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人生は一度きり。だから悔いのない子育てを、そしてあなたらしい生き方を。

母親としてこんな感情を抱いていることはありませんか?

「仕事も、子育ても、どちらも大切。やりたい仕事もあるし、子どものことも、もっと考えたい。でも、毎日時間に追われて、目の前のことで精一杯。仕事も、家事も、子育ても、やらなければならないことだらけ……。やりたいことに手がまわらず、なんとなく中途半端な気分。仕事ではまわりから置いていかれそうで、ちょっと焦りも感じてしまう……私のキャリアはどうなるのかな……」

「今は仕事をしていないけれど、子育てが落ち着いたら何かしたい。でも子育てが大切だから、正社員で戻るというのもなんだかなぁ。どんどん社会からおいていかれそう…」

父親としてこんな感情を抱いていることはありませんか?

「子どものことがかわいくて仕方ないのに、見られるのは寝顔ばかり。気づいたらどんどん成長していて、その瞬間を見逃しているようで、もったいないような気もする。仕事は大切だけど、子どもやパートナーとの時間ももっと大切にしたい。育休も取ればいいのかもしれないけど、休みを取りたいと言ったら周囲からどんな目で見られるかわからないし、これからのキャリアに影響してしまうかもと思うと、やっぱり迷うな……」

また、子どもを産むことについて迷っている方もいます。

「子どもはほしいけれど、仕事も楽しいし、まだまだやりたいこともいっぱいあるし、自分の時間も楽しみたい。子育ては大変そう。仕事にブランクができるのも不安だし、産むタイミングがむずかしいな……」

これらの感情を抱いているなら、あなたのキャリアと子どもの未来のキャリアを真剣に考え、あなたの幸せのための、家族の幸せのための、第一歩を雪を出して、踏み出すべきです。

 「人生は一度きり」という名言が多数ありますが、その先はいろいろな言葉が続いています。子育てをしていると、あっという間に成長をしていく子どもを見ながら、「子どもの今はこの時しかない」ということを実感します。特に生まれてから1歳、2歳くらいまでは、日々、成長し、変化していく我が子を見ていると、この一瞬を逃したくないという思いを強く持ちました。

 しかし、現実には、まだまだ子育ての制度が整っていない時代、上の子は8カ月で保育園へ入所せざるを得ず、まだハイハイもしない息子がお座りをしたまま必死に動こうと泣き叫ぶ声を聞きながら、毎日、私も泣きながら仕事に向かった日のことを思い出し、この頃の息子の成長をどれだけ私は共に過ごせてきたのだろうかと、思うことがあります。

 そんな私の子どもたちも今は22歳と19歳。私は息子が小学校6年生、娘が小学校3年生になるタイミングで、新卒以来22年間勤務した会社を辞めましたが、会社を辞めて10年経った今も、仕事でキャリアを積みながら、自分らしい人生を送っています。会社を辞めてからの私は、自分が大切だと感じることに時間と自分のエネルギーを使い、キャリアも子育ても満足のいく日々を送ることができる。この幸せな生き方をこのたび、1冊の本にまとめました。

 子育て期間はあっという間。人生100年時代のいま、18歳を成人として、そこまで育てる時間は人生のわずか18%の期間でしかありません。この短い時間をどう過ごすのかで、家族の関係性、そして、あなた自身のキャリア、子どもの未来のキャリアも大きく変わっていくのです。

 子どもたちの幸せな未来のために、そして、誰もが自分らしく生きられる世の中のために、この本がお役に立てればうれしいです。


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