【詩】強がりさんは涙脆い

自分のなかで

自分自身の心を支えていたナニカが

ガタガタと音を立てて崩れる音がした

きっかけはほんの些細なこと

こんなに悲しい気持ちになる必要なんてないはずで

なんてことないはずなのに

どうしてだろう

大丈夫、大丈夫・・・

気にしない・・・大丈夫・・・

そう自分に言い聞かせてみても
涙は止まらなくてどうしようもない

誰かの支えになりたいとか

誰かの力になりたいだとか

いつもそんなこと言っておきながら

自分が一番助けてほしい時に

「助けてほしい」と言えない

だから強くなろうとした

でもやっぱり私は弱いままなのかもしれない

今日はもう強がれないや

一人でも大丈夫って思っていたけど

一人じゃ受け止めきれない時もあるんだね

それを教えてくれてありがとう

そしてごめんね、私

今日は許して