいことは正直そうそうありません。だからこそ、だからこそです!!一度でいいので誰かに相談してみたり(法律の専門家に相談するのが一番いいかと)、冷静になって離婚後何がしたいか?(パーっと遊ぶ、海外旅行に行く、学校に通うなど)なんでもいいので考えてみることが得策です。難しいかもしれませんが、割り切って今まで我慢していたそれをするためのお金をもらうくらいに考えればいいと思います。慰謝料もらっておけば良かった〜、と思う頃はもう時すでに遅しなのですから。


二人の関係にけじめをつける

慰謝料のやり取りこそが、相手に対する最後の愛情であり、お互いが一番スッキリする解決方法だと考えています。正直なところ、離婚をしなくてはいけないところまで来ていると言うことは、相手は離婚理由となるその問題自体に罪の意識は全くありません。本当に申し訳ないと思っている元パートナーであれば本人から払いますとの打診があります。その打診がないのであれば、自身に問題があったとの自覚なんてまるでないのか、自分に非があると分かっていても、自分のことしか考えていません。そこで、あなたがした〜が離婚に至る大きな事由となり、それに伴い慰謝料を請求します。と矢を放つのです。そこでわかりました、と簡単に支払いに応じないかもしれません。これ(離婚)に至るまでの大きな事由があり、償うべきは相手であることを訴え続けます。ここまでして謝って欲しいなんて思ってない!と嫌気もさしてくるかもしれませんが、相手のためでもあります。”あなたがした〜によってここまでお金、時間を使って、多くの人に迷惑をかけ、私は傷つきました”と。知らせて、当事者同士で責任を取るのです。そして、お二人の関係を終わらせる”けじめ”をつけることができます。お金で解決することは寂しく感じるかもしれませんが、この金銭的手続きを取ることによって一度区切りをつけることができるのです。これこそが最後の愛情で、当事者同士の責任の取り方であると考えています。

以上ざっくり3つの理由から、慰謝料は受け取った方がいいと激推しして来ました。いやいや、そう簡単には無理っしょ!!と思っているかもしれませんが、後々後悔するくらいなら今暴れておきましょう。

慰謝料って形式上の言葉なので堅苦しく、重たく聞こえますし、お金で解決するって浅はか、、、って感じるかもしれませんが、離婚における慰謝料は

お互いがそれぞれ幸せに歩んでいくための資金”だと考えています。

そう考えればちょっとはポジティブに考えられませんか?

いやいや、そんなのもらう側の都合のいい解釈でしょ?と思うかもしれませんが、そもそも慰謝料を請求することはそんなに悪いことでも、被害感情が強すぎることでもありません。傷ついたところを修復するための対価であって、それを傷つけた方に負担してもらうのはおかしい話じゃないですよね。対等であることは大前提なのですから。

そして、後腐れない別れを望むのであれば、金銭的解決は必須事項なのです。相手もきれいに精算し、やり直すキッカケにもなります。形として、そういう事実にしっかりとピリオドを打つことに意味がある。相手にとったら大金を払うなんて。と考えるかもしれませんが、この長い長い2人の旅を、ちゃんと終わらせる大きなキッカケになるのは間違いありません。なら、相手にもあなたなしでの人生を懸命に生きるきっかけを与えてあげましょう。

なので、あまり消極的にならずに自分が傷ついた事実を伝えていくことが、今後の人生を歩む上でよりハッピーになる秘訣なのかなと思っています。

次回は私が実際に慰謝料を獲得するに至るまでをお話しして行こうかと思います。

お楽しみに。

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