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パリのクリスマスとドバイのカウントダウンとニューイヤー~MY JOURNEY③~

 2023年12月23日~2024年1月4日の約2週間。留学帰りの息子とパリで待ち合わせ、娘と3人で旅をした記録です。
 旅行が趣味ではありますが、普段はホテルと飛行機は旅行代理店へお願いするパターン(現地で何か緊急事態が起こった時に頼れる旅行代理店のデスクがあった方が安心ということが理由)ですが、今回、娘と私は日本から、息子はパリからの旅行となるため、パッケージだと割高になることから、初めて飛行機、ホテルなど、すべて自分で予約するという計画を立てました。ロシア上空が飛行できない今、北回り直行便で行ってもパリまでは15時間近くかかることから、南回りでストップオーバーを使って、パリだけでなくドバイも旅しちゃおうというという今回の旅がどなたかの旅の参考になればと思い、記事にしています。

パリ2日目


 2024年12月25日。パリの天気は曇り。思ったより寒くはない。
芸術の都、パリ。なので、今回はパリミュージアムパスを購入し、芸術に浸ることに決定。

 クリスマスの日、25日は、ほとんどのお店、観光地がクローズになるので、事前にリサーチし、モンマルトルの丘にある『サクレクール寺院』と『ポンピドーセンター』を観光。観光客は皆同じことを考えるので、サクレクール寺院は大行列。テロ警戒レベルが引き上げられているパリなので、周囲には警察車両と銃を構えた警察官がちらほら。今回の旅で一番心配しているのがテロなので、人混みには本当は行きたくなかったのですが、このように守ってくださる警察官のおかげでちょっとだけ安心できました。
 寒空でひたすら待つこと30分。今まで自己主張をあまりせず、横入りをされても何も言えなかった息子が、留学でいろいろな国の人と触れ合ったことで、「油断していると横入りされるから気を付けて」と言ってきた時には、息子の成長を感じ、ぐっときてしまいました。


 昼食は、中華。お店に入った瞬間、中国語で話しかけられましたが、息子が中国語で日本人だと伝えると、突然、フランス語へ変わります。いや、どちらもわからないのだけど…と思いながらも、同じ漢字圏の国民同士。漢字があれば、コミュニケーションはとれます。世界中、どこへ行っても中華料理のお店があって、馴染みの味が食べられると、同じアジア人としてほっとします。


 ポンピドーセンターは現代アートの展示なので、いまいち苦手。息子は熱心に見て回るので、娘と一緒に最上階のカフェでお茶。エッフェル塔が遠くに見え、少しずつ暗くなっていく姿が美しく、1杯2000円近くするコーヒーも、景色代込みと思えば、納得はできます。周囲のお客様はアルコール、食事、スイーツなど、テーブルいっぱいオーダーしていて、とても楽しそう。

 夕食はさらに地下鉄で移動し、事前に予約をしてあったビストロのクリスマスディナー。ワインを飲んでほろ酔い気分でパリ2日目の観光を終了。
…次回へ続く…

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